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河瀬斌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

河瀬 斌(かわせ たけし、1944年 - )は、日本の脳神経外科医慶應義塾大学名誉教授。2008年には日本神経内視鏡学会会長を務めた[1]

1989年に設立された日本頭蓋底外科研究会(後に学会)では設立の準備の中心となり[2]、初代理事長を務める[3]

脳の最深部出血の手術を世界で初めて開拓、独自の手術は河瀬のトライアングル(Kawase's triangle)とも呼ばれ、国際的にも著名である[4]

略歴

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1944年に東京で生まれる[4]

1970年慶應義塾大学医学部医学科を卒業する[4]

1999年から2001年慶應義塾大学病院外科と脳神経外科の診療科部長を務め、2001年には副院長に就任する[4]

2008年よりユタ大学などの客員教授を務め、2010年には慶應義塾大学名誉教授となった[4]

賞歴

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  • 2007年 日本脳神経外科齋藤眞国際賞
  • 2009年 慶應義塾賞
  • 2013年 Dandy賞

著書

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単著
共著

出典・脚注

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  1. ^ 開頭しない脳内手術」『週刊朝日』2008年7月18日号、朝日新聞出版、2008年7月。 
  2. ^ 日本頭蓋底外科学会創立の経緯”. 日本頭蓋底外科学会. 2016年7月27日閲覧。
  3. ^ 役員名簿”. 日本頭蓋底外科学会. 2016年7月27日閲覧。
  4. ^ a b c d e 2016年度 前期 - 関西学院大学” (PDF). 関西学院大学. 2016年7月27日閲覧。