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水谷雄一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
水谷 雄一
名前
愛称 ミズ
カタカナ ミズタニ ユウイチ
ラテン文字 MIZUTANI Yuichi
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1980-05-26) 1980年5月26日(44歳)
出身地 東京都町田市
身長 187cm
体重 79kg
選手情報
ポジション GK
利き足 右足
ユース
1996-1998 日本の旗 清水商業高校
1999 日本の旗 関東学院大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1999-2000 日本の旗 湘南ベルマーレ[注 1] 22 (0)
2001-2006 日本の旗 アビスパ福岡 144 (0)
2002 日本の旗 セレッソ大阪(loan) 0 (0)
2007 日本の旗 柏レイソル 1 (0)
2008-2012 日本の旗 京都サンガF.C. 157 (0)
2013 日本の旗 アビスパ福岡 13 (0)
2014 日本の旗 カターレ富山 12 (0)
2016 日本の旗 J.FC MIYAZAKI 0 (0)
通算 349 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

水谷 雄一(みずたに ゆういち、1980年5月26日 - )は、東京都出身の元プロサッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはゴールキーパー

経歴

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清水商業高校(現静岡市立清水桜が丘高等学校)3年時に第77回全国高等学校サッカー選手権大会に出場したが、3回戦で兵庫県滝川二高に敗れた。高校卒業後の1999年関東学院大学に進学するものの同年に中退してJ1ベルマーレ平塚に入団。しかし、3試合の出場にとどまりチームはJ2に降格した。

チーム名を湘南ベルマーレに改めた2000年名古屋グランパスから加入した伊藤裕二とポジションを争い19試合に出場したが、この年限りで湘南を退団した。2001年アビスパ福岡に移籍、同年は出場なしに終わり2002年セレッソ大阪にレンタル移籍したが、ここでも下川誠吾の前に出場機会はなく1年で福岡に復帰した。それでも2003年より徐々に出場機会に恵まれるようになり、背番号1を付けた2004年からは大神友明塚本秀樹の両ベテランを差し置いてレギュラーを獲得。2005年には全44試合にフル出場した。

福岡のJ2降格に伴い2007年柏レイソルに移籍[1]南雄太から背番号1を譲り受けたが、出場機会には恵まれず1年で退団。2008年京都サンガF.C.に移籍した[2]。京都では平井直人に代わり正GKとして試合に出場した。2010年の後半戦は守田達弥にレギュラーを奪われたが、平井が引退した2011年からは背番号1を受け継いだ。それ以降は再びレギュラーとなり、守田は出番を求めレンタル移籍した。

2013年、アビスパ福岡へ7年ぶりに復帰[3] が、6月1日の第17節ロアッソ熊本戦で負傷した[4]。既に交代枠を使い切っていた上に西田剛が退場となっていたため、水谷はプレーを続行しようとしたものの周囲に止められ[5]、担架で運ばれ退場した。9人となった福岡は城後寿が急遽GKを務め、シュートを2本止めるなど健闘したが、後半45+10分にファビオに失点を許して1-1で引き分けた。以降の試合では、昨年から引き続いて神山竜一が正GKを務めた。水谷の負傷は左アキレス腱断裂と診断されたが、驚異的な回復力で11月に練習に復帰。11月17日の第41節愛媛FC戦で約5ヶ月半ぶりのリーグ戦出場を果たした。

2014年カターレ富山へ完全移籍[6]。富山は、安間貴義監督がJ1昇格プレーオフを目指す過程においてプレーオフ出場経験のある選手を求めており、福岡との契約が残っているものの[7](京都在籍時にプレーオフ出場経験のある)水谷の獲得に動いた[8]。開幕からスタメン出場を続けていたが、前年の負傷の影響から精彩を欠き、出場12試合で勝ち点2しか挙げられずに飯田健巳やレンタルで加入した廣永遼太郎にポジションを奪われていった。

2014年のシーズン終了をもって引退した[9] が、2016年9月、J.FC MIYAZAKIで現役復帰[10] し、シーズン終了後に退団した[11]

2017年AC長野パルセイロGKコーチに就任[12]

2021年、栃木SCのGKコーチに就任[13]

2021年12月24日、AC長野パルセイロ・レディースのGKコーチに就任[14]

2023年、FC今治のGKコーチに就任[15]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
1999 平塚 26 J1 3 0 0 0 0 0 3 0
2000 湘南 21 J2 19 0 2 0 0 0 21 0
2001 福岡 30 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2002 C大阪 22 J2 0 0 - 0 0 0 0
2003 福岡 16 24 0 - 3 0 27 0
2004 1 43 0 - 1 0 44 0
2005 44 0 - 0 0 44 0
2006 J1 33 0 0 0 0 0 33 0
2007 1 0 1 0 1 0 3 0
2008 京都 21 26 0 3 0 2 0 31 0
2009 34 0 6 0 2 0 42 0
2010 17 0 1 0 1 0 19 0
2011 1 J2 38 0 - 6 0 44 0
2012 42 0 - 2 0 44 0
2013 福岡 23 13 0 - 0 0 13 0
2014 富山 21 12 0 - 0 0 12 0
2016 JFC宮崎 35 九州 0 0 - - 0 0
通算 日本 J1 114 0 11 0 6 0 131 0
日本 J2 235 0 2 0 12 0 249 0
日本 九州 0 0 - - 0 0
総通算 349 0 13 0 18 0 380 0

その他の公式戦

代表歴

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指導歴

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脚注

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  1. ^ 1999年は「ベルマーレ平塚」

出典

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  1. ^ 水谷 雄一選手が完全移籍加入』(プレスリリース)柏レイソル、2007年1月13日http://blog.reysol.co.jp/news/2007/008090.html 
  2. ^ 水谷 雄一選手 京都サンガF.C.へ完全移籍』(プレスリリース)柏レイソル、2007年12月25日http://blog.reysol.co.jp/news/2007/008526.html 
  3. ^ 水谷 雄一選手 京都サンガF.C.より完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)アビスパ福岡、2012年12月25日http://www.avispa.co.jp/index_box/release/release_2012_326.html 
  4. ^ 水谷 雄一 選手の負傷について』(プレスリリース)アビスパ福岡、2013年6月4日http://www.avispa.co.jp/index_box/release/release_2013_164.html 
  5. ^ 北嶋秀朗 (2013年6月1日). “北嶋秀朗のツイート”. Twitter. 2014年1月18日閲覧。
  6. ^ 水谷雄一選手 アビスパ福岡より完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)カターレ富山、2013年12月30日http://www.kataller.co.jp/news/2013/1230_2.html 
  7. ^ 【2014シーズン始動!】富山:新体制・新加入選手記者会見での出席者コメント”. J's GOAL (2014年1月14日). 2014年1月18日閲覧。 “水谷選手の獲得は守田選手の新潟への移籍が決まる前から考えていた。福岡との契約も残っていたが移籍を決断してくれた。”
  8. ^ 【富山】福岡GK水谷獲り J337試合出場の33歳”. スポーツ報知 (2013年12月30日). 2014年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月18日閲覧。
  9. ^ 水谷雄一選手 現役引退のお知らせ”. カターレ富山 (2014年11月21日). 2014年11月21日閲覧。
  10. ^ 新規加入選手のお知らせ”. J.FC MIYAZAKI (2016年9月1日). 2016年9月6日閲覧。
  11. ^ 2016選手退団のお知らせ”. J.FC MIYAZAKI (2016年12月20日). 2017年2月26日閲覧。
  12. ^ 2017シーズン トップチームコーチングスタッフ決定のお知らせ”. AC長野パルセイロ (2016年12月28日). 2017年2月26日閲覧。
  13. ^ 水谷雄一GKコーチ 就任のお知らせ”. 栃木SC (2021年1月6日). 2021年1月11日閲覧。
  14. ^ 水谷雄一GKコーチ 加入のお知らせ”. AC長野パルセイロ・レディース (2021年12月24日). 2021年12月28日閲覧。
  15. ^ 【トップチーム】AC長野パルセイロ レディースより水谷 雄一氏のトップチームGKコーチ就任について FC今治 2023年1月12日

関連項目

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外部リンク

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