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歩兵第1連隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
歩兵第1連隊
創設 1874年
廃止 1945年
所属政体 大日本帝国の旗 大日本帝国
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位 連隊
兵科 歩兵
編成地 東京
通称号/略称 玉5914
愛称 頭号連隊 歩一
補充担任 麻布連隊区 - 東京連隊区
上級単位 東京鎮台 - 第1師団
最終位置 フィリピン セブ島
戦歴 西南 - 日清戦争 - 日露 - 乾岔子島事件 - 日中 - ノモンハン事件 - 第二次世界大戦
特記事項 二・二六事件
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歩兵第1連隊(ほへいだい1れんたい、歩兵第一聯隊旧字体步兵第一聯隊󠄁))は、大日本帝国陸軍連隊のひとつ。駐屯地はのちの防衛庁、現在の東京ミッドタウン

沿革

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1874年(明治7年)1月、最初の歩兵連隊として東京で編成され[1]東京鎮台に属した[2]。1888年(明治21年)に鎮台が廃止され師団制が布かれると、第1師団に属した。

歴代連隊長

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歴代の連隊長
(特記ない限り陸軍大佐
氏名 在任期間 備考
1 長谷川好道 1873.5.14 - 心得(少佐)、1873.11.中佐
2 乃木希典 1878.1.26 - 中佐、1880.4.大佐
3 山沢静吾 1883.2.12 - 1884.2.13
4 立見尚文 1884.2.14 - 中佐
5 井上光 1885.5.26 - 中佐、1888.11.大佐
6 比志島義輝 1889.9.11 -
7 隠岐重節 1892.9.8 - 中佐、1894.12.大佐
8 斎藤太郎 1895.12.26 - 1901.11.3 中佐、1897.10.大佐
9 丸井政亜 1901.11.3 - 1903.1.13
10 小原正恒 1903.1.13 - 中佐、1903.12.大佐
11 寺田錫類 1904.5.26 - 中佐
12 生田目新 1904.12.13 - 中佐
13 小原正恒 1906.3.14 - 1907.5.7
14 宇都宮太郎 1907.5.7 - 1908.12.21
15 与倉喜平 1908.12.21 - 1912.3.5
16 朝久野勘十郎 1912.3.5 - 1913.8.31
17 市瀬敬三郎 1913.8.31 - 1916.8.18
18 天野邦太郎 1916.8.18 -
19 小泉六一 1918.3.13 -
20 松本五左衛門 1919.4.15 -

大佐

21 岩倉正雄 1923.8.6 -
22 末松茂治 1924.8.20 -
23 服部兵次郎 1927.7.26 -
24 東條英機 1929.8.1 -
25 篠塚義男 1931.8.1 - 1932.8.8[3]
26 渡久雄 1932.8.8 -
27 本間雅晴 1933.8.1 -
28 小藤恵 1935.8.1 - 1936.3.28[4]
29 牛島満 1936.3.28 -
30 十川次郎 1937.3.1 -
31 柳田元三 1938.7.15 -
32 後藤光蔵 1939.8.1 -
33 浅見敏彦 1940.7.1 -
揚田虎巳 1942.8.1 -

脚注

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  1. ^ 遠藤芳信 2004, p. 77.
  2. ^ 公文別録(陸軍省衆規渕鑑抜粋)第11巻、「歩兵第一聯隊ヲ東京鎮台ノ管轄ト定ム」。
  3. ^ 『官報』第1683号、昭和7年8月9日。
  4. ^ 『官報』第2770号、昭和11年3月30日。

参考文献

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  • 官報
  • 『公文別録』(陸軍省衆規渕鑑抜粋)。国立国会図書館デジタルアーカイブを2019年3月閲覧。
  • 遠藤芳信「日露戦争前における戦時編制と陸軍動員計画思想(1) : 鎮台編制下の過度期的兵員併用・供給構造の成立」『北海道教育大学紀要. 人文科学・社会科学編』第54巻第2号、北海道教育大学、2004年2月、67-81頁、doi:10.32150/00005378ISSN 1344-2562NAID 110000080351 

関連文献

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  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。

関連項目

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