橋本尚文
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橋本 尚文(はしもと なおふみ、1961年(昭和36年)12月14日 - )は、日本の外交官。対パレスチナ暫定自治政府日本国政府代表事務所長、駐イラク特命全権大使、沖縄担当特命全権大使等を経て、人権担当担当特命全権大使。
経歴・人物
[編集]高知県出身。1985年 東京大学法学部第2類(公法コース)卒業[1]。外務省入省[2]。1991年6月 外務省経済協力局開発協力課。1992年7月 外務省経済協力局開発協力課長補佐。外務省経済協力局国別開発協力第二課長や[3]、外務省領事局政策課長[4]、在イスラエル日本国大使館パレスチナ担当大使・対パレスチナ暫定自治政府日本国政府代表事務所長等を経て、2012年 在アメリカ合衆国日本国大使館公使[5][6]。2013年 在エジプト日本国大使館公使[7]。2015年 外務省中東アフリカ局参事官[8]。同年 外務省中東アフリカ局兼領事局兼総合外交政策局審議官[9]。2018年 外務省大臣官房付。同年7月から駐イラク特命全権大使を務め[2]、バスラ油田への円借款の署名式にあたるなどした[10]。2020年 特命全権大使(沖縄担当)[11]。2022年特命全権大使(人権担当兼国際平和貢献担当)[12]。2024年、依願免職[13]。
同期
[編集]- 相木俊宏(21年タジキスタン大使)
- 磯俣秋男(24年スリランカ大使・21年アラブ首長国連邦大使)
- 市川とみ子(23年軍縮会議代表部大使)
- 伊藤恭子(23年チリ大使・20年エチオピア大使)
- 稲垣久生(23年トンガ大使)
- 大菅岳史(22年チュニジア大使・19年国連次席大使・18年外務報道官・17年アフリカ部長)
- 大森摂生(22年ボツワナ大使)
- 島田順二(21年メルボルン総領事)
- 清水信介(22年特命全権大使(アフリカ開発会議(TICAD)担当兼アフリカの角地域関連担当、国連安保理改革担当、安保理非常任理事国選挙担当)・18年チュニジア大使)
- 鈴木秀生(24年特命全権大使(広報外交担当兼国際保健担当、メコン協力担当)・20年チェコ大使・19年国際協力局長・17年地球規模課題審議官)
- 鈴木浩(22年インド大使・20年外務審議官・12年内閣総理大臣秘書官)
- 鈴木亮太郎(21年アイスランド大使)
- 滝崎成樹(20年内閣官房副長官補・19年アジア大洋州局長)
- 竹内一之(22年ザンビア大使)
- 垂秀夫(20年中国大使・19年官房長)
- 中前隆博(22年スペイン大使・19年アルゼンチン大使・17年中南米局長)
- 福島秀夫(21年パナマ大使・18年ヒューストン総領事)
- 前田徹(21年ブルネイ大使)
- 水嶋光一(21年イスラエル大使・19年領事局長)
- 水越英明(24年スウェーデン大使・21年スリランカ大使・20年国際情報統括官)
- 武藤顕(23年ロシア大使・22年外務省研修所長)
- 森美樹夫(23年ニューヨーク総領事・21年領事局長)
- 山元毅(23年ペルー大使・19年グアテマラ大使・17年東京都外務長)
- 宮川学(22年沖縄大使・19年デンマーク大使)
脚注
[編集]- ^ 各府省幹部職員の任免に関する閣議承認の閣議書(令和2年10月6日付)
- ^ a b イスラエル大使に相星氏ら日本経済新聞2018/7/20 19:01
- ^ スーダン支援に関する政府調査団の派遣について外務省平成17年6月23日
- ^ 海外安全官民協力会議 第 24 回幹事会開催結果【概要】外務省平成 20年1月29 日
- ^ 「月8日】日本政府、UNICEFを通じパレスチナの子どもたちを支援」ユニセフ
- ^ 人事、外務省日本経済新聞
- ^ 「人事、外務省(2013/6/17 0:00)」 日本経済新聞
- ^ 「人事、外務省(2015/10/1 0:00)」日本経済新聞
- ^ 「人事、外務省(2015/12/8 0:00)」 日本経済新聞
- ^ 日本】 JICAがイラクの油田開発に円借款TRT 日本語17.06.2019 ~ 27.09.2019
- ^ 人事 外務省 毎日新聞 2020年10月7日
- ^ 幹部名簿(目次)外務省
- ^ “令和六年一月三十日付人事異動”. 外務省. 2024年3月22日閲覧。
外部リンク
[編集]- 最近のイラク情勢 - 2020年3月30日