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横山鉱業部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

横山鉱業部(よこやまこうぎょうぶ)は、石川県能美郡尾小屋村(現小松市尾小屋町)に存在した尾小屋鉱山の経営母体。

概要

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加賀藩横山隆平(旧藩5万石、年寄衆)を代表とする金融会社、苟完社(こうかんしゃ)が尾小屋鉱山への出資を行ったことに端を発する。1881年(明治14年)から、横山は本格的に鉱山経営に乗り出す。その後、1895年(明治28年)には、岐阜の平金鉱山を買収した。この平金鉱山と尾小屋鉱山を合わせて、1904年(明治37年)横山鉱業部を創設する。1910年(明治43年)6月4日、合名会社横山鉱業部を組織する[1][2]1931年(昭和6年)横山家が尾小屋鉱山を手放し、横山鉱業部の終焉をみる。なお、横山鉱業部による平金鉱山での採掘は1918年に停止している。

脚注

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  1. ^ 『日本全国諸会社役員録. 明治44年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 『大日本銀行会社沿革史』(国立国会図書館デジタルコレクション)

関連項目

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