ルミネtheよしもと
ルミネtheよしもと LUMINE the YOSHIMOTO | |
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情報 | |
通称 | ルミネ |
開館 | 2001年4月 |
客席数 | 458席+立見席 |
用途 | ネタ、ライブ、吉本新喜劇 |
運営 | 吉本興業株式会社 |
所在地 |
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-38-2 ルミネ新宿2 7F |
位置 | 北緯35度41分22.4秒 東経139度42分0.9秒 / 北緯35.689556度 東経139.700250度座標: 北緯35度41分22.4秒 東経139度42分0.9秒 / 北緯35.689556度 東経139.700250度 |
アクセス | JR新宿駅南口・東南口より徒歩すぐ |
外部リンク | ルミネtheよしもと |
ルミネtheよしもと(ルミネザよしもと、英: LUMINE the YOSHIMOTO)は、吉本興業が運営するお笑い専門の劇場。東京都新宿区の東日本旅客鉄道(JR東日本)新宿駅に隣接する商業ビル「LUMINE2」の7階にある。通称は「ルミネ」で、ルミネの無い関東以外、また吉本所属の芸人の発言で「ルミネ」といえば、この劇場のことを指すことが多い。
概要
[編集]ここは、元々ルミネホール「ACT」(アクト)という名の貸ホールであった。2001年4月に、吉本興業の東京拠点としてオープンする。458の客席を備え、同社の劇場としては中規模の部類に入る。客席数は大阪のなんばグランド花月(NGK)の半分程度で、よしもと祇園花月より数十席少ない。
同社が1990年代に設立した「銀座7丁目劇場」「渋谷公園通り劇場」は若手芸人のファン層である若い女性が主な客層だった。しかしルミネtheよしもとは幅広い年齢層の観客獲得に力を入れ(新喜劇の上演・休日昼間の公演など)、成果を挙げている。
劇場の前には「よしもとエンタメショップ(旧:よしもとテレビ通り)」という物販スペースがあり、吉本芸人のオリジナルグッズやテレビ番組の関連グッズなどを扱っている。お笑いファンだけでなく地方からの団体客などを意識した商品が多く、観光名所としての充実を図っている。
日本テレビとの共同キャンペーン「Laugh&Peace」の発表会見、遠藤章造と千秋の結婚会見(現在は離婚)など注目を集める発表がルミネtheよしもとで行われている。
2008年5月26日同劇場ロビーで7周年キャンペーン記者会見が行われた。
2008年7月1日より、これまでの通常3公演から、日によっては最大6公演となる。
2010年11月1日より、新宿夜寄席LUMI☆NETA 90という90分ネタのみのレギュラーライブが始まる。
インターネットも活用しており、2003年3月までは若手芸人が出演するライブをストリーミング生中継、2010年9月30日に行われたYTA Twit Liveの模様をUstreamで配信した。2010年10月25日より劇場の楽屋より毎日Ustream生配信を開始。12:15〜 15:15〜 19:15〜の1日3回。MCはその日の前説担当の若手芸人。番組名は“ルミネtheよしもと なう。”前説担当の芸人のほか楽屋にいる芸人が飛び入りで出演することもある。
2018年7月18日放送の「ナカイの窓」(日本テレビ系)で、中居正広と広瀬アリスがルミネtheよしもとの舞台にサプライズ出演し、ハイキングウォーキングと共に彼らのネタ“スーパーイリュージョン”に挑戦した[1]。客にファミリー層が多いこともあり、演者には下ネタは軽いものでも一切禁止されている。
公演形態
[編集]基本的に平日は2回公演(14:00-、16:10-)、土日祝は3回公演(11:30-、14:10-、16:50-)。 平日は原則漫才・コントのみの構成だが、「SPコント」という演目で様々な組み合わせのユニットコントが披露される日もある。<原西孝幸(FUJIWARA)×大山英雄、バッファロー吾郎A×くっきー!(野性爆弾)×大山英雄、大山英雄×2丁拳銃×まちゃまちゃ×赤松新、椿鬼奴率いる劇団椿など>
また平日の本公演ではコント師のみが登場する「コントの部」も不定期で開催。
土日祝の公演では「SPコメディ」も上演。主にほんこん、木村祐一、石田靖、間寛平らが座長を務めている。また月一回ほどのペースで今田耕司も座長を担当。
平日は夜公演として「よるのお笑いライブ」も開催。若手・中堅のネタがリーズナブルな価格帯で楽しめるイベントとなっている。
過去の公演形態
[編集]- 1回目、2回目、3回目 - 1回目(旧・1じ3じ):12:00 - 14:00、2回目(旧・4じ6じ):15:00 - 17:00、3回目(旧・7じ9じ):19:00 - 21:00。ただし、3回目は平日のみ。前半は芸人のネタ見せである「ネタ」、後半は「吉本新喜劇」「スペシャルコント」「ルミネtheよしもとプロデュース公演」など日替わり公演となる。また、日によっては「ネタバラエティ」と題し、ネタ見せのみで2時間の公演となる場合もあった。
- 新宿夜寄席LUMI☆NETA90 - 2010年11月1日から開始となるレギュラーライブ。主に平日の19時より公演。漫才やコントのいわゆるネタのみのライブで、90分公演。前売・当日ともに料金3000円。公演終了後に出演者全員が舞台上に集合し、エンディングトーク並びに写真撮影タイムが設けられていた。※スケジュールにより参加できないタレントがいる場合がある。
- YOSHIMOTOライブスペシャル - 土・日・祝日・(平日に公演する場合も有):19時開演 21時終演。タレントプロデュースによるイベントやゲーム、「大喜利」「トーク」「ネタ」などのスペシャルライブ。定期的に行われる公演としては、千原兄弟MCの「べしゃり部」、千原ジュニアMCの「芸人定食」、ライセンス単独ライブの「ENJOY」、2丁拳銃単独ライブの「GU」などがある。また、毎年のM-1グランプリ(かつては準決勝で、2019年では3回戦で)、R-1ぐらんぷり(かつては準決勝で、2019年では準々決勝で)、及び女芸人No.1決定戦 THE W(準決勝)もここで開催されていた。
- 業界イチの青田買い - 不定期開催(月に3 - 4回程度):開演10:00 - 11:00、DVD収録日9:30 - 11:00。若手芸人主体のモーニングライブ。
- ワンコインライブ - 平日:17:45 - 18:15。30分に凝縮された若手のネタ・企画中心のライブ。前売券、当日券共にワンコインの500円。
- プライムライブ - 不定期開催:開演22:00 - 23:00。芸人発信の1時間の企画ライブ。
- オールナイトライブ - 春夏冬休み期間中 金曜日開催:開演24:30 - 29:00。
- 2008年6月30日までの公演形態
- 7じ9じ - 平日の夜7時 - 9時に行われていた。土日・祝祭日には「1じ3じ」「4じ6じ」の2回公演となる。2006年1月からは平日も昼公演を開始した。通常はネタと新喜劇の2本立てだが、ネタのみで120分の場合もあった。
- YOSHIMOTOライブ - 若手芸人の発掘を目的としたネタバトルなどで構成。平日の夕方に行われていた。かつては「5じ6じ」という名称で、ロバート・インパルス・森三中・三瓶などを送り出した。
- このほか若手芸人の単独公演も頻繁に行われているが、人気芸人のライブはより大規模な他の会場で行われる場合が多い。
- 「おでかけルミネtheよしもと」という地方公演を各地で不定期に開催している。
- 売れっ子芸人である場合にはここで披露したネタをエンタの神様などのテレビ番組で使いまわす場合も多い。
ネタで出演している主な芸人
[編集]- 中田カウス
- ザ・ぼんち
- 西川のりお・上方よしお
- オール阪神・巨人
- 大木こだま・ひびき
- 村上ショージ
- 木村祐一
- ショウショウ
- 月亭方正
- はりけ〜んず
- 千原兄弟
- なだぎ武
- 博多華丸・大吉
- 矢野・兵動
- 中川家
- 陣内智則
- COWCOW
- 2丁拳銃
- ペナルティ
- テンダラー
- サバンナ
- ブラックマヨネーズ
- チュートリアル
- 次長課長
- 野性爆弾
- シャンプーハット
- ダイノジ
- タカアンドトシ
- フットボールアワー
- ガレッジセール
- パンクブーブー
- 東京ダイナマイト
- 笑い飯
- ライセンス
- ロザン
- ザ・プラン9
- ガリットチュウ
- 佐久間一行
- あべこうじ
- くまだまさし
- ハイキングウォーキング
- レイザーラモン
- バッドボーイズ
- ザ・パンチ
- トータルテンボス
- 麒麟
- 千鳥
- 天津
- レギュラー
- とろサーモン
- 南海キャンディーズ
- NON STYLE
- ダイアン
- スーパーマラドーナ
- 5GAP
- ギャロップ
- チーモンチョーチュウ
- とにかく明るい安村
- おいでやす小田
- もう中学生
- こがけん
- ジャルジャル
- 銀シャリ
- もりやすバンバンビガロ
- 兼光タカシ
- ヒューマン中村
- ジョイマン
- スリムクラブ
- アキナ
- かまいたち
- 藤崎マーケット
- アインシュタイン
- バイク川崎バイク
- しずる
- サルゴリラ
- 囲碁将棋
- ライス
- ミルクボーイ
- ガクテンソク
- トット
- Dr.ハインリッヒ
- トレンディエンジェル
- フルーツポンチ
- インポッシブル
- うるとらブギーズ
- すゑひろがりず
- ななまがり
- パンサー
- チョコレートプラネット
- シソンヌ
- 見取り図
- 吉田たち
- 金属バット
- ヘンダーソン
- ジャングルポケット
- ジェラードン
- シシガシラ
- マヂカルラブリー
- 相席スタート
- インディアンス
- ロングコートダディ
- ダイタク
- ネルソンズ
- カゲヤマ
- スパイク
- 横澤夏子
- おかずクラブ
- ニューヨーク
- 黒帯
- ニッポンの社長
- 霜降り明星
- コロコロチキチキペッパーズ
- ビスケットブラザーズ
- 男性ブランコ
- ZAZY
- マユリカ
- やさしいズ
- ゆにばーす
- 滝音
- ミキ
- さや香
- 蛙亭
- 華山
- コットン
- 空気階段
- オズワルド
- ゆりやんレトリィバァ
- からし蓮根
- 田津原理音
- もも
- 紅しょうが
- そいつどいつ
- EXIT
- オダウエダ
- ダブルヒガシ
- カベポスター
- ぼる塾
- ナイチンゲールダンス
- 天才ピアニスト
- エバース
- エルフ
- ヨネダ2000
- 令和ロマン
- 金魚番長
他多数。
吉本興業大阪本社に所属する芸人の出演も多い。また、吉本所属以外の芸人も登場することがある(過去のゲスト出演者:笑福亭鶴瓶、関根勤、小堺一機、ダンディ坂野、バナナマン、おぎやはぎ、バカリズム、劇団ひとり、東京03、オードリー、アンタッチャブル、ずん、ナイツ、TIM、ハリウッドザコシショウ、サンドウィッチマン、スピードワゴン、バイきんぐ、エレキコミック、三拍子、ダチョウ倶楽部、三四郎ほか多数)
ルミネtheよしもと新喜劇(現:SPコメディ)
[編集]本家・大阪の吉本新喜劇に比べて若手のメンバーで構成されている。なお、大阪NGKと違い「新喜劇団員」やベテランはおらず、座長それぞれが班を組み、各班に提供されたストーリーを2〜3ヶ月間上演している[2] 。これは、テレビやロケの合間に舞台に出る者が多く、頻繁に新作を稽古し上演するのは難しいためとみられる。現在、板尾創路による舞台は「ルミネtheよしもとプロデュース公演」と呼ばれ、新喜劇とは趣の異なる内容である。
主な出演者
[編集]- NGK新喜劇経験者
- その他
吉本新喜劇
[編集]2018年1月10日から、NGK新喜劇メンバーに東京所属の芸人を加えての作品も再度上演される予定である。
出演者
[編集]他多数。
ひかりTV4K Presents ルミネ the よしもと お笑いライブ
[編集]ひかりTV4K Presents ルミネ the よしもと お笑いライブ | |
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ジャンル | バラエティ番組 |
製作 | |
制作 | ひかりTV |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2015年12月12日 - |
放送時間 | 毎週土曜、日曜 19:30 - 21:30 |
放送分 | 120分 |
公式サイト |
2015年12月12日から毎週土曜日と日曜日にひかりTVの「ひかりTVチャンネル4K」でお笑いライブの模様が生中継で放送されている[3]。4K画質放送。
見逃し配信は「大阪チャンネル」でも視聴可。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 中居正広「ルミネtheよしもと」にサプライズ出演(1/2) | NewsWalker
- ^ ★ルミネtheよしもと-よしもと新喜劇-: top http://lumine.laff.jp/shinkigeki/
- ^ 12月12日より、ひかりTVでイベント放送決定! - ルミネtheよしもと-What's New-
関連項目
[編集]- ルミネtheよしもと なう。 - 楽屋配信Ustream番組。2010年10月25日から2012年5月31日まで生放送されていた。
- 吉本興業
- 東京吉本
- 新宿
- ルミネ
- よしもとプリンスシアター
- ヨシモトファンダンゴTV
- なんばグランド花月
- 京橋花月(うめだ花月が大阪京橋に移動したもの)
- baseよしもと
- よしもと新喜劇
- 日曜笑劇場
外部リンク
[編集]- ルミネtheよしもと
- ルミネtheよしもと (@lumineseisaku) - X(旧Twitter)
- ルミネtheよしもと (@lumine_the_yoshimoto) - Instagram
- ルミネtheよしもと (@lumine_the_yoshimoto) - TikTok
- 吉本興業 ルミネtheよしもと - YouTubeチャンネル