梅ヶ島コンヤ温泉
梅ヶ島コンヤ温泉 | |
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梅ヶ島コンヤの里さくら公園(2011年4月) | |
温泉情報 | |
所在地 | |
座標 | 北緯35度15分56秒 東経138度19分16秒 / 北緯35.2654937度 東経138.3211062度座標: 北緯35度15分56秒 東経138度19分16秒 / 北緯35.2654937度 東経138.3211062度 |
交通 | 鉄道・バス:東海道新幹線静岡駅下車、しずてつジャストライン(路線バス)で1時間30分 |
泉質 | 強アルカリ性単純硫黄泉 |
泉温(摂氏) | 31.7 °C |
湧出量 | 174.5 L/min |
pH | 10.3 |
液性の分類 | アルカリ性 |
浸透圧の分類 | 低張性 |
宿泊施設数 | 4 |
総収容人員数 | 約90名 人/日 |
外部リンク | 梅ヶ島コンヤ温泉観光組合 |
梅ヶ島コンヤ温泉(うめがしまこんやおんせん)は、静岡県静岡市葵区(旧駿河国)にある温泉。梅ヶ島温泉や梅ヶ島新田温泉とともに梅ヶ島温泉郷を構成する[1]。コンヤの里テニス場、梅ヶ島キャンプ場があり、数件の別荘と民家の中に宿泊施設が点在する。県下で有数のアルカリ温泉は無色透明で硫黄の匂いがする。鄙びた温泉地であるが、冬の積雪が少なく夏は涼しい。
泉質
[編集]- 源泉名 = コンヤ(大ノ木)梅ヶ島コンヤ2号(第温150701号)
- アルカリ性単純硫黄泉
温泉街
[編集]静岡の奥座敷という表現が適切な環境にあり、安倍川の支流コンヤ沢の周りに旅館が転々と並ぶ。木造の素朴な旅館が多く、家庭的な雰囲気を持っている。梅ヶ島温泉や赤水の滝へも近い。
日帰り入浴施設は、4軒の宿泊施設のうち3件で受付けている。
歴史
[編集]梅ヶ島に住む年寄りの話では大正時代から山林で働く村人が「コンヤ沢」から湯を持ちかえり、疲れをいやしたり傷の手当てに使っていたという。 「梅ヶ島ものがたり」(志村孝一著)には、「戦国時代武将「武田」は一時期、陣馬(現在の梅ヶ島地区の本村)や天神のつるね(現在の梅ヶ島地区の大代)に布陣して、川を攻めのぼってくる「徳川」勢に備えた。傷ついた武士たちは三河内の湯やコンヤの湯で癒した」と書かれてある。昭和45年にコンヤの地区に宿ができはじめ、昭和60年大野木地区に「コンヤ2号」の湯が生まれたころには7件の宿、2件食堂があった。現在は、4軒の宿と2件の食堂が運営されている。
現在の温泉宿は、大ノ木地区に「コンヤ(大ノ木)梅ヶ島コンヤ2号(第温150701号)」として静岡市の源泉がありコンヤ沢の旧源泉は利用されていない。
2017年(平成29年)5月15日、近隣の梅ヶ島温泉・新田温泉・金山温泉とともに梅ヶ島温泉郷として環境省による国民保養温泉地に指定された[2][注釈 1]。
交通アクセス
[編集]- 鉄道・バス:東海道新幹線静岡駅下車、しずてつジャストライン(路線バス)で約1時間30分[4]。
- 自動車
注釈
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “梅ケ島温泉郷 国民保養温泉地計画書”. 環境省. 2024年3月24日閲覧。
- ^ “静岡・梅ケ島温泉郷を「国民保養温泉地」に指定”. 産経ニュース (2017年5月14日). 2023年1月6日閲覧。
- ^ “梅ケ島温泉郷 国民保養温泉地計画書”. 環境省. 2024年3月24日閲覧。
- ^ a b “梅ケ島コンヤ温泉郷へのアクセス”. 梅ヶ島コンヤ温泉観光組合. 2023年1月6日閲覧。
- ^ “【保存版】林道豊岡梅ヶ島線の情報”. 梅ヶ島温泉 (2019年10月14日). 2023年1月6日閲覧。
外部リンク
[編集]- 梅ヶ島コンヤ温泉観光組合
- 梅ヶ島コンヤ温泉観光組合 - Do 湯 農 梅ヶ島プロジェクト