桂敬一
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桂 敬一(かつら けいいち、1935年 - )は、日本のマスコミ研究者[1][2][3][4]。専攻は社会情報学、マス・メディア産業論、ジャーナリズム論[5]。元日本ジャーナリスト会議代表委員。
概説
[編集]1959年日本新聞協会事務局に就職、日本新聞労働組合連合(日本新聞労連)に属し、組合活動に力を入れていた。日本記者クラブ出向(総務部長)、日本新聞協会研究所所長。
1988年東京大学新聞研究所(後に社会情報研究所に改称。現・東京大学大学院情報学環)教授、1994年立命館大学産業社会学部教授、1999年東京情報大学経営情報学部教授、同総合情報学部教授、2003年立正大学文学部教授となり、2006年に定年退職した[6]。
「九条の会」傘下の「マスコミ九条の会」呼びかけ人を務めた[7]。
著書
[編集]- 『現代の新聞』(岩波新書 1990)ISBN 4004301122
- 『明治・大正のジャーナリズム』(岩波ブックレット、1992)ISBN 4000034251
- 『日本の情報化とジャーナリズム』(日本評論社 1995)ISBN 4535581843
- 『メディア王マードック上陸の衝撃』岩波ブックレット 1996
共編著
[編集]- 『新聞業界』高木教典共著 教育社新書 1979
- 『21世紀のマスコミ 1 新聞 転機に立つ新聞ジャーナリズムのゆくえ』編 大月書店 1997
- 『21世紀のマスコミ 5 マルチメディア時代とマスコミ』編 大月書店 1997
- 『メディア規制とテロ・戦争報道 問われる言論の自由とジャーナリズム』原寿雄,田島泰彦共著 明石書店 2001
- 『新聞学』新訂 浜田純一,田島泰彦共編 日本評論社 2009
脚注
[編集]- ^ 桂敬一「1986年度秋季研究発表会ワークショップ」『新聞学評論』第36号、1987年4月。国立国会図書館 NDL-OPAC 雑誌記事索引 詳細表示
- ^ 桂敬一「新しい社会情報学へのアプローチ (「多メディア時代」におけるマス・コミュニケーション研究--課題とその方法を探る<特集>)」『新聞学評論』第41号、1992年5月。国立国会図書館 NDL-OPAC 雑誌記事索引 詳細表示
- ^ 桂敬一「戦後50年におけるマス・メディア産業の変容 (戦後50年--連続と不連続<特集>)」『マス・コミュニケーション研究』第47号、1995年7月。国立国会図書館 NDL-OPAC 雑誌記事索引 詳細表示
- ^ 桂敬一「世界社会フォーラムと日本のメディア (2004年度〔日本マス・コミュニケーション学会〕春季研究発表会 ワークショップ報告)」『マス・コミュニケーション研究』第66号、2005年。国立国会図書館 NDL-OPAC 雑誌記事索引 詳細表示
- ^ 『立正大学文学部論叢』123号、2006年3月
- ^ 桂敬一, 「本学を去るに当たって(送別の辞・思い出の記)」『立正大学文学部論叢』第123号, 2006年, p.17-23, 立正大学文学部, ISSN 0485-215X, NAID 120005422285。
- ^ マスコミ九条の会(よびかけ人はだれですか)