コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

格闘女神ATHENA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
格闘女神アテナから転送)

格闘女神ATHENA(かくとうじょしん あてな)とは、1998年7月から2002年3月までフジテレビ系列BSフジおよびフジテレビ721にて放映されたプロレス中継番組である。地上波では月1回、日曜深夜を原則として放映された。楊善文

概要

[編集]

これまで長年に渡って放映されてきた『全日本女子プロレス中継』を大幅にリニューアルした番組である。

番組コンセプトは、女子プロレスだけではなくあらゆるジャンルのスポーツにおける「戦う女性」を幅広く紹介するというものだった。プロボディボーダー小池葵もこの番組で紹介されている。しかしこの番組コンセプトは、回を追うごとに薄まり「全日本女子プロレス中継」と化して団体の経営難も重なり、末期は会場の中継からフジテレビ局内のスタジオ・イベント会場でビッグマッチを中継・収録する形を取るようになった。
その一方でバラエティ番組のテイストが投入されており、この番組から「キッスの世界」が誕生するなど次々と話題を生んだ。

しかしプロレス中継番組全般の低視聴率もこの番組に該当し、ついに2002年3月30日放送の総集編「嵐の最終章スペシャル」にて、番組は最終回となる。旗揚げ以来34年間続いたフジテレビの全日本女子プロレス中継も終了となり、同時にフジテレビはプロレス中継から完全撤退した。[1]

番組終了後

[編集]

フジテレビにおける全女中継撤退後は、FIGHTING TV サムライが全女中継を引き継いだ。また、全女が協力していた『めちゃ×2イケてるッ!』のコーナーである「格闘女神MECHA」も他団体協力に変更された。

一方で、フジテレビにおける女子プロレス番組は2003年10月に『ダリアンガールズ』として復活し、元全女の伊藤薫をコーチに招いたが、2004年3月に終了した。

キャスト

[編集]

スタッフ

[編集]
  • 構成:菅原誠、田中直人、小野高義
  • 広報:小出和人→釜萢太郎(フジテレビ)
  • 技術:広瀬重雄→蛭田英和
  • カメラ:蛭田英和→浜島一雄
  • 音声:左口満寿
  • 映像:藤崎康広→吉田正美
  • 照明:植松晃一(フジテレビ)
  • スクリーン:鵜難博
  • 技術協力:八峯テレビFLT、インターナショナルクリエイティブ
  • 美術協力:フジアール
  • 美術制作:北林福夫
  • デザイン:野口陽介
  • 美術進行:横山勇
  • アートフレーム:江尻正
  • タイトル:山形憲一
  • 協力:全日本女子プロレス興業、フジパシフィック音楽出版アップフロントエージェンシーゼティマ
  • 編集:渡部均・宮部智泰・岩崎秀徳(IMAGICA
  • MA:大塚大・民幸之助(共にIMAGICA
  • 音響効果:長内勇治→篠原光(佳夢音
  • タイムキーパー:北原万里香(FCC)
  • 制作デスク:渡辺恵美子(FCC)
  • AD:山宮拓夫・福万義浩(共にFCC)
  • ディレクター:春日聰・染谷昌彦・奥平素也(共にFCC)
  • プロデューサー:後藤正行(フジテレビ)、鈴木正人(FCC)
  • 制作協力:フジクリエイティブコーポレーション
  • 制作著作:フジテレビ

脚注

[編集]
  1. ^ ただしお台場本社での興行は全日本女子プロレスが解散する2005年まで、ノーテレビの方で行われていた。

関連項目

[編集]