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栄本町 (池田市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 大阪府 > 池田市 > 栄本町 (池田市)
栄本町
サカエマチ2番街入口
栄本町の位置(大阪府内)
栄本町
栄本町
栄本町の位置
北緯34度49分29.9秒 東経135度25分35.7秒 / 北緯34.824972度 東経135.426583度 / 34.824972; 135.426583
日本の旗 日本
都道府県 大阪府
市町村 池田市
面積
 • 合計 0.069 km2
人口
(2017年)
 • 合計 1,131人
 • 密度 16,000人/km2
郵便番号
563-0058

栄本町(さかえほんまち)は、大阪府池田市にある地名である[1][2][3]。丁番をもたない単独町名である[4][3]。郵便番号は 563-0058 である[5]。当地域の人口は、2017年12月末時点で 1,131 人である(池田市市民生活部総合窓口課の資料による)[3]。面積は、2018年3月末時点で 0.069 平方キロメートルである(池田市市長公室広聴文書課の資料による)[3]

地理

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池田市の南西部に位置する[4][6][7]。北は、綾羽一丁目、城山町と接しており、東は、建石町と接している[4][7]。南は、大和町栄町と接しており、西は、槻木町西本町新町と接している[4]。当地域は、池田市立池田小学校および池田市立池田中学校の校区に含まれる[8]。当地域の中央やや東よりを大阪府道9号箕面池田線が縦断しており、池田職安前交差点から西へ本町通り線が伸びている[9][4][7]。当地域の中央やや西寄りを栄町通り線が南北に伸びており、サカエマチ2番街が展開している[10][11][9][4]。当地域を能勢街道が横断している[7]

歴史

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1876年(明治9年)、料亭「めん茂楼」が木綿屋細原茂兵衛によって創業される[12][13]。1949年(昭和24年)、池田電報電話局が郵便局から分離独立する形で発足する[14]。1963年(昭和38年)、池田公共職業安定所が12番9号に移転する[14]。1970年(昭和45年)3月1日、本町、栄町二丁目、大和町、綾羽一丁目が、栄本町に変更される[15][16][1]。町名変更の実施を巡っては、本町の住民が町名変更の取りやめを要求し、大阪地方裁判所に提訴するも敗訴するという事案が発生している[17]

旧加島銀行池田支店

1977年(昭和52年)4月、コミュニティセンターが開設される[18][19][20]。2000年(平成12年)4月、男女共生サロン「オーブ IKEDA」がいけだ・さわやかビル内に開設される[21]。2003年(平成15年)12月1日、河村商店(旧加島銀行池田支店)が国の登録有形文化財に登録される[22]。2007年(平成19年)4月29日、落語みゅーじあむが開設される[23][24]。同年5月15日、吉田酒造が国の登録有形文化財に登録される[22]。2009年(平成21年)4月5日、池田市立3R推進センター(エコミュージアム)が開設される[25][26]。2010年(平成22年)7月24日、カレー店「おやじカレー」が開店される[27]。同年11月1日、池田中央シネマを全面的に改装して造られた大衆演劇場「池田呉服座」が開設される[28][29]。2020年(令和2年)4月、エコミュージアムが菅原町の中央公民館に移転される[30]

施設

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池田文庫
サカエマチ2番街

かつて存在した施設

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  • 池田市立3R推進センター(エコミュージアム) - 菅原町に移転[3][35][30]

脚注

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  1. ^ a b 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』 1983, p. 525.
  2. ^ 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 57.
  3. ^ a b c d e f g h i 池田市統計書 平成30年版”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g 『都市地図 大阪府 池田市』 2015.
  5. ^ 郵便番号・住所”. 日本郵便. 2020年1月23日閲覧。
  6. ^ 池田市全図”. 大阪の住まい活性化フォーラム. 2020年1月23日閲覧。
  7. ^ a b c d 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』 1983, p. 1423.
  8. ^ 市立学校通学区域表”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
    通学区域図”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
  9. ^ a b 池田地区の整備事業”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
  10. ^ まちなみ保存整備事業補助制度について”. 池田市. 2020年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
    保存区域”. 池田市. 2020年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
  11. ^ a b エコミュージアムへのアクセス”. エコミュージアム. 2019年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
  12. ^ “池田と木綿と「めんも楼」”. マチゴト 豊中 池田. http://machigoto.jp/cartoon/pdf/18/C_18_1_1371014174.pdf 2020年1月23日閲覧。 
  13. ^ 広報 いけだ”. 池田市 (2005年9月1日). 2020年1月23日閲覧。
  14. ^ a b 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 473.
  15. ^ 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 58.
  16. ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 564.
  17. ^ 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, pp. 57, 58.
  18. ^ 池田市広報”. 池田市 (1977年4月15日). 2020年1月23日閲覧。
  19. ^ 池田市広報”. 池田市 (1978年3月15日). 2020年1月23日閲覧。
  20. ^ 池田市広報”. 池田市 (1989年4月29日). 2020年1月25日閲覧。
  21. ^ 広報 いけだ”. 池田市 (2000年4月1日). 2020年1月23日閲覧。
  22. ^ a b 池田市の歴史文化”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
  23. ^ 笑うまちには福来たる 「落語のまち」へいらっしゃ~い”. マッセOSAKA (2009年10月). 2020年1月23日閲覧。
  24. ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 470.
  25. ^ 広報 いけだ”. 池田市 (2009年4月1日). 2020年1月23日閲覧。
  26. ^ 広報 いけだ”. 池田市 (2009年5月1日). 2020年1月23日閲覧。
  27. ^ “おやじカレー 小さなカレー屋が池田市にオープン”. マチゴト 豊中 池田. http://machigoto.jp/news/detail/?art_id=372 2020年1月23日閲覧。 
  28. ^ “よっ、待ってました! 池田呉服座41年ぶり“復活””. マチゴト 豊中 池田. (2010年10月21日). http://machigoto.jp/backnumber/pdf/7/B_7_1_1334059217.pdf 2020年1月23日閲覧。 
  29. ^ 観光開発を進めた「箕面有馬電気軌道」”. 三井住友トラスト不動産. 2020年1月23日閲覧。
  30. ^ a b 広報 いけだ”. 池田市 (2020年4月). 2020年9月20日閲覧。
  31. ^ 池田市公益活動促進センター(トアエル)”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
  32. ^ 池田公共職業安定所”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
  33. ^ 池田栄本町郵便局”. 日本郵政. 2020年1月23日閲覧。
  34. ^ a b 子育て公園マップ”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
    C地区(綾羽、城山町、栄本町、槻木町、室町、栄町、菅原町)”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
  35. ^ 池田市立3R推進センター(エコミュージアム)”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。

参考文献

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  • 『都市地図 大阪府 池田市』昭文社、2015年2月。ISBN 978-4-398-97735-9 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 (編)『角川日本地名大辞典 27 大阪府』角川書店、1983年10月。ISBN 978-4-04-001270-4 
  • 室田卓雄『池田歴史散歩 地名と文化財』いけだ市民文化振興財団、1999年8月。 
  • 池田市史編纂委員会(編集)『新修 池田市史 第4巻 現代編』池田市、2011年3月31日。