栄本町 (池田市)
栄本町 | |
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サカエマチ2番街入口 | |
北緯34度49分29.9秒 東経135度25分35.7秒 / 北緯34.824972度 東経135.426583度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 大阪府 |
市町村 | 池田市 |
面積 | |
• 合計 | 0.069 km2 |
人口 (2017年) | |
• 合計 | 1,131人 |
• 密度 | 16,000人/km2 |
郵便番号 |
563-0058 |
栄本町(さかえほんまち)は、大阪府池田市にある地名である[1][2][3]。丁番をもたない単独町名である[4][3]。郵便番号は 563-0058 である[5]。当地域の人口は、2017年12月末時点で 1,131 人である(池田市市民生活部総合窓口課の資料による)[3]。面積は、2018年3月末時点で 0.069 平方キロメートルである(池田市市長公室広聴文書課の資料による)[3]。
地理
[編集]池田市の南西部に位置する[4][6][7]。北は、綾羽一丁目、城山町と接しており、東は、建石町と接している[4][7]。南は、大和町、栄町と接しており、西は、槻木町、西本町、新町と接している[4]。当地域は、池田市立池田小学校および池田市立池田中学校の校区に含まれる[8]。当地域の中央やや東よりを大阪府道9号箕面池田線が縦断しており、池田職安前交差点から西へ本町通り線が伸びている[9][4][7]。当地域の中央やや西寄りを栄町通り線が南北に伸びており、サカエマチ2番街が展開している[10][11][9][4]。当地域を能勢街道が横断している[7]。
歴史
[編集]1876年(明治9年)、料亭「めん茂楼」が木綿屋細原茂兵衛によって創業される[12][13]。1949年(昭和24年)、池田電報電話局が郵便局から分離独立する形で発足する[14]。1963年(昭和38年)、池田公共職業安定所が12番9号に移転する[14]。1970年(昭和45年)3月1日、本町、栄町二丁目、大和町、綾羽一丁目が、栄本町に変更される[15][16][1]。町名変更の実施を巡っては、本町の住民が町名変更の取りやめを要求し、大阪地方裁判所に提訴するも敗訴するという事案が発生している[17]。
1977年(昭和52年)4月、コミュニティセンターが開設される[18][19][20]。2000年(平成12年)4月、男女共生サロン「オーブ IKEDA」がいけだ・さわやかビル内に開設される[21]。2003年(平成15年)12月1日、河村商店(旧加島銀行池田支店)が国の登録有形文化財に登録される[22]。2007年(平成19年)4月29日、落語みゅーじあむが開設される[23][24]。同年5月15日、吉田酒造が国の登録有形文化財に登録される[22]。2009年(平成21年)4月5日、池田市立3R推進センター(エコミュージアム)が開設される[25][26]。2010年(平成22年)7月24日、カレー店「おやじカレー」が開店される[27]。同年11月1日、池田中央シネマを全面的に改装して造られた大衆演劇場「池田呉服座」が開設される[28][29]。2020年(令和2年)4月、エコミュージアムが菅原町の中央公民館に移転される[30]。
施設
[編集]- 池田市公益活動促進センター(トアエル)[3][31]
- 池田公共職業安定所(ハローワーク池田)[3][32]
- 逸翁美術館[3]
- 池田文庫[3]
- 池田栄本町郵便局[33]
- ビリケンプラザ[34]
- 栄本町公園[34]
- サカエマチ2番街[11][4]
かつて存在した施設
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』 1983, p. 525.
- ^ 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 57.
- ^ a b c d e f g h i “池田市統計書 平成30年版”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g 『都市地図 大阪府 池田市』 2015.
- ^ “郵便番号・住所”. 日本郵便. 2020年1月23日閲覧。
- ^ “池田市全図”. 大阪の住まい活性化フォーラム. 2020年1月23日閲覧。
- ^ a b c d 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』 1983, p. 1423.
- ^ “市立学校通学区域表”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
“通学区域図”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。 - ^ a b “池田地区の整備事業”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
- ^ “まちなみ保存整備事業補助制度について”. 池田市. 2020年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
“保存区域”. 池田市. 2020年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。 - ^ a b “エコミュージアムへのアクセス”. エコミュージアム. 2019年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
- ^ “池田と木綿と「めんも楼」”. マチゴト 豊中 池田 2020年1月23日閲覧。
- ^ “広報 いけだ”. 池田市 (2005年9月1日). 2020年1月23日閲覧。
- ^ a b 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 473.
- ^ 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 58.
- ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 564.
- ^ 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, pp. 57, 58.
- ^ “池田市広報”. 池田市 (1977年4月15日). 2020年1月23日閲覧。
- ^ “池田市広報”. 池田市 (1978年3月15日). 2020年1月23日閲覧。
- ^ “池田市広報”. 池田市 (1989年4月29日). 2020年1月25日閲覧。
- ^ “広報 いけだ”. 池田市 (2000年4月1日). 2020年1月23日閲覧。
- ^ a b “池田市の歴史文化”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
- ^ “笑うまちには福来たる 「落語のまち」へいらっしゃ~い”. マッセOSAKA (2009年10月). 2020年1月23日閲覧。
- ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 470.
- ^ “広報 いけだ”. 池田市 (2009年4月1日). 2020年1月23日閲覧。
- ^ “広報 いけだ”. 池田市 (2009年5月1日). 2020年1月23日閲覧。
- ^ “おやじカレー 小さなカレー屋が池田市にオープン”. マチゴト 豊中 池田 2020年1月23日閲覧。
- ^ “よっ、待ってました! 池田呉服座41年ぶり“復活””. マチゴト 豊中 池田. (2010年10月21日) 2020年1月23日閲覧。
- ^ “観光開発を進めた「箕面有馬電気軌道」”. 三井住友トラスト不動産. 2020年1月23日閲覧。
- ^ a b “広報 いけだ”. 池田市 (2020年4月). 2020年9月20日閲覧。
- ^ “池田市公益活動促進センター(トアエル)”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
- ^ “池田公共職業安定所”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
- ^ “池田栄本町郵便局”. 日本郵政. 2020年1月23日閲覧。
- ^ a b “子育て公園マップ”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
“C地区(綾羽、城山町、栄本町、槻木町、室町、栄町、菅原町)”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。 - ^ “池田市立3R推進センター(エコミュージアム)”. 池田市. 2020年1月23日閲覧。
参考文献
[編集]- 『都市地図 大阪府 池田市』昭文社、2015年2月。ISBN 978-4-398-97735-9。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 (編)『角川日本地名大辞典 27 大阪府』角川書店、1983年10月。ISBN 978-4-04-001270-4。
- 室田卓雄『池田歴史散歩 地名と文化財』いけだ市民文化振興財団、1999年8月。
- 池田市史編纂委員会(編集)『新修 池田市史 第4巻 現代編』池田市、2011年3月31日。