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東進ハイスクール

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東進模試から転送)
東進ハイスクール
東進ハイスクール本部1号館(旧吉祥寺校;東京都武蔵野市)
東進ハイスクール本部1号館(旧吉祥寺校;東京都武蔵野市)
創立者 永瀬昭幸
団体種類 株式会社
設立 1976年5月10日
所在地 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-29-2
活動内容 予備校
親団体 株式会社ナガセ
ウェブサイト 東進ハイスクール
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東進ハイスクール(とうしんハイスクール)は、株式会社ナガセによって運営される東京都武蔵野市に本部を置く大学受験予備校

概要

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1971年3月東京都三鷹市で、現社長の永瀬昭幸東京大学在学中にアパートの一室ではじめた「ナガセ進学教室」にその起源を持つ[1]

1976年5月に「ナガセ進学教室」を母体に株式会社ナガセを設立した。立ち上げ当時は株式会社方式の予備校として話題を集めた(通常は準学校法人による専修学校各種学校のため)。

1988年には有名講師を競合予備校からスカウトし、1990年代初頭の大浪人時代のピーク前に「現役中心」の運営体系に切り替えた。授業方式は一部の例外を除いてVODの視聴によるものであり、生授業の予備校のスタイルは全く残っていない。なお大学全入時代となり、浪人生が減少している現在では三大予備校においても、従来の準学校法人方式の校舎運営から切り離した現役生専門校を株式会社方式で関連会社が設立したり、映像授業専門コースなどを取り入れ追随している。

東進の合格実績は高校3年生時在籍していた現役生のみの数字で、講習生や模試のみの生徒を含まない。また東進の東大現役合格実績は、実績を公表している全国すべての予備校の中で最大値となっている。[2]

沿革

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東進の広告を施したラッピングバス西武バス

校舎

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直営の東進ハイスクール(ナガセ直営)は7つの都県に94校舎を展開している[3][注釈 1]

現役生対象校舎

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都道府県 校舎 開校年
東京 吉祥寺南口校 1985年
町田校 1985年
石神井校 ~1998年
武蔵境校 2003年
調布校 2004年
綾瀬校 2004年
三軒茶屋校 2004年
府中校 2004年
市ヶ谷校 2004年
武蔵小金井校 2004年
北千住校 2004年
国分寺校 2005年
五反田校 2005年
八王子校 2005年
門前仲町校 2005年
巣鴨校 2005年
大泉学園校 2005年
高田馬場校 2005年
西葛西校 2005年
渋谷駅西口校 2010年
本郷三丁目校 2005年
成増校 2005年
茗荷谷校 2005年
東久留米校 2005年
高円寺校 2006年
西新井校 2006年
金町校 2006年
下北沢校 2006年
大井町校 2006年
蒲田校 2006年
荻窪校 2006年
錦糸町校 2007年
赤羽校 2007年
国立校 2008年
練馬校 2009年
池袋校 2009年
自由が丘校 2010年
豊洲校 2010年
成城学園前駅北口校 2011年
新宿エルタワー校 2011年
立川駅北口校 2011年
田無校 2012年
千歳烏山校 2012年
人形町校 2014年
千歳船橋校 2018年
船堀校 2018年
三鷹校 2018年
亀戸校 2018年
二子玉川校 2018年
中目黒校 2020年
神奈川 藤沢校 1989年
厚木校 2001年
平塚校 2001年
青葉台校 2004年
武蔵小杉校 2004年
鶴見校 2005年
川崎校 2005年
横浜校 2006年
登戸校 2021年
新百合ヶ丘校 2007年
たまプラーザ校 2007年
湘南台東口校 2007年
センター南駅前校 2012年
千葉 千葉校 1990年
船橋校 ~1998年
津田沼校 2001年
柏校 2003年
新松戸校 2003年
我孫子校 2003年
松戸校 2003年
海浜幕張校 2004年
稲毛海岸校 2004年
新浦安校 2005年
北習志野校 2006年
南柏校 2006年
八千代台校 2006年
成田駅前校 2008年
市川駅前校 2009年
埼玉 川越校 1985年
南浦和校 1990年
春日部校 ~1998年
与野校 2004年
小手指校 2004年
浦和校 2004年
所沢校 2004年
大宮校 2005年
せんげん台校 2007年
草加校 2008年
志木校 2010年
川口校 2010年
茨城 取手校 2004年
つくば校 2005年
静岡 静岡校 1991年
奈良 奈良校 1991年

本科生(高卒生)対象校舎

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都道府県 校舎 開校年
東京 新宿校大学受験本科 2015年

閉鎖校舎(移転・統合を含む)

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都道府県 校舎 開校年 閉鎖年
東京 聖蹟桜ヶ丘校 2005年 2009年
渋谷駅新南口校[注釈 2] 2005年 2010年
大森校 2006年 2008年
早稲田校 2006年 2008年
光が丘校 2006年 2009年
九段下校 2006年 2012年
都立大学駅前校 2004年 2025年
神奈川 向ヶ丘遊園校[注釈 3] 2006年 2021年
埼玉 新所沢校[注釈 4] 2004年 2009年
上福岡校 2004年 2009年
千葉 天王台校 2003年 2004年
行徳校 2004年 2012年
土気校 2006年 2020年
茨城 荒川沖校 2004年 2012年
土浦校 2007年 2020年
長野 長野校 1991年 2023年
大阪 大阪校 1990年 1999年
奈良 JR奈良駅前校[注釈 5] 2001年 2021年

東進衛星予備校

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東進衛星予備校(とうしんえいせいよびこう)は、株式会社ナガセによって経営される東進ハイスクールの部門の一部(予備校)[1]1985年に開校した東進ハイスクールが、1991年に衛星授業サテライブを開始し、自校舎への映像配信システムを他の学習塾が利用できるシステムに発展させたものが東進衛星予備校で、全国に約1000校を展開している。経営の体系はフランチャイズ方式を用いている。

当初は東進ハイスクールでは生授業が行われていたので東進衛星予備校は衛星授業を行う部門として位置づけられていたが、現在は東進ハイスクールでも特別公開授業などを除いて生授業を廃止したため、直営校が東進ハイスクール、フランチャイズ校が東進衛星予備校という違いがあるだけで、学習システムや各種コンテンツの内容は同一のものとなっている。尚、東進育英舎が運営する東進衛星予備校水戸校、日立校、ひたちなか校は東進衛星予備校だがナガセの直営校である。

模擬試験

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東進模試(とうしんもし)は、大学受験などの対策として、株式会社ナガセ(社長・永瀬昭幸)が運営する東進ハイスクール、東進衛星予備校が実施している模擬試験の総称。

2014年度まで、すべての模試で相対評価方式ではなく、絶対評価方式を採用していた(ただし、本番換算の形で偏差値が出ることもある)が、現在は『絶対評価』と『相対評価』を組み合わせた形となっている。2023年度実施分の受験生(高3卒)対象の模試に関して、高卒生は1浪までしか受験ができない(2浪以上は原則不可)。

種類

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共通テスト本番レベル模試

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大学入学共通テスト対策模試。受験対象は受験生・高2生・高1生。年4回、6月、10月を除く偶数月(6月、10月は全国統一高校生テストのため非実施)に実施している。

レベルは4回とも、実際の共通テストと同じレベルに合わせてある(前述の絶対評価のため)。そのため、志望大の判定は点数で、「第一志望合格まであと○点」といった表示となる。また、判定は問題の難易度に影響される。

試験時間、問題量、問題形式や傾向、解答方式は実際の共通テスト(試行テスト)に準じている。ただし、英語のリスニングは全受験者がICプレーヤーを使用しない。理科(2)や地歴・公民では科目ごとに別冊子になっており、共通テスト本番のように余った時間で次の科目を解くことはできない。

試験日の4日後(最短時)に成績表が返却され、英語数学(1)(2)、国語は後日VODで東進講師による解説授業を見ることができる。ただし、最終共通テスト本番レベル模試(12月)と共通テスト同日体験受験(後述)の場合、その他の理科社会も見ることができる。採点講評などがインターネット上に公開されておりリスニングも聞くことができる。

この他、共通テスト本番レベル模試に準ずるものとして、次にあげるような模試がある。

全国統一高校生テスト
6月と10月に実施され、無料で受験出来る。試験内容は共通テスト本番レベル模試と同様であるため、共通テスト本番レベル模試は実質偶数月に実施されている。試験実施後に成績上位者の表彰と復習ツールの公開が東進の公式サイトで行われる。
共通テスト同日体験受験
大学入学共通テスト当日に、実際に出題された問題を時間差で受験するもの。厳密には模試ではない。受験料は特別に招待するため無料となっている[4]。共通テスト本番レベル模試と同じ成績表が返却される。
高校生レベル(マーク・記述)模試
共通テスト出題範囲が未了の高2・高1向けの模試。出題内容は共通テストに準じていない。必須問題のほか,英語・国語については高2向け・高1向けの選択問題があり,数学は履修状況に応じた選択問題を解答する。高2は7月実施までが対象。

大学合格基礎力判定テスト

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旧:対志望大基礎学力判定テスト。生徒の基礎学力のどこが欠けているのかを分析するために行われる模試。全生徒が受験できる。教科は国語、数学(Ⅰ・AとⅡ・B)、英語。原則的にマークシート方式。かつては記述式の英作文や課題作文(国語)の出題もあったが、2010年度以降はマークシート方式の問題のみの出題である。

大問は分野ごとに分かれており(例:英語なら「単語」「熟語」「文法構文」「長文読解」など)、その分野ごとに制限時間が決定されている(例:英語の第1問「単語」は10分)。成績は分野ごとに算出される。そのため、問題冊子は独特の袋とじになっており、大問毎に該当部分を開封する仕組みになっている(開封に要する時間はカウントされない)。なお解答に要する時間も成績算出に影響するため、時間が余っても次の大問に進んだり、手前の問題に戻ってはいけない。

二次試験対策模試

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二次試験に対応できる力を総合的にはかる「難関大」「有名大」と、各大学への個別の対応力をはかる「東大」「京大」「北大」「東北大」「名大」「阪大」「九大」「神大」「千葉大」の本番レベル模試が用意されている。「難関大」「有名大」模試は3月を除く奇数月(1月はセンター試験本試験の1週間後)に実施される。

東進四国

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株式会社東進四国(とうしんしこく)は、ナガセのグループ企業である。松山市を中心に愛媛県において進学塾や予備校を経営している。 もともとは地場経営の進学塾・予備校「進級スクール」だった。

会社概要

沿革[5]

  • 1976年 - 「株式会社学英社」設立。のちに「株式会社進級スクール」に変更
  • 1989年 - ナガセのフランチャイズに加盟し「東進衛星予備校」を開設。
  • 2005年 - 創業オーナーが進級スクールの経営権をナガセに譲渡。
  • 2007年 - 進級スクールが東進四国に社名変更。

講師

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太字は東大特進コース担当講師である。

英語

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国語・小論文

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現代文

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  • 林修
  • 西原剛
  • 輿水淳一
  • 永井玲衣
  • 武川晋也

古文

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  • 栗原隆
  • 伊東潤
  • 富井健二
  • 三羽邦美
  • 吉田裕子

漢文

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  • 三羽邦美
  • 寺師貴憲
  • 磯部幸久

小論文

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  • 永井玲衣
  • 石関直子
  • 正司光範

数学

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  • 志田晶
  • 大吉巧馬
  • 青木純二
  • 長岡恭史
  • 松田聡平
  • 河合正人
  • 宮嶋俊和
  • 沖田一希
  • 寺田英智
  • 山之内聖拡
  • 澤村光弘
  • 原田知也
  • 堀西彰
  • 石綿夏委也
  • 水谷千治
  • 吉原修一郎
  • 住吉千波
  • 中村悠人

理科

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物理

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化学

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  • 鎌田真彰
  • 大西哲男
  • 樹葉瑛士
  • 岸良祐
  • 立脇香奈
  • 橋爪健作

生物

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  • 飯田高明
  • 緒方隼平
  • 山口学
  • 坂井真弥
  • 田部眞哉

地学

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  • 青木秀紀

地理歴史・公民

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日本史

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世界史

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  • 荒巻豊志
  • 加藤和樹
  • 清水裕子
  • 田中拓雄(客員講師)

地理

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公民

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  • 執行康弘
  • 清水雅博

情報

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過去に在籍していた講師

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CM

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  • 2012年9月 -「全国統一高校生テスト 試験会場篇」
  • 2013年
    • 2月 -「生徒への檄文篇」
    • 3月 -「東大合格速報篇」
    • 6月 -「生徒への檄文篇」
    • 9月 -「全国統一高校生テスト篇」、「全国統一中学生テスト篇」
  • 2014年
    • 2月 -「合格報告篇(早慶)」
    • 3月 -「合格報告篇(東大)」
    • 4月 -「生徒への檄文篇」
    • 6月 -「夏期特別招待講習篇」
    • 8月 -「生徒への檄文篇」
    • 9月 -「全国統一高校生テスト篇」、「全国統一中学生テスト篇」
  • 2015年
    • 3月 - 「合格桜ポスター篇」、「講師篇(東大)」
    • 4月 -「生徒への檄文篇」[11]

脚注

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注釈

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  1. ^ フランチャイズ東進衛星予備校を加え、全国で約1000校を展開している。
  2. ^ 現在の東進ハイスクール渋谷駅西口校。
  3. ^ 現在の東進ハイスクール登戸校。
  4. ^ 現在の東進衛星予備校新所沢駅前校。
  5. ^ 現在の東進衛星予備校JR奈良駅前校。

出典

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関連項目

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外部リンク

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東進グループ
東進の兄弟ブランド
東進のウェブサイト