東藤原駅
東藤原駅 | |
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駅舎(2017年12月) | |
ひがしふじわら HIGASHIFUJIWARA | |
◄(S12)伊勢治田 (2.3 km) (2.3 km) 西野尻(S14)► | |
所在地 | 三重県いなべ市藤原町東禅寺895 |
駅番号 | S13 |
所属事業者 | 三岐鉄道 |
所属路線 | 三岐線 |
キロ程 | 23.1 km(富田起点) |
電報略号 | フジ[要出典] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
39人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)7月23日[1] |
東藤原駅(ひがしふじわらえき)は、三重県いなべ市藤原町東禅寺にある、三岐鉄道三岐線の駅である。ナンバリングはS13。
歴史
[編集]駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を持つ地上駅。利用客は少ないが、貨物列車の運転扱いがあるため、近鉄富田駅を除いた線内の駅では唯一終日駅員が配置されていた[いつ?]。2024年(令和6年)現在は特殊勤務駅である[3]。
西側に数本の側線があり、駅北側には太平洋セメント藤原工場への専用線がある[1]。駅前にはホキ5700形貨車(ホキ25767号)が保存されている。
のりば
[編集]号線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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反対側 | S 三岐線 | 下り | 西藤原方面 |
駅舎側 | 上り | 近鉄富田方面 |
※案内上のホーム番号は割り当てられていない。
- 付記事項
- 下り線は、上り線ホーム(近鉄富田方面)への入線・発車に対応している。
- 貨物列車は両方向(終着・始発)とも、下り線ホームを使用する。
駅舎
[編集]木造2階建てで洋風のデザインが施され、当駅で貨物列車の入換作業を行う作業員のための宿泊スペースを備える[2]。
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駅全景(2017年12月)
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ホーム(2016年3月)
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構内(伊勢治田駅寄りの踏切から。奥の建物がセメント工場)
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駅前に保存されているホキ25767号(車票は東藤原→膳所)
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太平洋セメント専用線で入換作業中のED458(2007年3月)
貨物輸送
[編集]当駅北方に所在する太平洋セメント藤原工場より、旧・四日市港駅にある太平洋セメント藤原工場出荷センターへセメント輸送の専用貨物列車が運行されている。また衣浦臨海鉄道碧南市駅との間に往路は炭酸カルシウム(JERA碧南火力発電所で使用)を、復路はフライアッシュ(石炭灰・碧南火力発電所で発生)を輸送する貨物列車も運行されている。
かつては、膳所駅にある太平洋セメント大津サービスステーションや、西浜松駅にあるセメントターミナル浜松営業所、坂祝駅にある太平洋セメント坂祝サービスステーションへのセメント輸送貨物列車も運行されていたが、前記1箇所は2005年(平成17年)3月に、後記2箇所は2007年(平成19年)3月に廃止されている。
1985年時の常備貨車
[編集]- 小野田セメント所有
「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年
利用状況
[編集]「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[4]。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 49 |
1998年 | 45 |
1999年 | 40 |
2000年 | 35 |
2001年 | 44 |
2002年 | 41 |
2003年 | 41 |
2004年 | 36 |
2005年 | 46 |
2006年 | 45 |
2007年 | 47 |
2008年 | 41 |
2009年 | 37 |
2010年 | 37 |
2011年 | 37 |
2012年 | 55 |
2013年 | 47 |
2014年 | 53 |
2015年 | 50 |
2016年 | 45 |
2017年 | 46 |
2018年 | 39 |
2019年 | 39 |
- 東藤原駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年 度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 乗降人員調査結果 人/日 |
特 記 事 項 | ||||
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通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 調査日 | 調査結果 | ||
1968年(昭和43年) | 78,260 | ←←←← | 30,578 | 108,838 | |||
1969年(昭和44年) | 72,210 | ←←←← | 32,647 | 104,857 | |||
1970年(昭和45年) | 63,540 | ←←←← | 32,133 | 95,673 | |||
1971年(昭和46年) | 58,980 | ←←←← | 24,010 | 82,990 | |||
1972年(昭和47年) | 49,290 | ←←←← | 28,928 | 78,218 | |||
1973年(昭和48年) | 45,180 | ←←←← | 20,427 | 65,607 | |||
1974年(昭和49年) | 38,220 | ←←←← | 18,468 | 56,688 | |||
1975年(昭和50年) | 36,630 | ←←←← | 15,389 | 52,019 | |||
1976年(昭和51年) | 35,670 | ←←←← | 16,066 | 51,736 | |||
1977年(昭和52年) | 32,520 | ←←←← | 15,408 | 47,928 | |||
1978年(昭和53年) | 28,620 | ←←←← | 15,635 | 43,255 | |||
1979年(昭和54年) | 28,590 | ←←←← | 16,291 | 44,881 | |||
1980年(昭和55年) | 26,460 | ←←←← | 14,529 | 40,989 | |||
1981年(昭和56年) | 24,600 | ←←←← | 14,101 | 38,701 | |||
1982年(昭和57年) | 22,380 | ←←←← | 12,178 | 34,558 | |||
1983年(昭和58年) | 20,070 | ←←←← | 12,711 | 32,781 | |||
1984年(昭和59年) | 20,370 | ←←←← | 12,404 | 32,774 | |||
1985年(昭和60年) | 20,370 | ←←←← | 11,874 | 32,244 | |||
1986年(昭和61年) | 17,460 | ←←←← | 12,493 | 29,953 | |||
1987年(昭和62年) | 13,830 | ←←←← | 11,676 | 25,506 | |||
1988年(昭和63年) | 16,170 | ←←←← | 11,278 | 27,448 | |||
1989年(平成元年) | 22,170 | ←←←← | 10,223 | 32,393 | |||
1990年(平成2年) | 20,340 | ←←←← | 9,323 | 29,663 | |||
1991年(平成3年) | 17,190 | ←←←← | 8,884 | 26,074 | |||
1992年(平成4年) | 17,190 | ←←←← | 8,535 | 25,725 | |||
1993年(平成5年) | 17,850 | ←←←← | 8,644 | 26,494 | |||
1994年(平成6年) | 15,390 | ←←←← | 7,568 | 22,958 | |||
1995年(平成7年) | 12,360 | ←←←← | 7,517 | 19,877 | |||
1996年(平成8年) | 12,630 | ←←←← | 6,953 | 19,583 | |||
1997年(平成9年) | 11,190 | ←←←← | 6,846 | 18,036 | |||
1998年(平成10年) | 10,498 | ←←←← | 5,791 | 16,289 | |||
1999年(平成11年) | 9,212 | ←←←← | 5,265 | 14,477 | |||
2000年(平成12年) | 7,418 | ←←←← | 5,454 | 12,872 | |||
2001年(平成13年) | 10,186 | ←←←← | 5,741 | 15,927 | |||
2002年(平成14年) | 9,280 | ←←←← | 5,668 | 14,948 | |||
2003年(平成15年) | 9,334 | ←←←← | 5,607 | 14,941 | |||
2004年(平成16年) | 7,370 | ←←←← | 5,821 | 13,191 | |||
2005年(平成17年) | 10,706 | ←←←← | 5,941 | 16,647 | |||
2006年(平成18年) | ←←←← | 16,296 | |||||
2007年(平成19年) | ←←←← |
駅周辺
[編集]駅北側はセメント工場、駅南側は集落が広がる。駅西側に山がそびえており、ふもとには寺院や城跡がある。山を西へ進むと紫の滝に至るが、この滝は駅からやや遠い所にある。なお、三岐鉄道北勢線の阿下喜駅は(駅東側を流れる)員弁川の対岸にあるが、当駅付近には橋が架かっていないため迂回しなければならない。
- 太平洋セメント藤原工場
- 東禅寺城跡
- 西教寺
- 明源寺
- 御厨神社
- せせらぎ公園
- 三重県道615号西野尻垣内線
- 巡見街道
- いなべ市福祉バス「東藤原駅」停留所 - 坂本線
- 員弁川