東江雄斗
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ジークスター東京 #77 | |||||||||||||||
ポジション | CB / LB | ||||||||||||||
所属リーグ | 日本ハンドボールリーグ | ||||||||||||||
基本情報 | |||||||||||||||
国 | 日本 | ||||||||||||||
出身地 | 沖縄県浦添市 | ||||||||||||||
生年月日 | 1993年7月6日(31歳) | ||||||||||||||
身長・体重 |
182 cm 82 kg | ||||||||||||||
利き腕 | 右 | ||||||||||||||
出身 |
興南高等学校 早稲田大学 | ||||||||||||||
所属クラブ | |||||||||||||||
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代表歴 | |||||||||||||||
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受賞歴 | |||||||||||||||
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東江 雄斗(あがりえ ゆうと、1993年7月6日 - )は、沖縄県浦添市出身のハンドボール選手。日本ハンドボールリーグのジークスター東京所属。
実兄も同じく琉球コラソンのハンドボール選手の東江太輝。
経歴
[編集]学生時代
[編集]父が元実業団のハンドボール選手、母が体育大学出身で国体出場経験のあるハンドボール選手という家庭環境でハンドボールを始める[1]。浦添市立神森中学校時代は2008年に沖縄県選抜のメンバーとして第17回JOCジュニアオリンピックカップで優勝を経験し、最優秀選手に選ばれた[2]。
中学卒業後は興南高等学校へ進学。2010年3月の全国高等学校ハンドボール選抜大会では有望選手に選ばれた[3]。大会後は第4回男子ユースアジア選手権の日本代表U-19に選出[4]。
2011年はエースとして県高校総体の7年連続優勝に貢献した[5] が、全国大会の準々決勝で藤代紫水高等学校(茨城県)に敗れた[6]。同大会では優秀選手賞を受賞[7]。
高校卒業後は早稲田大学へ進学。2012年は第13回男子ジュニアアジア選手権の日本代表U-21に選出された[8]。
2013年は関東学生ハンドボール・春季リーグで優秀新人賞を受賞し[9]、秋季リーグで優秀選手に選ばれた[10]。同年の全日本学生ハンドボール選手権大会(インカレ)では優秀選手賞を受賞[11]。
2014年は春季リーグ・秋季リーグで3季連続となる優秀選手に選出[12][13]。同年は第22回世界学生選手権の日本代表U-24に選ばれた[14]。
2015年は第28回ユニバーシアード競技大会の日本代表に選出[15]。同年のインカレでは2年ぶりに優秀選手賞を受賞した[16]。12月29日に日本代表に初選出[17]。
実業団入り
[編集]2016年1月20日に日本ハンドボールリーグの大同特殊鋼へ加入[18]。シーズン終了後の6月に第23回世界学生選手権の日本代表U-24に選出された[19]。8月の第6回社会人選手権では最優秀新人賞を獲得した[20]。
2016-17年シーズンは得点王(120点)、最優秀選手賞、ベストセブン賞を受賞[21]。プレーオフでは殊勲選手賞に選出された。
2017年には世界選手権の日本代表に選出された[22]。同年の第7回社会人選手権ではMVPに選ばれ、4年ぶりの優勝に貢献した[23]。9月1日にはスポーツブランドのサルミング(SALMING)とスポンサー契約を締結[24]。2017-18年シーズンはリーグトップのフィールド得点(133得点、当時リーグ史上最高得点)を記録。総得点はリーグ2位に終わり[25]、2年連続でベストセブン賞を受賞した[26]。
2018-19年シーズンから副主将に就任[27]。2018年の第8回社会人選手権ではベストセブンに選ばれた[28]。
2021年4月30日に大同特殊鋼からの退団を発表。
人物・プレースタイル
[編集]詳細情報
[編集]年度別成績
[編集]年 | チーム | 試合 | フィールド 得点 |
率 | 7m | 合計 | 警告 | 退場 | 失格 |
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2015-16 | 大同特殊鋼 | 7 | 24/49 | .490 | 1/1 | 25/50 | 1 | 0 | 0 |
2016-17 | 16 | 92/171 | .538 | 28/33 | 120/204 | 4 | 0 | 0 | |
2017-18 | 21 | 133/247 | .538 | 23/32 | 156/279 | 5 | 4 | 0 | |
2018-19 | 24 | 115/210 | .548 | 14/19 | 129/229 | 2 | 4 | 1 | |
JHL:4年 | 68 | 364/677 | .538 | 66/85 | 430/762 | 12 | 8 | 1 |
- 各年度の太字はリーグ最高
JHLプレーオフ
[編集]年 | チーム | 試合 | フィールド 得点 |
率 | 7m | 合計 | 警告 | 退場 | 失格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015-16 | 大同特殊鋼 | 大崎電気戦 (準決勝) | 0/2 | .000 | 0/0 | 0/2 | 0 | 0 | 0 |
2016-17 | 湧永製薬戦 (準決勝) | 9/16 | .563 | 0/0 | 9/16 | 0 | 0 | 0 | |
大崎電気戦 (決勝) | 7/13 | .538 | 4/5 | 11/18 | 0 | 0 | 0 | ||
2017-18 | 豊田合成戦 (1stステージ) | 6/11 | .545 | 0/0 | 6/11 | 0 | 0 | 0 | |
トヨタ車体戦 (2ndステージ) | 9/15 | .600 | 2/2 | 11/17 | 0 | 0 | 0 | ||
2018-19 | トヨタ車体戦 (1stステージ) | 5/9 | .556 | 2/2 | 7/11 | 0 | 0 | 0 |
タイトル・表彰
[編集]日本ハンドボールリーグ
[編集]- 最優秀選手賞:1回 (2016年)
- 殊勲選手賞:1回 (2016年)
- ベストセブン賞:2回 (2016年・2017年)
- 得点王:1回 (2016年)
- フィールド得点賞:1回 (2017年)
社会人選手権
[編集]- MVP:1回 (2017年)
- ベストセブン:1回 (2018年)
- 最優秀新人賞 (2016年)
記録
[編集]日本ハンドボールリーグ
[編集]- フィールドゴール初得点:2016年2月11日、対トヨタ自動車東日本戦(大和町総合体育館)[30]
- 7mスロー初得点:2016年2月27日、対北陸電力戦(佐賀県総合体育館)[31]
- 通算400得点:2019年2月11日、対琉球コラソン戦(富士宮市民体育館)[32]
背番号
[編集]- 77ジークスター東京
- 33日本代表
- 20 (2016年 - )
代表歴
[編集]日本代表
[編集]- 世界選手権 (2017年・2019年)
- アジア選手権 (2016年・2018年)
- アジア競技大会 (2018年)
- ジャパンカップ (2018年・2019年)
- ヒロシマ国際大会 (2016年)
- 日韓定期戦 (2016年・2017年・2018年・2019年)
- インターナショナルマッチ (2018年)
- 欧州遠征 (2019年)
大会別成績
[編集]年 | 大会 | 対戦国 | フィールド 得点 |
率 | 7m | 合計 | 警告 | 退場 | 失格 |
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2017年 | 世界選手権 | ロシア戦 (予選) | 1/4 | .250 | 1/1 | 2/5 | 0 | 0 | 0 |
フランス戦 (予選) | 0/2 | .000 | 2/2 | 2/4 | 0 | 0 | 0 | ||
ブラジル戦 (予選) | 1/1 | 1.000 | 2/3 | 3/4 | 0 | 0 | 0 | ||
ポーランド戦 (予選) | 0/0 | - | 3/3 | 3/3 | 0 | 0 | 0 | ||
ノルウェー戦 (予選) | 1/3 | .333 | 1/1 | 2/4 | 0 | 0 | 0 | ||
アンゴラ戦 (順位決定戦) | 3/6 | .500 | 3/3 | 6/9 | 0 | 0 | 0 | ||
チリ戦 (21-22位戦) | 6/9 | .667 | 3/3 | 9/12 | 0 | 0 | 0 | ||
2019年 | 世界選手権 | 北マケドニア戦 (予選) | 2/3 | .667 | 0/0 | 2/3 | 0 | 0 | 0 |
クロアチア戦 (予選) | 3/6 | .500 | 0/0 | 3/6 | 0 | 0 | 0 | ||
スペイン戦 (予選) | 2/3 | .667 | 0/0 | 2/3 | 0 | 0 | 0 | ||
アイスランド戦 (予選) | 3/6 | .500 | 1/1 | 4/7 | 0 | 0 | 0 | ||
バーレーン戦 (予選) | 1/2 | .500 | 1/3 | 2/5 | 0 | 0 | 0 | ||
朝鮮戦 (21-24位戦) | 3/7 | .429 | 1/1 | 4/8 | 0 | 1 | 0 | ||
アンゴラ戦 (21-24位戦) | 3/6 | .500 | 1/1 | 4/7 | 0 | 0 | 0 |
日本代表U-24
[編集]- 世界学生選手権 (2014年・2016年)
- ユニバーシアード競技大会 (2015年)
日本代表U-22
[編集]- U-22東アジア選手権 (2013年)
日本代表U-21
[編集]- ジュニアアジア選手権 (2012年)
日本代表U-19
[編集]- アジアユース選手権 (2010年)
日本代表U-16
[編集]- 日韓スポーツ交流 (2008年)
脚注
[編集]- ^ 東江 雄斗 大同特殊鋼フェニックス
- ^ 第17回JOCジュニアオリンピックカップ2008ハンドボール大会 日本ハンドボール協会
- ^ 平成21年度 第33回全国高等学校ハンドボール選抜大会 日本ハンドボール協会
- ^ 第4回男子ユースアジア選手権 日本ハンドボール協会
- ^ 興南(ハンド)風格一丸V7 2011県高校総体第6日 琉球新報 (2011年6月2日)
- ^ ハンド4強逃す 北東北総体第4日 琉球新報 (2011年8月2日)
- ^ 8月3日(火) 【第6日目:最終日】 決勝 男女結果 平成23年度全国高等学校総合体育大会 花巻市実行委員会 事務局 (2011年7月26日)
- ^ 第13回男子ジュニアアジア選手権 選手団名簿 日本ハンドボール協会
- ^ 関東学生ハンドボール連盟2013春季リーグ戦星取り表 関東学生ハンドボール連盟
- ^ 関東学生ハンドボール連盟2013秋季リーグ戦星取り表 関東学生ハンドボール連盟
- ^ 平成25年度全日本学生ハンドボール選手権大会 日本ハンドボール協会
- ^ 関東学生ハンドボール連盟2014春季リーグ戦星取り表 関東学生ハンドボール連盟
- ^ 関東学生ハンドボール連盟2014秋季リーグ戦星取り表 関東学生ハンドボール連盟
- ^ 第22回世界学生選手権 日本ハンドボール協会
- ^ 第28回ユニバーシアード競技大会 日本ハンドボール協会
- ^ 平成27年度全日本学生ハンドボール選手権大会 日本ハンドボール協会
- ^ 東江を追加招集 ハンド男子日本代表 琉球新報 (2015年12月31日)
- ^ 大同特殊鋼、琉球コラソンに追加登録選手 スポーツイベント (2016年1月21日)
- ^ 第23回世界学生選手権 日本ハンドボール協会
- ^ 高松宮記念杯 第6回全日本社会人ハンドボール選手権大会 VS トヨタ自動車東日本 大同特殊鋼フェニックス (2016年9月5日)
- ^ 個人表彰 第41回日本リーグ 2016-2017 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ 第25回男子世界選手権の日本代表メンバーにフェニックスから2名選出 大同特殊鋼フェニックス (2016年12月20日)
- ^ 高松宮記念杯 第7回全日本社会人ハンドボール選手権大会VS トヨタ車体 大同特殊鋼フェニックス (2017年5月21日)
- ^ SALMINGが日本代表の東江とスポンサー契約 スポーツイベント (2017年9月1日)
- ^ 得点王(FG+7m)・ランキング - 第42回日本リーグ 2017-2018 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ 個人表彰<男子> - 第42回日本リーグ 2017-2018 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ 2018年度新体制 大同特殊鋼ハンドボール部 (2018年4月13日)
- ^ 高松宮記念杯第8回全日本社会人選手権大会【男子】 日本ハンドボール協会
- ^ No.502 東江の休日 大同特殊鋼ハンドボール部 (2018年6月5日)
- ^ 第40回日本リーグ宮城大会 2016年2月11日(木) 日本ハンドボールリーグ
- ^ 第40回日本リーグ佐賀大会 2016年2月27日(土) 日本ハンドボールリーグ
- ^ 第43回日本リーグ静岡大会 2019年2月11日(月) 日本ハンドボールリーグ
外部リンク
[編集]- 東江 雄斗 - 大同特殊鋼フェニックス (公式サイト)
- 東江雄斗 (@agayu1) - X(旧Twitter)