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岩本真典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岩本 真典
Masanori Iwamoto
大崎オーソル
役職 アドバイザー
所属リーグ 日本の旗 日本ハンドボールリーグ
基本情報
日本の旗 日本
出身地 熊本県熊本市
生年月日 (1970-09-28) 1970年9月28日(54歳)
身長・体重 200 cm
利き腕
出身 熊本市立商業高校
早稲田大学
ポジション RB
所属クラブ
クラブ
1993-2001 日本の旗 三陽商会
2001-2009 日本の旗 大崎電気
監督歴
クラブ
2009-2019 日本の旗 大崎電気
2015 日本の旗 日本代表男子
通算成績 (JHL)
得点 1079点 (.518)
FS得点 912点 (.489)
7mT得点 167点 (.773)
代表歴
1989-2008 日本の旗 日本
受賞歴
  • 得点王:1995年
  • ベストセブン賞:1993年・1995年・2005年
  • 最優秀新人賞:1993年
  • 最優秀監督賞:2015年・2016年・2017年
獲得メダル
 日本
アジア選手権
1993 マナーマ
2000 熊本
2004 ドーハ
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岩本 真典(いわもと まさのり、1970年9月28日 - )は、熊本県熊本市出身の元ハンドボール選手、指導者。2019年まで日本ハンドボールリーグ大崎オーソル監督を務め、現在は、トヨタ紡織九州レッドトルネードSAGA監督。

日本リーグでの通算得点は1079得点(フィールド912点、7mスロー167点)。

経歴

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熊本市立商業高等学校卒業後に早稲田大学へ進学。1993年1月に1992年度の全日本学生ハンドボール連盟・優秀選手に選出された[1]

1993年日本ハンドボールリーグ三陽商会に入社。1993-94年シーズンの最優秀新人賞とベストプレーヤー賞(ベストセブン)を受賞した[2]

1997年には地元で開催された第15回世界選手権日本代表のメンバーとして出場。

2000-01年シーズン限りで三陽商会ハンドボール部が休部となったため、大崎電気に移籍。

2006年10月18日富士見市立市民総合体育館で行われた豊田合成戦で、日本リーグ史上初の通算1000得点を記録した[3]

2008-09年シーズン限りで現役を引退し、大崎電気の監督に就任。

2015年2月23日にハンドボール日本男子代表の監督に就任[4]。大崎電気では総監督となり、代行監督として佐藤良彦が指揮を執った。しかし、同年に行われたリオデジャネイロ五輪のアジア予選で敗退したため、代表監督を退任[5]。日本リーグのプレーオフでは監督として自身初の優勝を達成し、最優秀監督賞を受賞した[6]

2016-17年シーズンはレギュラーシーズンを2位で終了。プレーオフでは2年連続となる優勝を果たし、最優秀監督賞を受賞した[7]

2017-18年シーズンは2年ぶりにレギュラーシーズンを1位で通過した。プレーオフでは3連覇を達成し、最優秀監督賞を受賞。

2018-19年シーズン限りで大崎電気の監督を退任し、アドバイザーに就任[8]

2020年ー トヨタ紡織九州ハンドボール部レッドトルネード(現トヨタ紡織九州レッドトルネードSAGA)コーチ、監督就任。

2023年 燃ゆる感動かこしま国体 佐賀(トヨタ紡織九州レッドトルネードSAGA)代表として優勝。

人物

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歌手の森高千里は中学校の1年先輩に当たる。作家の中山智幸は小・中学校の後輩。

詳細情報

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通算選手成績

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JHL:15年 フィールド
得点
7m 合計
912/1866 .489 167/216 1079/2082

年度別監督成績

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レギュラーシーズン

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リーグ チーム 順位 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点
2009-10 JHL 大崎電気 5位 14 8 1 5 398 350
2010-11 1位 14 12 0 2 484 414
2011-12 1位 14 11 1 2 480 382
2012-13 1位 16 16 0 0 547 413
2013-14 2位 16 12 1 3 489 414
2014-15 1位 16 16 0 0 524 395
2015-16 1位 4 4 0 0 125 82
2016-17 2位 16 11 2 3 439 386
2017-18 1位 24 18 2 4 695 572
2018-19 1位 24 20 2 2 663 552
JHL:10年 158 128 9 21 4844 3960
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 2015-16年シーズンは日本代表男子の監督を兼任していたため4試合の登録のみ

JHLプレーオフ

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大会名 対戦相手 勝敗
2010-11 開催中止
2011-12 プレーオフ準決勝 湧永製薬 28-16 / 決勝進出
プレーオフ決勝 大同特殊鋼 32-36 / 敗退 (2位)
2012-13 プレーオフ準決勝 大同特殊鋼 24-27 / 敗退 (3位)
2013-14 プレーオフ準決勝 大同特殊鋼 29-30 / 敗退 (3位)
2014-15 プレーオフ準決勝 琉球コラソン 31-27 / 決勝進出
プレーオフ決勝 大同特殊鋼 19-23 / 敗退 (2位)
2015-16 プレーオフ準決勝 大同特殊鋼 19-18 / 決勝進出
プレーオフ決勝 トヨタ車体 25-24 / 優勝
2016-17 プレーオフ準決勝 トヨタ車体 29-25 / 決勝進出
プレーオフ決勝 大同特殊鋼 29-26 / 優勝
2017-18 プレーオフ決勝 トヨタ車体 30-26 / 優勝
2018-19 プレーオフ決勝 トヨタ車体 23-27 / 敗退 (2位)

代表監督成績

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大会名 結果
2015年 リオデジャネイロ五輪・アジア予選 日本の旗 日本代表男子 敗退 (5位)

タイトル・表彰

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日本ハンドボールリーグ

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  • ベストセブン賞:3回 (1993年・1995年・2005年)
  • 最優秀新人賞 (1993年)
  • 得点王:1回 (1995年)
  • 最優秀監督賞:3回 (2015年・2016年・2017年)

社会人選手権

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※前身の実業団選手権を含む

  • ベストセブン:1回 (2004年)
  • 最優秀監督賞:4回 (2010年・2012年・2015年・2018年)

脚注

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  1. ^ 機関誌 - No.329 1993年4月号 日本ハンドボール協会
  2. ^ 機関誌 - No.338 1994年2月号 日本ハンドボール協会
  3. ^ PRESS RELEASE 日本ハンドボール協会 (2006年10月18日)
  4. ^ 待ちに待った日本代表新監督が決定 スポーツイベント (2015年2月24日)
  5. ^ ハンドボール岩本監督が退任 リオ五輪出場逃し 後任は年内メド Sponichi Annex (2015年12月15日)
  6. ^ 個人表彰<男子> - 第40回日本リーグ 2015-2016 Season 日本ハンドボールリーグ
  7. ^ 個人表彰<男子> - 第41回日本リーグ 2016-2017 Season 日本ハンドボールリーグ
  8. ^ 2019年度新体制 大崎電気ハンドボール部 (2019年4月15日)

外部リンク

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  • 選手情報 - 大崎オーソル (公式サイト)
  • 選手情-トヨタ紡織九州レッドトルネードSAGA (公式サイト)