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東向島駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東向島駅*
出入口(2024年4月)
ひがしむこうじま
Higashi-mukojima
(旧 玉ノ井 [東武博物館 下車駅])
TS 04 曳舟 (0.8 km)
(1.0 km) 鐘ヶ淵 TS 06
地図
所在地 東京都墨田区東向島4-29-7
北緯35度43分29.8秒 東経139度49分10.2秒 / 北緯35.724944度 東経139.819500度 / 35.724944; 139.819500座標: 北緯35度43分29.8秒 東経139度49分10.2秒 / 北緯35.724944度 東経139.819500度 / 35.724944; 139.819500
駅番号 TS05
所属事業者 東武鉄道
所属路線 伊勢崎線(東武スカイツリーライン)
キロ程 3.2 km(浅草起点)
電報略号 ヒム
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[東武 1]16,860人/日
-2022年-
開業年月日 1902年明治35年)4月1日
* 駅名履歴
- 1902年から1908年まで白鬚駅(一旦廃止)。
- 1924年から1987年まで玉ノ井駅。
テンプレートを表示

東向島駅
配線図

曳舟駅

2 1


STRg STRf
PSTR(R) PSTR(L)
PSTR(R) PSTR(L)
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鐘ヶ淵駅

東向島駅(ひがしむこうじまえき)は、東京都墨田区東向島四丁目にある東武鉄道伊勢崎線である。「東武スカイツリーライン」の愛称区間に含まれている。駅番号はTS 05

開設当初は白鬚駅(しらひげえき)、そして1924年大正13年)に営業を再開した際には玉ノ井駅(たまのいえき)の名称であったが、1987年昭和62年)に現行の駅名に改称された。改称後も駅名標には「旧玉ノ井」と表示されている[注釈 1]

年表

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なお、1928年(昭和3年)から1936年(昭和11年)にかけては京成電気軌道白鬚線が接続していた(京成玉ノ井駅)。

玉ノ井駅。1956年撮影。
リニューアル前の出入口(2015年4月)

駅構造

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改札(2024年4月)
リニューアル前の改札(2015年4月)

相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。ホーム有効長は10両編成に対応するが、東京メトロ半蔵門線東急田園都市線直通列車は通過する。

バリアフリー対応施設として、2007年春に各ホームと1階改札内コンコースを連絡するエレベーターが整備された。浅草方面ホームのエレベーターは踊り場部分(中2階)での乗り換えとなっている。

トイレは改札内にあり、男性用と女性用は中2階に、エレベーターと同時に設置された多機能トイレは1階にある。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 TS 東武スカイツリーライン 下り 北千住新越谷東武動物公園
TI 伊勢崎線 久喜TN 日光線 南栗橋方面
2 上り 曳舟とうきょうスカイツリー浅草方面
  • 上記の路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。
  • 2020年6月6日ダイヤ改正より、日中時間帯に当駅へ発着する列車は毎時6本全て浅草駅 - 北千住駅間のシャトル列車であるため、それ以外の駅を利用する場合は曳舟駅北千住駅などでの乗り継ぎが必要である。なお朝と夕方時間帯には、浅草 - 館林駅東武動物公園駅南栗橋駅などを発着する区間急行・区間準急も設定されている。

利用状況

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2022年度の一日平均乗降人員16,860人である[東武 1]

近年の一日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。

年度別一日平均乗降・乗車人員[4]
年度 一日平均
乗降人員[5]
一日平均
乗車人員
1992年(平成04年) 7,671
1993年(平成05年) 7,781
1994年(平成06年) 7,948
1995年(平成07年) 8,109
1996年(平成08年) 7,942
1997年(平成09年) 7,926
1998年(平成10年) 15,607 7,803
1999年(平成11年) 14,934 7,459
2000年(平成12年) 14,977 7,521
2001年(平成13年) 14,583 7,414
2002年(平成14年) 14,515 7,408
2003年(平成15年) 14,830 7,525
2004年(平成16年) 14,739 7,436
2005年(平成17年) 14,832 7,474
2006年(平成18年) 15,413 7,784
2007年(平成19年) 16,867 8,533
2008年(平成20年) 17,035 8,562
2009年(平成21年) 16,913 8,501
2010年(平成22年) 16,795 8,408
2011年(平成23年) 16,226 8,180
2012年(平成24年) 17,304 8,603
2013年(平成25年) 17,730
2014年(平成26年) 17,726
2015年(平成27年) 18,090
2016年(平成28年) 18,797
2017年(平成29年) 19,107
2018年(平成30年) [東武 2]19,558
2019年(令和元年) [東武 3]20,442
2020年(令和02年) [東武 4]15,171
2021年(令和03年) [東武 5]15,608
2022年(令和04年) [東武 1]16,860

京成電気軌道 京成玉ノ井駅

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京成玉ノ井
けいせいたまのい
長浦
白鬚
所在地 東京府東京市向島区(現・東京都墨田区寺島町
所属事業者 京成電気軌道
所属路線 白鬚線
キロ程 (向島起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1928年昭和3年)4月7日
廃止年月日 1936年(昭和11年)2月28日
テンプレートを表示

京成玉ノ井駅(けいせいたまのいえき)は、かつてあった京成電気軌道(現、京成電鉄白鬚線の駅である。

東武鉄道の玉ノ井駅の北側、交差部の東に位置し、立体交差で地平の東武線を跨いでいた。

歴史

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廃止翌年に発表された永井荷風の小説『濹東綺譚』では、当駅の廃止直後の様子が描かれており、雑草に覆われた停車場跡の盛土が残され「城址のような趣」と評している。

駅周辺

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駅ホームと、ホーム下にある東武博物館の「ウォッチングプロムナード」(2011年1月)

バス路線

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最寄りバス停留所は、水戸街道上の「向島消防署前」であり、以下の路線が都営バスにより運行されている。

また、明治通り上の都営バス「東向島広小路」停留所も利用できるが、若干距離がある。

その他

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  • 当駅のすぐ東側には、大正時代から1958年(昭和33年)まで、永井荷風その他の文学作品にも取り上げられた有名な私娼街「玉の井」があった。当時、当駅はその最寄り駅として賑わった。
  • 玉の井を舞台にした永井荷風の小説濹東綺譚』の初版本(1937年)には、当時の玉ノ井駅プラットホームの写真が掲載されていた。

隣の駅

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東武鉄道
TS 東武スカイツリーライン
急行・準急
通過
区間急行・区間準急・普通
曳舟駅(TS 04) - 東向島駅(TS 05) - 鐘ヶ淵駅(TS 06)

かつて存在した路線

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京成電気軌道
白鬚線
長浦駅 - 京成玉ノ井駅 - 白鬚駅

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ 当駅と同様に住所表記の変更による駅名の改称で、旧名称を併記した駅としては、京成本線京成西船駅(旧・葛飾駅)がある。

出典

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  1. ^ 「地方鉄道駅設置」『官報』1924年10月9日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 「伊勢崎線曳舟-鐘ヶ淵間を高架運転」『交通新聞』交通協力会、1967年2月21日、1面。
  3. ^ 「2月のメモ帳」『鉄道ピクトリアル』第17巻第4号、電気車研究会、1967年4月1日、82頁。 
  4. ^ 東京都統計年鑑
  5. ^ 関東交通広告協議会レポート
  6. ^ 石本祐吉『京成の駅今昔・昭和の面影 : 100年の歴史を支えた全駅を紹介』JTBパブリッシング、2014年。 
東武鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
  2. ^ 駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2019年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
  3. ^ 駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2020年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
  4. ^ 駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2021年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
  5. ^ 駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。

外部リンク

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