東京ジョー (アルバム)

『東京ジョー』
坂本龍一 & 渡辺香津美のコンピレーション・アルバム
リリース	1982年11月; 1985年9月21日（CD盤再発）; 2014年7月2日（『東京ジョー (+2)』）; 2019年6月19日（LP盤再発）;
ジャンル	フュージョン; ニューエイジ; シティ・ポップ;
時間	50分12秒; 59分37秒（『東京ジョー (+2)』）;
レーベル	日本コロムビア / BETTER DAYS; 日本コロムビア / DENON（CD盤再発）;
坂本龍一年表
渡辺香津美年表
	テンプレートを表示

『東京ジョー』（とうきょうジョー、Tokyo Joe）は、坂本龍一と渡辺香津美の共演作品を集めた1982年のコンピレーション・アルバム^[2]^[3]。

制作

同年に発売されたコンピレーション・アルバム『Tokyo-Paris-London-New York, Dancing Night』にも収められた「TOKYO JOE」をタイトル曲として冒頭に置き^[4]、坂本のソロ・デビュー・アルバム『千のナイフ』（1978年）や、渡辺が主宰し坂本が共同プロデュースしたバンド・プロジェクトであった「KYLYN」名義のアルバム『KYLYN』（1979年）と『KYLYN LIVE』（1979年）から選ばれたトラックが収録された。

リリース

日本では1982年 11月にオリジナル盤がLP盤でリリースされ、1985年 9月21日に初CD化された。

1990年から1991年にかけてアメリカ合衆国やヨーロッパでもCDがリリースされた^[2]。

2014年には、新たにリマスタリングされ、ラジオ番組『日立ミュージック・イン・ハイフォニック』から企画されたコンピレーション・アルバム『Hi-phonics』（1979年）に収録されていた「DRAGOON」（作曲：坂本龍一）と、渡辺香津美の『OLIVE'S STEP』（1977年）に収録されていた「MOVIN' NOZZLE」（作曲：渡辺香津美）をボーナス・トラックとして追加した『東京ジョー (+2)』がリリースされた^[3]。

2019年には、タワーレコード限定でLP盤が再発売された^[5]。

トラックリスト

収録曲の曲名表記には揺れがあり、LP盤の帯における表記では「東京ジョー」「赤坂ムーン」となっていた。また、『千のナイフ』収録曲については、このコンピレーションにおける曲名表記は当時のLP盤における表記と同じであるが、後年の再発CD盤などでは「The End Of Asia」「千のナイフ」の表記が優先されるようになった。

LP盤

A面
#	タイトル	作詞	作曲	収録作品	時間
1.	「トーキョー・ジョー」(TOKYO JOE)	BRYAN FERRY	BRYAN FERRY	『Tokyo-Paris-London-New York, Dancing Night』	3:59
2.	「ジ・エンド・オブ・エイシャ」(THE END OF ASIA)		坂本龍一	『千のナイフ』	6:17
3.	「在広東少年」(ZAI KUNTONG SHONEN)	矢野顕子	矢野顕子	『KYLYN LIVE』	7:13
4.	「アイル・ビー・ゼア」(I'LL BE THERE)	矢野顕子	坂本龍一	『KYLYN』	6:38
合計時間:					24:07

B面
#	タイトル	作詞	作曲	収録作品	時間
1.	「E-DAY・プロジェクト」(E-DAY PROJECT)		坂本龍一	『KYLYN』	5:45
2.	「サウザント・ナイブズ」(THOUSAND KNIVES)		坂本龍一	『千のナイフ』	9:34
3.	「リヴァー・マスト・フロウ」(THE RIVER MUST FLOW)	GINO VANNELLI	GINO VANNELLI	『KYLYN LIVE』	6:12
4.	「アカサカ・ムーン」(AKASAKA MOON)		渡辺香津美	『KYLYN』	4:34
合計時間:					26:05

CD盤

CD
#	タイトル	作詞	作曲	収録作品	時間
1.	「トーキョー・ジョー」(TOKYO JOE)	BRYAN FERRY	BRYAN FERRY		3:59
2.	「ジ・エンド・オブ・エイシャ」(THE END OF ASIA)		坂本龍一	『千のナイフ』	6:17
3.	「在広東少年」(ZAI KUNTONG SHONEN)	矢野顕子	矢野顕子	『KYLYN LIVE』	7:13
4.	「アイル・ビー・ゼア」(I'LL BE THERE)	矢野顕子	坂本龍一	『KYLYN』	6:38
5.	「E-DAY・プロジェクト」(E-DAY PROJECT)		坂本龍一	『KYLYN』	5:45
6.	「サウザント・ナイブズ」(THOUSAND KNIVES)		坂本龍一	『千のナイフ』	9:34
7.	「リヴァー・マスト・フロウ」(THE RIVER MUST FLOW)	GINO VANNELLI	GINO VANNELLI	『KYLYN LIVE』	6:12
8.	「アカサカ・ムーン」(AKASAKA MOON)		渡辺香津美	『KYLYN』	4:34
合計時間:					50:12

東京ジョー (+2)

CD^[6]
#	タイトル	作詞	作曲	収録作品	時間
1.	「トーキョー・ジョー」(TOKYO JOE)	BRYAN FERRY	BRYAN FERRY		3:59
2.	「ジ・エンド・オブ・エイシャ」(THE END OF ASIA)		坂本龍一	『千のナイフ』	6:17
3.	「在広東少年」(ZAI KUNTONG SHONEN)	矢野顕子	矢野顕子	『KYLYN LIVE』	7:13
4.	「アイル・ビー・ゼア」(I'LL BE THERE)	矢野顕子	坂本龍一	『KYLYN』	6:38
5.	「E-DAY・プロジェクト」(E-DAY PROJECT)		坂本龍一	『KYLYN』	5:45
6.	「サウザント・ナイブズ」(THOUSAND KNIVES)		坂本龍一	『千のナイフ』	9:34
7.	「リヴァー・マスト・フロウ」(THE RIVER MUST FLOW)	GINO VANNELLI	GINO VANNELLI	『KYLYN LIVE』	6:12
8.	「アカサカ・ムーン」(AKASAKA MOON)		渡辺香津美	『KYLYN』	4:34
9.	「ドラグーン (ボーナス・トラック)」(DRAGOON (Bonus track))		坂本龍一	『Hi-phonics』	4:51
10.	「ムーヴィン・ノズル (ボーナス・トラック)」(MOVIN' NOZZLE (Bonus track))		渡辺香津美	『OLIVE'S STEP』	4:34
合計時間:					59:37

パーソネル

坂本龍一 - キーボード、ドラムス、マリンバ
渡辺香津美 - ギター、ベース、ボーカル
矢野顕子 - キーボード、エレクトリック・ピアノ、ボーカル、シンセサイザー
小原礼 - ベース
細野晴臣 - シンバル
向井滋春 - トロンボーン
村上秀一 - ドラムス
本多俊之 - サクソフォーン
高橋幸宏 - ドラムス、ボーカル
浜口茂外也 - ドラムス
ペッカー - パーカッション
清水靖晃 - テナー・サクソフォーン
Ohno Ensemble - ストリングス
松武秀樹 - シンセサイザー

脚注

^ “タワーレコードだけで買えるシティ・ポップ作品をご紹介”. タワーレコード (2019年8月19日). 2021年12月18日閲覧。
^ ^a ^b Ryuichi Sakamoto & Kazumi Watanabe – Tokyo Joe - Discogs (発売一覧)
^ ^a ^b “渡辺香津美の1976年作と、坂本龍一との共演音源集がタワレコ限定リマスター復刻”. タワーレコード (2014年4月28日). 2019年12月21日閲覧。
^ Various – Tokyo-Paris-London-New York, Dancing Night - Discogs (発売一覧)
^ “東京ジョー＜タワーレコード限定/初回生産限定盤＞”. タワーレコード. 2021年12月18日閲覧。
^ “東京ジョー (+2)＜タワーレコード限定＞”. タワーレコード. 2021年12月18日閲覧。

この項目は、アルバムに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:音楽/PJアルバム）。

[LP-1] “タワーレコードだけで買えるシティ・ポップ作品をご紹介”. タワーレコード (2019年8月19日). 2021年12月18日閲覧。

[discogs-2] Ryuichi Sakamoto & Kazumi Watanabe – Tokyo Joe - Discogs (発売一覧)

[tower-3] “渡辺香津美の1976年作と、坂本龍一との共演音源集がタワレコ限定リマスター復刻”. タワーレコード (2014年4月28日). 2019年12月21日閲覧。

[4] Various – Tokyo-Paris-London-New York, Dancing Night - Discogs (発売一覧)

[5] “東京ジョー＜タワーレコード限定/初回生産限定盤＞”. タワーレコード. 2021年12月18日閲覧。

[6] “東京ジョー (+2)＜タワーレコード限定＞”. タワーレコード. 2021年12月18日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]