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朱鞠内道立自然公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
朱鞠内道立自然公園
Shumarinai Prefectural Natural Park
朱鞠内湖
分類 自然公園
所在地
座標 北緯44度18分30秒 東経142度10分53秒 / 北緯44.30833度 東経142.18139度 / 44.30833; 142.18139座標: 北緯44度18分30秒 東経142度10分53秒 / 北緯44.30833度 東経142.18139度 / 44.30833; 142.18139
面積 13,767ヘクタール
開園 1974年
運営者 北海道
事務所 上川総合振興局保健環境部環境生活課
留萌振興局保健環境部環境生活課
事務所所在地 北海道旭川市永山6条19丁目1
北海道留萌市住之江町2丁目1-2
公式サイト 朱鞠内道立自然公園
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朱鞠内道立自然公園(しゅまりないどうりつしぜんこうえん)は、北海道雨竜郡幌加内町士別市天塩郡遠別町苫前郡羽幌町にある自然公園都道府県立自然公園)。

概要

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公園は、ダムによって堰き止められて形成した朱鞠内湖や宇津内湖、ウツナイ川の湖沼地域、天塩山地最高峰のピッシリ山を中心とする山岳地域に分けられる[1]。朱鞠内湖は雨竜川の上流に建設した雨竜第一ダムによる人造湖であり、常時満水位までの面積(湛水面積)2,373 haは人造湖として日本国内最大になっており、周囲約40 km、水深約40 mある[2]。岬角、湾入などの変化に富み、大小の島々が浮かんでいる[3]。宇津内湖もウツナイ川の下流部が雨竜第二ダムによって堰き止められた人造湖である[3]。これら湖沼は、支流の多い河谷が深く水没したために形成したものであり、他の北海道内の自然湖や人造湖では見ることのできない特殊な地形景観になっている[3]

自然

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公園周辺は北海道大学の雨龍研究林(演習林)になっており[4]、ダム建設用地を売却している[5]湖沼の周囲にはミズナラハルニレオヒョウイタヤカエデなどの広葉樹を主とし、トドマツなどの針葉樹が混交している[3]。朱鞠内湖にはイトウアメマスワカサギなどが生息している[3]。標高1,031.5 mのピッシリ山は高地が集塊岩によって形成しており、標高600 m付近からダケカンバが多く現れるが、標高700 mを越えるとダケカンバの疎林を主とした更新困難地になる[6]。標高1,000 m 付近の岩礫地になるとハイマツに混じりキバナシャクナゲコケモモマルバシモツケなどの高山植物を見ることができる[6]

景勝地

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  • 朱鞠内湖
  • 朱鞠内湖畔キャンプ場
  • 宇津内湖
  • ピッシリ山

脚注

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  1. ^ 管理指針 2001, pp. 1–2.
  2. ^ 日本一が3つあるまち”. 幌加内町. 2017年2月12日閲覧。
  3. ^ a b c d e 管理指針 2001, p. 1.
  4. ^ 雨龍研究林”. 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション. 2017年2月12日閲覧。
  5. ^ 森林圏ステーションについて”. 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション. 2017年2月12日閲覧。
  6. ^ a b 管理指針 2001, p. 2.

参考資料

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関連項目

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外部リンク

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