暗黒時代 (中日ドラゴンズ)
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中日ドラゴンズの「暗黒時代」(ちゅうにちドラゴンズのあんこくじだい)は、日本プロ野球のセントラル・リーグに所属する中日ドラゴンズが2013年から2024年までの12シーズン中11回のBクラス、そのうち4回のリーグ最下位となった低迷期を指す俗称である[1][2]。
概要
[編集]「暗黒時代」の12シーズンのうち、優勝はおろかAクラス入り(上位3位入賞)を果たしたのは2020年の1回のみであり、Bクラス入りは11回、そのうち4回は最下位という結果に終わっている。また、2022年から2024年までは3年連続最下位、うち2023年、2024年は2年連続400得点未満となっており、これらの連続記録はいずれも球団ワースト記録である。この期間中、勝率が.500を上回ったシーズンは2020年の1度のみであり、全球団に対して負け越したシーズンも存在する。
年
度 |
所
属 |
監督 | レギュラーシーズン | 備考 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
順
位 |
勝
利 |
敗
戦 |
引
分 |
勝
率 | |||||||
2013 | セ・リーグ | 高木守道 | 4 | 64 | 77 | 3 | .454 | ||||
2014 | 谷繁元信 | 4 | 67 | 73 | 4 | .479 | |||||
2015 | 5 | 62 | 77 | 4 | .446 | 44年ぶりの3年連続Bクラス | |||||
2016 | 谷繁元信 →森繁和 |
6 | 58 | 82 | 3 | .414 | |||||
2017 | 森繁和 | 5 | 59 | 79 | 5 | .428 | |||||
2018 | 5 | 63 | 78 | 2 | .447 | ||||||
2019 | 与田剛 | 5 | 68 | 73 | 2 | .482 | |||||
2020 | 3 | 60 | 55 | 5 | .522 | 暗黒時代唯一のAクラス入り | |||||
2021 | 5 | 55 | 71 | 17 | .437 | ||||||
2022 | 立浪和義 | 6 | 66 | 75 | 2 | .468 | |||||
2023 | 6 | 56 | 82 | 5 | .406 | ||||||
2024 | 6 | 60 | 75 | 8 | .444 | 球団史上初の3年連続最下位 | |||||
通算:12年 | 738 | 897 | 60 | .452 | 日本一 | 0回 | |||||
Aクラス | 1位 | 0回 | 1回 | ||||||||
2位 | 0回 | ||||||||||
3位 | 1回 | ||||||||||
Bクラス | 4位 | 2回 | 11回 | ||||||||
5位 | 5回 | ||||||||||
6位 | 4回 |
脚注
[編集]- ^ “「最悪の暗黒時代ですよ」2年連続最下位の中日にOBの谷沢氏が“愛の喝” | BASEBALL KING”. BASEBALL KING (2023年12月22日). 2024年12月27日閲覧。
- ^ “中日・立浪監督、今季最終戦セレモニーあいさつ全文:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2024年12月27日閲覧。