日野村 (鳥取県)
表示
ひのそん 日野村 | |
---|---|
廃止日 | 1953年10月1日 |
廃止理由 |
新設合併 根雨町、日野村 → 根雨町 |
現在の自治体 | 日野郡日野町 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中国地方(山陰地方) |
都道府県 | 鳥取県 |
郡 | 日野郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
2,154人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 | 根雨町、江府町、二部村、黒坂町 |
日野村役場 | |
所在地 | 鳥取県日野郡日野村 |
ウィキプロジェクト |
日野村(ひのそん[1])は、鳥取県日野郡にあった村。日野郡日野町の一部にあたる。
地理
[編集]歴史
[編集]- 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、日野郡渡村、安井村が発足[3]。
- 1913年(大正2年)9月1日、上記2村が合併して日野村が発足[1][2]。大字を継承し小原、奥別所、榎市、本郷、下榎、津地、野田、舟場、安原の9大字を編成[2]。
- 1914年(大正3年)大字奥別所が別所に改称[4]。
- 1919年(大正8年)根雨電気株式会社が全村に電気点灯[2]。
- 1921年(大正10年)稲作凶作ため小作争議が発生し、1924年(大正13年)日本農民組合日野支部が結成された[2]。
- 1923年(大正12年)日野村信用購買組合設立[2]
- 1932年(昭和7年)日野村信用購買販売利用組合設立[2]
- 1941年(昭和16年)日野村森林組合設立[2]
- 1943年(昭和18年)日野村農業会設立[2]
- 第二次世界大戦末期、兵庫県魚崎尋常小学校(現神戸市立魚崎小学校)の集団学童疎開を受け入れた[2]。
- 1948年(昭和23年)日野村農業協同組合設立[2]
- 1953年(昭和28年)10月1日、日野郡根雨町と合併し根雨町が存続して廃止された[1][2]。合併後、根雨町大字小原・別所・榎市・本郷・下榎・津地・野田・舟場・安原となる[2]。
産業
[編集]- 農業、林業[2]
教育
[編集]- 渡村と安井村の合併に伴い、渡尋常小学校と安井尋常小学校の統合問題が起こり1935年(昭和10年)まで継続し、大字本郷字加瀬地に日野尋常小学校を、大字別所字小林に同校分校を設置することで解決した[2]。1936年(昭和11年)新校舎落成[2]。1940年(昭和15年)高等科併置[2]。1946年(昭和21年)校舎が一部を残して火災で焼失[2]。1948年(昭和23年)新校舎落成[2]。
- 1947年(昭和22年)日野中学校が開校し、1954年(昭和29年)根雨中学校に合併[2]。(日野町立日野中学校 (鳥取県)参照)
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 31 鳥取県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。