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真室川駅

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新町駅 (山形県)から転送)
真室川駅[* 1]
駅舎(2024年4月)
まむろがわ
Mamurogawa
羽前豊里 (2.7 km)
(9.2 km) 釜淵
地図
山形県最上郡真室川町大字新町番外地[2]
北緯38度51分29.91秒 東経140度15分17.32秒 / 北緯38.8583083度 東経140.2548111度 / 38.8583083; 140.2548111座標: 北緯38度51分29.91秒 東経140度15分17.32秒 / 北緯38.8583083度 東経140.2548111度 / 38.8583083; 140.2548111
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 奥羽本線
キロ程 164.0 km(福島起点)
電報略号 マム
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
72人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1904年明治37年)10月21日[2][1]
備考 簡易委託駅
  1. ^ 1916年(大正5年)に新町駅から改称[1]
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真室川駅(まむろがわえき)は、山形県最上郡真室川町大字新町(あらまち)[2]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線である。

歴史

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1904年明治37年)に、奥羽南線(現在の奥羽本線)が新庄駅から院内駅まで開通するのと同時に開業した。当時は、新庄と院内の間には当駅のほかに釜淵駅及位駅しかなかった。開業当初は新町と称していたが、1916年大正5年)に町の名に合わせて真室川と改称された。

年表

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駅構造

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単式ホーム島式ホーム混合の2面3線を有する地上駅である。両ホームは跨線橋で結ばれている。西側(単式ホーム側)に駅舎を有するが、跨線橋を経由した東側にも駅出入口が設けられている。

新庄駅管理の簡易委託駅である。2003年(平成15年)に、駅舎が木造二階建てで瓦葺のものに建て替えられた[5]。駅舎には「森の停車場」と書かれた表札が掲げられている[7]。また、駅舎内には地産物産店と待合所が併設されている[7]。このうち、地産物産店で乗車券の受託販売をしている。

新庄駅から当駅で折り返す区間列車が設定されている。

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 奥羽本線 下り 秋田方面[8]  
2・3 上り 新庄方面[8] 3番線は当駅始発

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員72人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     271 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     270 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     269 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     234 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     245 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     223 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     225 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     191 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     199 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     181 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     168 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     150 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 25 123 149 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 23 114 137 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 21 110 131 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 21 107 128 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 19 107 126 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 16 101 117 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 14 104 118 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 15 107 122 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 9 87 97 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 10 87 97 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 9 70 79 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 9 62 72 [利用客数 1]

駅周辺

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駅は真室川町の中心部にある。駅西側は山形県道35号真室川鮭川線沿いに市街地が形成され、駅東側は駅前まで迫っている丘陵地の沿道にある。駅周辺を境にして南北に位置する鮭川は北上する真室川と西に向かう金山川に分岐する。

バス路線

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隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
奥羽本線
羽前豊里駅 - 真室川駅 - 釜淵駅

脚注

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記事本文

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  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、532頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b c d 駅の情報(真室川駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月20日閲覧。
  3. ^ 昭和41年11月3日読売新聞山形読売
  4. ^ 「「通報」●芸備線甲立駅ほか18駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1986年3月29日、4面。
  5. ^ a b 「真室川町 交通関連施設「森の停車場」がほぼ完成 駅舎跡が新たな町の顔に」『山形新聞』山形新聞社、2003年12月31日、朝刊、19面。
  6. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月4日閲覧 
  7. ^ a b 『鉄道ジャーナル』通巻653号 pp.26-27
  8. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(真室川駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年4月26日閲覧。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月11日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。

参考文献

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  • 植村誠、山井美希(写真)「山形秋田県境の奥羽本線」『鉄道ジャーナル』第55巻第3号(通巻653号)、成美堂出版、2021年3月1日、26-33頁、ISSN 0288-2337 

関連項目

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外部リンク

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