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創造都市ネットワーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文化芸術創造都市から転送)

創造都市ネットワーク(そうぞうとしネットワーク、: Creative Cities Network)は、チャールズ・ランドリー英語版1995年に発表した「Creative city」を、2004年ユネスコが採用したプロジェクトのひとつ。文学映画音楽工芸(クラフトとフォークアート)・デザインメディアアート食文化ガストロノミー)の創造産業7分野から、世界でも特色ある都市を認定するもの。「グローバル化の進展により固有文化の消失が危惧される中で、文化の多様性を保持するとともに、世界各地の文化産業が潜在的に有している可能性を、都市間の戦略的連携により最大限に発揮させるための枠組みが必要」[1] との考えに基づいている。

シンプルなデザインの創造都市ネットワークのロゴ

選定と運営

[編集]

ユネスコ内での担当は、文化局における文化的表現・創造産業部 博物館・創造性課[補 1]

申請は国連・ユネスコに加盟またはオブザーバー参加する国か地域(国家承認を得た国連非加盟の国と地域の一覧参照)の都市の側から行い、ユネスコが委任する専門家委員会(研究者とNGO)が選考審査する[補 2]

申請都市は申請する部門に見合った都市であることとして申請書に、

  1. 申請部門の創造産業が成立・発展した経緯[補 3]
  2. 申請都市における対象となる創造産業が持つ経済性やその従事者数(都市人口における比率)と当該都市におけるその消費状況
  3. 申請都市における創造産業が地域文化・地域コミュニティに与えている影響
  4. 行政や創造産業を担う作り手による中長期的な展望[補 4]

などを提示・証明する必要に加え、国連が定めた持続可能な開発目標への取り組みが含まれていること、女性若者障害者や個人事業者(職人)・小規模企業(工房)、部門によっては学校と学童も参加していることが求められる[2]

2015年より2年毎西暦奇数年に選定作業を行うようになり、選定年の6月末日に申請受付を締め切り、審査の後、11月中に結果を発表する。但し、審査は部門別に行われるため、発表時期に誤差が生じる場合もある(2019年受付分の一部は2020年になってから発表された)。申請しても必ず認定されるわけではなく、これまにも選に漏れている都市もある[3]

2019年からは1ヶ国につき申請できる都市の上限が4件までとなった。このことをうけ、日本では日本ユネスコ国内委員会が「文化活動小委員会 ユネスコ創造都市ネットワーク新規加盟申請にかかる選考ワーキンググループ」を設置し、事前に国内選考をしてからの正式申請とすることになった[4]

認定された都市はその肩書を商業的にアピールでき、他の認定都市や世界の文化団体との交流を得ることができる。認定後はユネスコへ4年毎に活動実績報告の提出が求められ、著しく価値を損なった場合や活動の低迷が確認された場合には認定の取り消しもあり得る(これまでに認定取り消し事例はない)[補 5][5]

参加都市

[編集]

2021年11月時点で、以下の295都市が認定されている[6][7]

参加都市名 国名 分野 加盟年
エディンバラ イギリスの旗 イギリス 文学 2004
メルボルン オーストラリアの旗 オーストラリア 文学 2008
アイオワシティ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 文学 2008
ダブリン アイルランドの旗 アイルランド 文学 2010
レイキャヴィーク アイスランドの旗 アイスランド 文学 2011
ノリッジ イギリスの旗 イギリス 文学 2012
クラクフ ポーランドの旗 ポーランド 文学 2013
ダニーデン ニュージーランドの旗 ニュージーランド 文学 2014
グラナダ スペインの旗 スペイン 文学 2014
ハイデルベルク ドイツの旗 ドイツ 文学 2014
プラハ  チェコ 文学 2014
バグダード イラクの旗 イラク 文学 2015
バルセロナ スペインの旗 スペイン 文学 2015
リュブリャナ スロベニアの旗 スロベニア 文学 2015
リヴィウ  ウクライナ 文学 2015
モンテビデオ ウルグアイの旗 ウルグアイ 文学 2015
ノッティンガム イギリスの旗 イギリス 文学 2015
オービドスポルトガル語版 ポルトガルの旗 ポルトガル 文学 2015
タルトゥ  エストニア 文学 2015
ウリヤノフスク ロシアの旗 ロシア 文学 2015
リレハンメル  ノルウェー 文学 2017
シアトル アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 文学 2017
ケベック・シティー カナダの旗 カナダ 文学 2017
ミラノ イタリアの旗 イタリア 文学 2017
ダーバン 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国 文学 2017
富川 大韓民国の旗 大韓民国 文学 2017
ユトレヒト オランダの旗 オランダ 文学 2017
マンチェスター イギリスの旗 イギリス 文学 2017
アングレーム フランスの旗 フランス 文学 2019
スレイマニヤ イラクの旗 イラク 文学 2019
エクセター イギリスの旗 イギリス 文学 2019
ベイルート レバノンの旗 レバノン 文学 2019
南京 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 文学 2019
クフモ  フィンランド 文学 2019
レーワルデン オランダの旗 オランダ 文学 2019
ヴロツワフ ポーランドの旗 ポーランド 文学 2019
ラホール パキスタンの旗 パキスタン 文学 2019
オデッサ  ウクライナ 文学 2019
原州 大韓民国の旗 大韓民国 文学 2019
ヨーテボリ  スウェーデン 文学 2021
ジャカルタ インドネシアの旗 インドネシア 文学 2021
ヴィリニュス  リトアニア 文学 2021
岡山 日本の旗 日本 文学 2023
クタイシ ジョージア (国)の旗 ジョージア 文学 2023
トゥクムス  ラトビア 文学 2023
ブレーメン ドイツの旗 ドイツ 文学 2023
ヤシ  ルーマニア 文学 2023
リオデジャネイロ ブラジルの旗 ブラジル 文学 2023
リヨン フランスの旗 フランス 文学 2023
ブラッドフォード イギリスの旗 イギリス 映画 2009
シドニー オーストラリアの旗 オーストラリア 映画 2010
釜山 大韓民国の旗 大韓民国 映画 2014
ゴールウェイ アイルランドの旗 アイルランド 映画 2014
ソフィア  ブルガリア 映画 2014
ビトラ 北マケドニア共和国の旗 北マケドニア 映画 2015
ローマ イタリアの旗 イタリア 映画 2015
サントス ブラジルの旗 ブラジル 映画 2015
山形 日本の旗 日本 映画 2017
ブリストル イギリスの旗 イギリス 映画 2017
タラサ スペインの旗 スペイン 映画 2017
青島 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 映画 2017
ウッチ ポーランドの旗 ポーランド 映画 2017
ムンバイ インドの旗 インド 映画 2019
サラエヴォ ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナ 映画 2019
ポツダム ドイツの旗 ドイツ 映画 2019
バリャドリッド スペインの旗 スペイン 映画 2019
ウェリントン ニュージーランドの旗 ニュージーランド 映画 2019
カンヌ フランスの旗 フランス 映画 2021
クルジュ=ナポカ  ルーマニア 映画 2021
グディニャ ポーランドの旗 ポーランド 映画 2021
アサバ ナイジェリアの旗 ナイジェリア 映画 2023
ヴィンセント・ローペススペイン語版 アルゼンチンの旗 アルゼンチン 映画 2023
カトマンズ ネパールの旗 ネパール 映画 2023
ワルザザート モロッコの旗 モロッコ 映画 2023
セビリア スペインの旗 スペイン 音楽 2006
ボローニャ イタリアの旗 イタリア 音楽 2006
グラスゴー イギリスの旗 イギリス 音楽 2008
ヘント ベルギーの旗 ベルギー 音楽 2009
ボゴタ  コロンビア 音楽 2012
ブラザヴィル コンゴ共和国の旗 コンゴ共和国 音楽 2013
浜松 日本の旗 日本 音楽 2014
ハノーファー ドイツの旗 ドイツ 音楽 2014
マンハイム ドイツの旗 ドイツ 音楽 2014
アデレード オーストラリアの旗 オーストラリア 音楽 2015
イダーニャ・ア・ノーヴァポルトガル語版 ポルトガルの旗 ポルトガル 音楽 2015
カトヴィツェ ポーランドの旗 ポーランド 音楽 2015
キングストン ジャマイカの旗 ジャマイカ 音楽 2015
リヴァプール イギリスの旗 イギリス 音楽 2015
メデジン  コロンビア 音楽 2015
サルヴァドール ブラジルの旗 ブラジル 音楽 2015
統営 大韓民国の旗 大韓民国 音楽 2015
ヴァーラーナシー インドの旗 インド 音楽 2015
キンシャサ  コンゴ民主共和国 音楽 2015
チェンナイ インドの旗 インド 音楽 2017
ブルノ  チェコ 音楽 2017
プライア カーボベルデの旗 カーボベルデ 音楽 2017
モレリア メキシコの旗 メキシコ 音楽 2017
アルマトイ カザフスタンの旗 カザフスタン 音楽 2017
大邱 大韓民国の旗 大韓民国 音楽 2017
フルティジャールスペイン語版  チリ 音楽 2017
カンザスシティ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 音楽 2017
アマランテポルトガル語版 ポルトガルの旗 ポルトガル 音楽 2017
ペーザロ イタリアの旗 イタリア 音楽 2017
オークランド ニュージーランドの旗 ニュージーランド 音楽 2017
ノーショーピング  スウェーデン 音楽 2017
ポートオブスペイン トリニダード・トバゴの旗 トリニダード・トバゴ 音楽 2019
ヴェスプレーム  ハンガリー 音楽 2019
レイリア ポルトガルの旗 ポルトガル 音楽 2019
ハバナ  キューバ 音楽 2019
バルパライソ  チリ 音楽 2019
メス フランスの旗 フランス 音楽 2019
カザン ロシアの旗 ロシア 音楽 2019
サナンダジュ イランの旗 イラン 音楽 2019
サントドミンゴ ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国 音楽 2019
ラマッラー パレスチナ国の旗 パレスチナ 音楽 2019
アンボン インドネシアの旗 インドネシア 音楽 2019
エッサウィラ モロッコの旗 モロッコ 音楽 2019
リリアスペイン語版 スペインの旗 スペイン 音楽 2019
バジェドゥパル  コロンビア 音楽 2019
クルシェヒル トルコの旗 トルコ 音楽 2019
ヴラニェ セルビアの旗 セルビア 音楽 2020
アブダビ アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦 音楽 2021
バトゥミ ジョージア (国)の旗 ジョージア 音楽 2021
ベルファスト イギリスの旗 イギリス 音楽 2021
ワンカヨ ペルーの旗 ペルー 音楽 2021
イバゲ  コロンビア 音楽 2021
ハルキウ  ウクライナ 音楽 2021
ロンドン カナダの旗 カナダ 音楽 2021
ポートルイス モーリシャスの旗 モーリシャス 音楽 2021
レシフェ ブラジルの旗 ブラジル 音楽 2021
サンティアーゴ・デ・クーバ  キューバ 音楽 2021
タリン  エストニア 音楽 2021
ハラパ メキシコの旗 メキシコ 音楽 2021
ヴァラジュディン クロアチアの旗 クロアチア 音楽 2023
ダラット  ベトナム 音楽 2023
トゥールーズ フランスの旗 フランス 音楽 2023
バニャルカ ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナ 音楽 2023
ビサウ ギニアビサウの旗 ギニアビサウ 音楽 2023
モントルー スイスの旗 スイス 音楽 2023
サンタフェ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 クラフト&フォークアート 2005
アスワン  エジプト クラフト&フォークアート 2005
金沢 日本の旗 日本 クラフト&フォークアート 2009
利川 大韓民国の旗 大韓民国 クラフト&フォークアート 2010
杭州 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 クラフト&フォークアート 2012
ファブリアーノ イタリアの旗 イタリア クラフト&フォークアート 2013
パデューカ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 クラフト&フォークアート 2013
ジャクメル ハイチの旗 ハイチ クラフト&フォークアート 2014
景徳鎮 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 クラフト&フォークアート 2014
ナッソー バハマの旗 バハマ クラフト&フォークアート 2014
ペカロンガン インドネシアの旗 インドネシア クラフト&フォークアート 2014
蘇州 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 クラフト&フォークアート 2014
丹波篠山 日本の旗 日本 クラフト&フォークアート 2015
アル=アハサー サウジアラビアの旗 サウジアラビア クラフト&フォークアート 2015
バーミヤーン アフガニスタンの旗 アフガニスタン クラフト&フォークアート 2015
ドゥラン エクアドルの旗 エクアドル クラフト&フォークアート 2015
エスファハーン イランの旗 イラン クラフト&フォークアート 2015
ジャイプル インドの旗 インド クラフト&フォークアート 2015
ルブンバシ  コンゴ民主共和国 クラフト&フォークアート 2015
サン・クリストバル・デ・ラス・カサス メキシコの旗 メキシコ クラフト&フォークアート 2015
キュタヒヤ トルコの旗 トルコ クラフト&フォークアート 2017
バギオ市 フィリピンの旗 フィリピン クラフト&フォークアート 2017
マダバ ヨルダンの旗 ヨルダン クラフト&フォークアート 2017
バルセロス ポルトガルの旗 ポルトガル クラフト&フォークアート 2017
ジョアンペソア ブラジルの旗 ブラジル クラフト&フォークアート 2017
ポルトノボ ベナンの旗 ベナン クラフト&フォークアート 2017
ワガドゥグー ブルキナファソの旗 ブルキナファソ クラフト&フォークアート 2017
チェンマイ タイ王国の旗 タイ クラフト&フォークアート 2017
チョルデレグスペイン語版 エクアドルの旗 エクアドル クラフト&フォークアート 2017
カイロ  エジプト クラフト&フォークアート 2017
カッラーラ イタリアの旗 イタリア クラフト&フォークアート 2017
ガブロヴォ  ブルガリア クラフト&フォークアート 2017
リモージュ フランスの旗 フランス クラフト&フォークアート 2017
ソコデ トーゴの旗 トーゴ クラフト&フォークアート 2017
テトゥアン モロッコの旗 モロッコ クラフト&フォークアート 2017
チュニス チュニジアの旗 チュニジア クラフト&フォークアート 2017
シャキ アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン クラフト&フォークアート 2017
カルダス・ダ・ライーニャ ポルトガルの旗 ポルトガル クラフト&フォークアート 2019
スコータイ タイ王国の旗 タイ クラフト&フォークアート 2019
バンダレ・アッバース イランの旗 イラン クラフト&フォークアート 2019
アレグアスペイン語版 パラグアイの旗 パラグアイ クラフト&フォークアート 2019
ヴィリャンディ  エストニア クラフト&フォークアート 2019
カルゴポリ ロシアの旗 ロシア クラフト&フォークアート 2019
バララット オーストラリアの旗 オーストラリア クラフト&フォークアート 2019
晋州 大韓民国の旗 大韓民国 クラフト&フォークアート 2019
アヤクーチョ ペルーの旗 ペルー クラフト&フォークアート 2019
シャールジャ アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦 クラフト&フォークアート 2019
トリニダ  キューバ クラフト&フォークアート 2019
ビエッラ イタリアの旗 イタリア クラフト&フォークアート 2019
ビダ英語版 ナイジェリアの旗 ナイジェリア クラフト&フォークアート 2021
ブルサ トルコの旗 トルコ クラフト&フォークアート 2021
コモ イタリアの旗 イタリア クラフト&フォークアート 2021
金海 大韓民国の旗 大韓民国 クラフト&フォークアート 2021
マニセス スペインの旗 スペイン クラフト&フォークアート 2021
ナクル  ケニア クラフト&フォークアート 2021
パスト  コロンビア クラフト&フォークアート 2021
パース イギリスの旗 イギリス クラフト&フォークアート 2021
シュリーナガル インドの旗 インド クラフト&フォークアート 2021
濰坊 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 クラフト&フォークアート 2021
ウランバートル モンゴルの旗 モンゴル クラフト&フォークアート 2023
ブハラ ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン クラフト&フォークアート 2023
ホイアン  ベトナム クラフト&フォークアート 2023
ブエノスアイレス アルゼンチンの旗 アルゼンチン デザイン 2005
ベルリン ドイツの旗 ドイツ デザイン 2005
モントリオール カナダの旗 カナダ デザイン 2006
名古屋 日本の旗 日本 デザイン 2008
神戸 日本の旗 日本 デザイン 2008
深圳 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 デザイン 2008
上海 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 デザイン 2010
サン=テティエンヌ フランスの旗 フランス デザイン 2010
ソウル 大韓民国の旗 大韓民国 デザイン 2010
グラーツ  オーストリア デザイン 2011
北京 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 デザイン 2012
ビルバオ スペインの旗 スペイン デザイン 2014
クリチバ ブラジルの旗 ブラジル デザイン 2014
ダンディー イギリスの旗 イギリス デザイン 2014
ヘルシンキ  フィンランド デザイン 2014
トリノ イタリアの旗 イタリア デザイン 2014
バンドン インドネシアの旗 インドネシア デザイン 2015
ブダペスト  ハンガリー デザイン 2015
カウナス  リトアニア デザイン 2015
プエブラ メキシコの旗 メキシコ デザイン 2015
シンガポール シンガポールの旗 シンガポール デザイン 2015
デトロイト アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 デザイン 2015
コルトレイク ベルギーの旗 ベルギー デザイン 2017
ジーロング オーストラリアの旗 オーストラリア デザイン 2017
武漢 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 デザイン 2017
メキシコシティ メキシコの旗 メキシコ デザイン 2017
コリング  デンマーク デザイン 2017
ケープタウン 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国 デザイン 2017
ブラジリア ブラジルの旗 ブラジル デザイン 2017
ドバイ アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦 デザイン 2017
イスタンブール トルコの旗 トルコ デザイン 2017
旭川 日本の旗 日本 デザイン 2019
ハノイ  ベトナム デザイン 2019
ムハッラク バーレーンの旗 バーレーン デザイン 2019
バクー アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン デザイン 2019
バンコク タイ王国の旗 タイ デザイン 2019
セブ市 フィリピンの旗 フィリピン デザイン 2019
フォルタレザ ブラジルの旗 ブラジル デザイン 2019
ケレタロ メキシコの旗 メキシコ デザイン 2019
サンホセ コスタリカの旗 コスタリカ デザイン 2019
コビリャンポルトガル語版 ポルトガルの旗 ポルトガル デザイン 2021
ドーハ カタールの旗 カタール デザイン 2021
ワンガヌイ ニュージーランドの旗 ニュージーランド デザイン 2021
アシガバート トルクメニスタンの旗 トルクメニスタン デザイン 2023
グラナダ ニカラグアの旗 ニカラグア デザイン 2023
バレンシア スペインの旗 スペイン デザイン 2023
リヨン フランスの旗 フランス メディアアート 2008
札幌 日本の旗 日本 メディアアート 2013
アンギャン=レ=バン フランスの旗 フランス メディアアート 2013
ダカール セネガルの旗 セネガル メディアアート 2014
光州 大韓民国の旗 大韓民国 メディアアート 2014
リンツ  オーストリア メディアアート 2014
テルアビブヤッファ イスラエルの旗 イスラエル メディアアート 2014
ヨーク イギリスの旗 イギリス メディアアート 2014
オースティン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 メディアアート 2015
グアダラハラ メキシコの旗 メキシコ メディアアート 2017
ブラガ ポルトガルの旗 ポルトガル メディアアート 2017
長沙 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 メディアアート 2017
コシツェ スロバキアの旗 スロバキア メディアアート 2017
トロント カナダの旗 カナダ メディアアート 2017
カールスルーエ ドイツの旗 ドイツ メディアアート 2019
ヴィボー  デンマーク メディアアート 2019
サンティアゴ・デ・カリ  コロンビア メディアアート 2020
カンピナグランデ ブラジルの旗 ブラジル メディアアート 2021
ハーマル  ノルウェー メディアアート 2021
モデナ イタリアの旗 イタリア メディアアート 2021
ナミュール ベルギーの旗 ベルギー メディアアート 2021
トビリシ ジョージア (国)の旗 ジョージア メディアアート 2021
オウル  フィンランド メディアアート 2023
カサブランカ モロッコの旗 モロッコ メディアアート 2023
ノヴィ・サド セルビアの旗 セルビア メディアアート 2023
ポパヤン  コロンビア 食文化 2005
成都 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 食文化 2010
エステルスンド  スウェーデン 食文化 2010
全州 大韓民国の旗 大韓民国 食文化 2012
ザーレ レバノンの旗 レバノン 食文化 2013
鶴岡 日本の旗 日本 食文化 2014
フロリアノーポリス ブラジルの旗 ブラジル 食文化 2014
順徳 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 食文化 2014
ガズィアンテプ トルコの旗 トルコ 食文化 2015
ベレン ブラジルの旗 ブラジル 食文化 2015
ベルゲン  ノルウェー 食文化 2015
ブルゴス スペインの旗 スペイン 食文化 2015
デニア スペインの旗 スペイン 食文化 2015
エンセナーダ メキシコの旗 メキシコ 食文化 2015
パルマ イタリアの旗 イタリア 食文化 2015
プーケット タイ王国の旗 タイ 食文化 2015
ラシュト イランの旗 イラン 食文化 2015
ツーソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 食文化 2015
パナマシティ パナマの旗 パナマ 食文化 2017
ブエナベントゥラ  コロンビア 食文化 2017
コチャバンバ ボリビアの旗 ボリビア 食文化 2017
マカオ 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 食文化 2017
ハタイ トルコの旗 トルコ 食文化 2017
パラチー ブラジルの旗 ブラジル 食文化 2017
サンアントニオ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 食文化 2017
アルバ イタリアの旗 イタリア 食文化 2017
ベンディゴ オーストラリアの旗 オーストラリア 食文化 2019
ポルトビエホ エクアドルの旗 エクアドル 食文化 2019
ベロオリゾンテ ブラジルの旗 ブラジル 食文化 2019
アレキパ ペルーの旗 ペルー 食文化 2019
メリダ メキシコの旗 メキシコ 食文化 2019
アフィヨンカラヒサール トルコの旗 トルコ 食文化 2019
ベルガモ イタリアの旗 イタリア 食文化 2019
ハイデラバード インドの旗 インド 食文化 2019
揚州 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 食文化 2019
オーバーストランド英語版ヘルマナス英語版 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国 食文化 2020
ボヒコン ベナンの旗 ベナン 食文化 2021
ブライダ サウジアラビアの旗 サウジアラビア 食文化 2021
淮安 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 食文化 2021
ケルマーンシャー イランの旗 イラン 食文化 2021
クチン マレーシアの旗 マレーシア 食文化 2021
レンキャラン アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン 食文化 2021
ローンセストン オーストラリアの旗 オーストラリア 食文化 2021
ペッチャブリー タイ王国の旗 タイ 食文化 2021
ルーアン フランスの旗 フランス 食文化 2021
サンクトペテルブルク ロシアの旗 ロシア 食文化 2021
サンタ・マリア・ダ・フェイラポルトガル語版 ポルトガルの旗 ポルトガル 食文化 2021
テッサロニキ ギリシャの旗 ギリシャ 食文化 2021
臼杵 日本の旗 日本 食文化 2021
イラクリオン ギリシャの旗 ギリシャ 食文化 2023
イロイロ フィリピンの旗 フィリピン 食文化 2023
バタンバン カンボジアの旗 カンボジア 食文化 2023
フリブール スイスの旗 スイス 食文化 2023

アルバム

[編集]

都市である意味

[編集]

そもそもなぜ創造“都市”である必要があるのか、これは古代の都市国家の時代から、都市部における猥雑さが創意・創造性の源泉であったことは否めない。ルネサンスも然り。単調・旧態な文化になりがちな田舎に対し、都市には創造的な新しい文化を生み受け入れる多様性・汎用性・寛容性がある。「都市の価値は集積にある」とされる(例えば日本であればテクノポリス)。あらゆるものが都市に集約される中で都市文化英語版が形成され、そこから創造産業も育まれる。[8]

また、持続可能性(sustainability)と存続可能性(survivability)の問題もある。創造産業を創出する社会基盤と、創造文化を理解し消費する一定の人口が必要になる。都市経済・創造経済が村落を含めた全体を牽引することを期待している。

小史

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創造都市のテーマの一つである脱工業化社会[補 6]、1960年代にダニエル・ベルアルビン・トフラーが唱えたもので、現実に先進国製造業新興工業経済地域さらに中進国へと移行した。90年代末にジェイン・ジェイコブズがボローニャのような近代工業化が斜陽し、伝統産業を活かした脱大量生産を模索する街を「創造都市」と呼び、これに情報化社会の考え方が添付。リチャード・フロリダなどがこの動きに創造産業を加えることで形成された。

ユネスコがネットワークを事業として進める前から積極的に動いていたのがイギリスであった。産業革命発祥の地として長らく工業化を推進し、それが経済の牽引役となってきたが、サッチャー首相となり新自由主義に基づくサッチャリズムを推進したことでイギリス経済は製造業から金融・不動産業等へ移行、そしてEUへの加盟で製造業はドイツ製品に敗れ、工業都市の衰退が顕わになった。これをうけブレア首相がクール・ブリタニア政策の一環として創造産業による都市再生を目指し一定の成果を収めてきた。現在では旧植民地に根差した工業都市の創造都市への転換も支援している[9]

21世紀に入り創造都市が注目されるようになった契機は、2001年のアメリカ同時多発テロ事件や2008年のリーマン・ショックにより、20世紀に持て囃された世界都市の展望に限界が見えたことである[10]

現況

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ユネスコが『contribution to post-2015(ポスト2015への貢献)』としてまとめた報告では、創造産業は全世界で約3000万人の雇用を創出し、推定1兆3千億米ドル(約154兆円)もの潜在的経済効果があると発表し[11]、実際に創造都市による経済効果が具体的な数値(下記の成果欄参照)として示されるようになったことで関心が高まり、2013年のユネスコ総会でも創造都市事業の拡大を決め[12]、2019年には第三世界への波及を進めたり、国家ではないパレスチナ自治区からの申請による音楽部門でラマッラーの加盟も認定された。

成果 (経済面)

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UNCTAD(国際連合貿易開発会議)が作成した『Creative Economy Report(創造経済レポート)』によると、2000 - 05年の間に創造都市が生み出した創造産業の貿易額は年平均で8.7%の成長を遂げており[13]、例えば映画産業ではフィルムツーリズムという副産物的効果も表れている。

創造都市による創造産業・創造経済を積極的に推進しているのがEUである。創造都市間の連携と競争を促進する創造欧州英語版を定め、「欧州文化首都(European Capitals Culture)」[補 7]・「欧州遺産ラベル(European Heritage Label)」・「EU文化遺産賞(EU Prize for Cultural Heritage)」・「EU文学賞(EU Prize for Literature)」・「EUメディア賞(EU Prix MEDIA)」といった創造産業振興プログラムと顕彰を行っている。その結果、創造都市による経済効果は、EU域内GDPにおいて4.5%に達し、域内雇用の約4%をまかなっている[14][補 8]

これをうけ2014年から七年間で総額14億6000万ユーロ(2000億円超)の文化活動支援の予算も組まれた。また、EU域内個々の伝統文化や言語の保護にもつながり、域内言語相互翻訳による出版の活性化、800作品を超える映画製作によりアメリカ一辺倒の画一化した文化から脱却した反グローバリゼーションをもたらし、文化多様性条約を実践している。[補 9]

国連は2008年からほぼ毎年ユネスコ・国際連合開発計画(UNDP)・UNCTADなどに『United Nations Creative Economy Report(国連創造経済レポート)』をまとめさせており、創造経済動向を注視している[15]

2014年に食部門に認定された鶴岡市は、以前から東京などに流通しない小規模栽培の在来野菜(地場野菜・郷土野菜・伝統野菜)を活かす方法を模索し、奥田政行がアル・ケッチァーノを開店したことで地域が活性化し、わずかながら就農率も向上した。創造都市ネットワークに加盟したことでさらなる飛躍が期待される[16]

環境産業視点

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創造都市のテーマである脱工業は工場からの排煙排熱が軽減されるなど環境性に優れているが、創造産業を推進していく過程で副産物的に環境ビジネスが生まれる可能性も秘めている。

発展・展開

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創造都市を訪ね、創造産業に触れることで感性を磨くことを目的とする「クリエイティブツーリズム」が欧米を中心に盛んになっている[17]

アジア開発銀行とイギリスの調査機関エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが発表したアジアとアメリカおよびフィンランドを対象とした創造生産性指数(Creative Productivity Index)では、日本が1位になっており[18]、創造都市の可能性を示している。

2020年、世界に蔓延した新型コロナウイルスにより都市封鎖で外出できなくなった人々の精神衛生維持のため、音楽部門に選定されているスペインのリリアでは、市内在住のミュージシャンや音楽教師・生徒らが窓辺やバルコニーからベートーヴェン交響曲第9番を一斉に演奏して町中の人々を勇気づけた。これをうけユネスコはソーシャルメディア・キャンペーン「#WindowsOfMusicAndHope」を立ち上げたところ[19]、呼応する創造都市が現れ、さらに映画部門やメディアアート部門の創造都市も独自の応援企画を展開するようになり、ユネスコは「困難な時に必要な貢献と連帯である」とし、慈善文化イニシアチブの世界的な例と評価した[20]

創造都市を参考にしたものとして、EUでは人間都市(ヒューマンシティ)[21] を立ち上げ、日本においても文化庁が2007年から文化芸術振興基本法(現文化芸術基本法)に基づき「文化芸術創造都市」を創設し顕彰しており[22]、政治的対立軸とは別に2014年から日中韓共同で推進する「東アジア文化都市」事業へと広がり平和文化交流を実現している[23]

また、世界遺産である京都市奈良市古都としての価値・魅力とは別に、創造都市としての可能性も模索している[24]

東京都23区全域を一つの都市(広域都市圏)と捉え、「文化創造都市」として「東京文化発信プロジェクト」を推進[25]、民間からも文化創造都市政策の提言や[26]2020年東京オリンピックを見据えた「東京文化都市構想」が提案されるなど[27]、独自の創造都市を標榜しているほか、二子玉川が地域独自でクリエイティブシティを名乗るなどの動きもある[28]

さらに日本では、創造都市から創造農村が発展し、創造農村を文化的財環境財と見做すことで、生態系サービスなどの環境産業という新しい分野の創造産業の可能性を欧米に提示している。日本景観学会理事の斎藤全彦は、「新たな産業創造には健全なコミュニティと良き景観が必須条件」と、創造都市と環境の互換関係の重要さを説いている。

展望

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2013年5月に中国の杭州市で開かれたユネスコによる国際会議「文化:持続可能な開発への鍵」において、創造都市の提唱者チャールズ・ランドリーが講演し、創造都市は新たな段階へと突入したとして、創造都市は気候変動食糧危機健康資源貧困不平等と向き合わねばならず、その解決方法として創造都市が市民参加型となり、「公共コモンズの充実」・「環境意識の育成」・「健康的な都市計画」・「異文化コミュニケーション」・「美的不可欠(美意識の醸成)」が必要で、「ハードとソフトの融合(Orgware)」やイノベーションそして民主主義が重要と説き、創造都市の可能性に期待している[29][補 10]

ユネスコでは2012年の国連持続可能な開発会議英語版を受けまとめた「リオ+20での文化」もあり、世界遺産や無形文化遺産などの文化遺産と創造産業を両有する「持続可能な都市Sustainable Cities)」を推進することを決めた[30]

2019年からの新型コロナウイルス感染症の流行に伴うコロナ不況に対し、コロナ終息後の経済回復にこそ創造産業が役立つとして、ユネスコはその支援体制を整えはじめた[31]

国内では企業メセナ協議会が、「文化と経済の両輪」「文化は資本」などのスローガンを掲げ、行政とは一線を画し民間による創造性の育成を呼び掛けている。

問題提起

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最大のユネスコ分担金拠出国であるアメリカ(全体予算の22%を負担)が支払拒否したことによる財政難から、創造都市の運営にも支障をきたし、国際社会からは拠出額二位の日本(10%負担)への期待もあったが[32]、創造都市に関しては中国が直接資金援助することで国際的評価と文化庇護国としての存在感を高めることになった[12][33]。結果としてユネスコの創造都市ネットワークの公式ホームページには、「With the support of:」として中華人民共和国北京中央政府Shenzhen International Holdings大連万達グループ(Wanda Group)の名称が掲載されるようになった。

ユネスコ担当部署の資金不足から加盟都市が自主的に拠出金を出す案も提示され、財政基盤が脆弱な地方都市や途上国には負担となりえる[34]

韓国では朴槿恵大統領による経済政策クネノミクスの柱として創造経済朝鮮語版を掲げ、未来創造科学部を編成して創造都市であるソウル・利川市・全州市を中心に創造経済の育成を試みているが、IT分野に偏重し文化的効果が追従しておらず、実体経済としてもまだ成果は現れていない。その背景として本来であれば創造都市が守るべき地域文化(韓国であれば儒教)が逆に障壁となっているとの見方もある[35]

ユネスコに加盟していないため世界遺産の登録が認められていない台湾中華民国)で、台北市が創造都市の食部門認定を目指しているが、国連・ユネスコ未加盟のため実現性が遠のいている[36]

海外の創造都市においてはジェントリフィケーションが問題となりつつある場所があり、中国では創造都市においても城中村スラム)の存在があり創造産業の恩恵を受けられない格差問題もある。日本でも消滅可能性都市[37]産業化なき都市化といった都市問題がある。

また、横浜市が独自に創造都市を名乗り[38][39]ヨコハマ創造都市センターを開設しているが、ユネスコへ申請する場合に横浜トリエンナーレの開催によるデザインかメディアアート部門を目指す案や横浜中華街を中核にした食部門を目指す案もあり、一つに的を絞りにくい事例もある。さらに旧三井物産横浜支店倉庫の解体による都市環境破壊から文化政策としての創造都市が必ずしも機能しているとは言いがたい側面もある[40]

地方創生法(まち・ひと・しごと創生法)の成立で創造都市が普及するきっかけになる可能性はあるが、依然として製造業に依存する傾向もあり[41]、ハードからソフトへの転換は簡単には進まない。創造都市は地方が中央を通さず直接文化発信することが望まれるが、日本では文化庁が所管業務とし、「地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律」などに依存するため国主導になりがちで、国土交通省経済産業省も独自に創造都市制度を提唱している。このため地方分権と重複事業の整理・統合や区分け(新産業育成なのか文化発信なのか)が検討されている。

脚注

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  1. ^ 文化庁ホームページの記載 より
  2. ^ The 2019 Call for Applications of the UNESCO Creative Cities Network is open! - UNESCO(英語)
  3. ^ ユネスコ・クリエイティブシティーズ(創造都市)ネットワークへの登録申請について - 文部科学省・日本ユネスコ国内委員会
  4. ^ ユネスコ創造都市ネットワーク2019年新規加盟申請 国内公募について - 文部科学省
  5. ^ 財団法人地域活性化センター『月刊地域づくり第243号』「都市再生の新しい概念が普及 -世界に広がる「創造都市」のネットワーク-」
  6. ^ Who are the Members ? - UNESCO(英語)
  7. ^ UNESCO Names 49 Additions to Its Creative Cities Network as Azoulay Wins Reelection” (英語). Publishing Perspectives (2021年11月9日). 2021年11月15日閲覧。
  8. ^ Why Cities ? - UNESCO(英語)
  9. ^ 笹島秀晃, 「創造都市と新自由主義」『社会学年報』 41巻 2012年 p.79-89, doi:10.11271/tss.41.79
    英国の「クリエイティブ産業」政策に関する研究 - 三菱UFJリサーチ&コンサルティング
  10. ^ 『創造都市への挑戦』のこれまでとこれから 佐々木雅幸 - 47NEWS
  11. ^ The Power of Culture for Development - UNESCO(英語)
  12. ^ a b 第37回ユネスコ総会文化委員会 主な議論の概要報告 - 文部科学省
  13. ^ UNCTAD Creative Economy Report(英語)
  14. ^ Creative Europe - EU(英語)
  15. ^ Creative economies boost growth, social and cultural development – UN reports - UN News Centre(英語)
  16. ^ 一志治夫『奇跡のレストラン アル・ケッチァーノ 食と農の都・庄内パラディーゾ』文芸春秋(文春文庫)、2015年。ISBN 978-4-16-790323-7
  17. ^ Creative Tourism Network
  18. ^ Creative Productivity Index: Analysing Creativity and Innovation in Asia - アジア開発銀行(英語)
  19. ^ WindowsOfMusicAndHope in Llíria, UNESCO Creative City of Music - UNESCO
  20. ^ La UNESCO pone a Llíria como ejemplo mundial por su iniciativa cultural solidaria en homenaje a Beethoven - el Periódico 2020.4.11
  21. ^ Human Cities - EU(英語)
  22. ^ 文化芸術創造都市 - 文化庁
  23. ^ 東アジア文化都市について - 文化庁
  24. ^ 京都市新価値創造ビジョン WEB版京都市政報告書 - 京都市
    奈良市は創造都市ネットワーク日本(CCNJ)に加盟しました。 - 奈良市
  25. ^ 東京文化発信プロジェクト - 東京都歴史文化財団
  26. ^ 文化創造都市戦略:東京都におけるクリエイティブ産業の集積 - 経済産業研究所
  27. ^ 谷・根・千、連携させて目指す世界の文化首都 読売新聞(YOMIURI ONLIN)2014年06月03日
  28. ^ クリエイティブ・シティ・コンソーシアム - 三菱総合研究所
  29. ^ Civic Urbanity: Looking at the city afresh - UNESCO(英語) (PDF)
  30. ^ Culture for Sustainable Development - UNESCO(英語)
  31. ^ “Arts, Culture – Trying to Keep the Lights on amid Covid-19”. Inter Press. (2020年3月24日). https://www.ipsnews.net/2020/03/arts-culture-trying-keep-lights-amid-covid-19/ 2020年4月1日閲覧。 
  32. ^ ユネスコの概要 - 外務省
  33. ^ H25 国内・海外の取組に関する調査報告書-創造都市ネットワーク - NPO法人都市文化創造機構(文化庁 平成25年度文化芸術創造都市推進事業成果報告より抜粋) (PDF)
  34. ^ 創造都市の活動、4年ごと報告 ユネスコ会議で合意、閉幕北國新聞社2015年5月28日(2015年6月7日閲覧)
  35. ^ 創造経済? 韓国、秩序重視する儒教思想が障害物 - 中央日報2014年10月30日報
  36. ^ 台北市、3大食文化でユネスコ「美食の都」に申請へ - Taiwan Today
  37. ^ 「地方創生」の背景と論点 - 全国知事会
  38. ^ 横浜市文化観光局
  39. ^ アートWEBマガジン「創造都市横浜」 - 横浜市芸術文化振興財団
  40. ^ 「経済振興」か「横浜らしさ」か “世界遺産級”倉庫の解体着工 - 神奈川新聞2014.11.6(Yahoo!ニュース配信)
  41. ^ 農業と観光で実現するほど甘くない 地域経済の活性化 地方創生に向けての処方箋を考える 雑賀憲彦 - JBpress2014.11.21(Yahoo!ニュース配信)

補注

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  1. ^ 創造産業開発課から変更になった。
  2. ^ 工芸部門は日本の国際民族芸能組織委員会(CIOFF)が担当。詳細は Creative Cities Network External Evaluators - UNESCO(英語)
  3. ^ 創造産業という概念は新しいものであるため、あまり長い歴史的背景は求めないが、文学・音楽・工芸・食文化部門では一定の時間的な経過があることが望ましいとされる。工芸部門では観光地における土産物のようなものでも構わないが、食文化部門では伝統食材や調理法を継承している前提が必要。
  4. ^ 創造都市では伝統の保護のみならず、伝統を活かしつつも新たな試みに積極的に挑戦することを求めている。
  5. ^ 2019年末から続く新型コロナウイルス感染症の流行に伴う活動の低迷は不問。
  6. ^ 創造都市においては主として重工業、クラフト&フォークアート部門では繊維産業や製材業といった軽工業に由来する場合もある
  7. ^ 創造都市の参考になったとされるのが欧州文化首都の前進でEU創設前の1985年から一年持ち回りで選定してきた欧州文化都市である
  8. ^ EUの経済状況については欧州連合の経済を参照
  9. ^ クリエイティブ産業が支える英国経済 クローデン葉子 - ハフィントン・ポストも参照
  10. ^ 中国は杭州国際会議後に「従中国製造到中国創造(製造から創造へ)」を表明した

参考文献

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書籍

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  • チャールズ・ランドリー『創造的都市―都市再生のための道具箱』日本評論社、2003年、372頁。ISBN 4535583420 …ユネスコが創造都市を採択した際に参照した原典(原著『The Creative City: A Toolkit for Urban Innovators』)の翻訳版
  • 佐々木雅幸『創造都市への挑戦 産業と文化の息づく街へ』岩波書店、2012年、308頁。ISBN 978-4-00-603242-5 

関連項目

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外部リンク

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