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キュタヒヤ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キュタヒヤ
都市
Kütahya
トルコ内のキュタヒヤの位置
トルコ内のキュタヒヤの位置
キュタヒヤの位置(トルコ内)
キュタヒヤ
キュタヒヤ
トルコ内のキュタヒヤの位置
北緯39度25分 東経29度59分 / 北緯39.417度 東経29.983度 / 39.417; 29.983
国名 トルコの旗 トルコ
地方 エーゲ海地方
地方行政区画 キュタヒヤ県
等時帯 UTC+3 (FET)
ウェブサイト www.kutahya.gov.tr
キュタヒヤの位置

キュタヒヤ (Kütahya) は、トルコの都市。キュタヒヤ県の県都。人口は約213,000人 (2007年)。

近隣の都市としては、約60キロ北東のエスキシェヒール、約115キロ北西のブルサ、約95キロ南西のウシャクなどが挙げられる。

概要

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古代にはコティアエウム (Kotiaion または Cotyaeum、女神 Kotys の都市の意) と称され、内陸における交易路の要所として繁栄していた。ローマ帝国、東ローマ帝国の支配下におかれたのち、11世紀後半よりセルジューク朝による支配を受けた。その後、十字軍の進出やセルジューク朝の分裂を経て、15世紀よりオスマン帝国の支配下におかれた。1833年にはこの地で第1次エジプト・トルコ戦争の和平条約であるキュタヒヤ条約が結ばれ、オスマン帝国がエジプトのムハンマド・アリーに対して、シリアなどの統治を認めている。コシュート・ラヨシュがオスマン帝国での亡命生活をおくった街でもある。

キュタヒヤは製陶業が特に盛んなことで知られており、トルコ国内における陶器生産の中心的都市となっている。

気候

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キュタヒヤの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 17.2
(63)
20.6
(69.1)
27.0
(80.6)
30.2
(86.4)
32.5
(90.5)
36.2
(97.2)
39.9
(103.8)
39.2
(102.6)
36.1
(97)
31.0
(87.8)
25.4
(77.7)
21.7
(71.1)
39.9
(103.8)
平均最高気温 °C°F 4.6
(40.3)
6.5
(43.7)
11.1
(52)
16.2
(61.2)
21.3
(70.3)
25.4
(77.7)
28.5
(83.3)
28.8
(83.8)
24.8
(76.6)
19.0
(66.2)
12.4
(54.3)
6.2
(43.2)
17.07
(62.72)
平均最低気温 °C°F −3.0
(26.6)
−2.4
(27.7)
0.2
(32.4)
4.2
(39.6)
7.9
(46.2)
11.2
(52.2)
13.6
(56.5)
13.5
(56.3)
9.4
(48.9)
5.9
(42.6)
1.7
(35.1)
−0.9
(30.4)
5.11
(41.21)
最低気温記録 °C°F −20.0
(−4)
−21.5
(−6.7)
−15.7
(3.7)
−7.8
(18)
−2.8
(27)
3.1
(37.6)
4.0
(39.2)
4.6
(40.3)
0.4
(32.7)
−5.6
(21.9)
−11.0
(12.2)
−17.6
(0.3)
−21.5
(−6.7)
降水量 mm (inch) 66.4
(2.614)
54.0
(2.126)
51.3
(2.02)
56.1
(2.209)
49.5
(1.949)
29.6
(1.165)
19.6
(0.772)
18.0
(0.709)
23.4
(0.921)
41.5
(1.634)
57.2
(2.252)
78.1
(3.075)
544.7
(21.446)
平均降雨日数 14.3 12.8 12.9 13.0 11.8 7.1 4.4 3.9 4.8 8.8 10.7 14.2 118.7
平均月間日照時間 62 86.8 142.6 174 229.4 279 310 291.4 225 151.9 102 58.9 2,113
出典:Devlet Meteoroloji İşleri Genel Müdürlüğü [1]

脚注

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外部リンク

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