鳴門駅
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(撫養駅 (2代)から転送)
鳴門駅 | |
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駅舎(2010年8月) | |
なると Naruto | |
◄N09 撫養 (1.3 km) | |
南は当駅(鳴門駅)の旧所在地 | |
所在地 | 徳島県鳴門市撫養町小桑島前浜256 |
駅番号 | ○N10 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■鳴門線 |
キロ程 | 8.5 km(池谷起点) |
電報略号 | ナト |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
731人/日(降車客含まず) -2018年- |
乗降人員 -統計年度- |
1,502人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)1月18日[1] |
備考 |
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鳴門駅(なるとえき)は徳島県鳴門市撫養町小桑島前浜にある、四国旅客鉄道(JR四国)鳴門線の駅で、同線の終着駅である。駅番号はN10。駅表示パネルのコメントは「うず潮と鳴門金時芋の駅」。
徳島県では最北端の駅である。高徳線の阿波大宮駅とはほぼ同緯度だが、当駅がわずかながら北に位置している。
歴史
[編集]- 1928年(昭和3年)1月18日:阿波鉄道の撫養駅(2代目)として開業[1](当時は今より0.2 km池谷よりにあった)。同時に(初代)撫養駅は、ゑびす前駅に改称[3]。
- 1933年(昭和8年)7月1日:阿波鉄道が国有化され、国有鉄道の駅になる[3]。
- 1948年(昭和23年)8月1日:鳴門駅に改称[4]。同時に蛭子前駅を撫養駅(3代目)に改称[4]。
- 1970年(昭和45年)3月1日:200 m延伸して現位置に移動[3]。現在の駅舎はこのとき建てたもの。
- 1983年(昭和58年)10月6日:100 kmまでの近距離乗車券、入場券、および池谷駅から100 kmまでの急行券を発券できる自動券売機が設置され、使用を開始する[5]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物営業を廃止[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、四国旅客鉄道(JR四国)の駅となる[3]。
- 2010年(平成22年)10月1日:鳴門駅長を廃止。徳島駅長管理下となる[7]。
- 2019年(令和元年)
- 2021年(令和3年)
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線の地上駅。かつては留置線があったが、現在は駐輪場となっている。構造上は東側にしか出られないが、駅北側にある通路によって西側と結ばれている。かつては駅南側に西側と結ぶ跨線橋があった。
駅舎はコンクリート造の平屋建てである。テナントスペースにかつては旅行センター『ワーププラザ』があったが、みどりの窓口が入れ替わりで設置されたため、閉鎖され、一時期ペットショップが入居した後、現在は鳴門市観光案内所(2代目)となっている。かつてはキヨスクがあったが、2011年3月11日をもって営業終了している。
水産物を中心とした貨物営業が行われていたが、民営化前に廃止されている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 行先 |
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1・2 | ■鳴門線 | 池谷・徳島・阿南方面[注釈 1][13] |
- 平日朝に池谷駅までノンストップの列車が設定されている。
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プラットホーム(2016年5月)
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駅名標(2019年1月。「徳島ヴォルティス」のイラストがある)
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跨線橋より(2010年8月。跨線橋は2017年11月に取り壊されたため、現存しない。西側の留置線跡地は駐輪場となっている)
駅業務
[編集]直営駅だが、当駅は徳島駅の被管理駅となっているため、駅長はいない。当駅のイベントは徳島駅長が出席する[6]。出札・集札業務、改札業務のほか、駅の清掃などの作業も行っている。
以前は駅窓口にみどりの窓口やマルスが設置されていた。みどりの窓口としての廃止後は学駅(徳島線)の入場券などの企画きっぷのみ窓口で発売し、乗車券類はみどりの券売機プラスで発売している。
利用状況
[編集]近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
乗車人員推移[14] | |
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年度 | 1日平均乗車人員 |
1995 | 948 |
1996 | 926 |
1997 | 866 |
1998 | 835 |
1999 | 744 |
2000 | 719 |
2001 | 707 |
2002 | 640 |
2003 | 629 |
2004 | 612 |
2005 | 621 |
2006 | 633 |
2007 | 649 |
2008 | 631 |
2009 | 571 |
2010 | 615 |
2011 | 634 |
2012 | 661 |
2013 | 683 |
2014 | 676 |
2015 | 692 |
2016 | 731 |
駅周辺
[編集]- 足湯「駅前足湯ふろいで〜」 - 駅前ロータリーに2018年7月1日開設[15][16][17]。
- キョーエイ鳴門駅前店
- ドラッグストアモリ鳴門駅前店 - かつて当駅構内だった土地を使用している。
- ファミリーロッジ旅籠屋鳴門駅前店
- 鳴門郵便局
- 大道銀天街
- 文明橋
- 鳴門ドレメファッションビジネス専門学校
- 妙見山
- 市杵島姫神社
- 恵比須神社
- 桑島八幡神社
- 高速鳴門バスストップ
- JR貨物徳島オフレールステーション
- 鳴門競艇場(通称・ボートレース鳴門)
- スポーツパーク「UZU PARK」- 鳴門競艇場(通称・ボートレース鳴門)に併設
- 徳島県鳴門総合運動公園(鳴門・大塚スポーツパーク)
- 鳴門市文化会館
- カトリック鳴門教会
- 国道28号
- 旧撫養街道
- 撫養川
バス路線
[編集]駅前と国道28号沿いに「鳴門駅前」停留所があり、下記の各路線が発着する[18]。
- 高速バス
- 淡路交通
- 淡路・徳島線
- 路線バス
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 阿南方面は徳島駅で乗り換え。ただし、朝の1本を除く。
出典
[編集]- ^ a b 「通運」『官報』1928年1月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『JR全線全駅 2001年版』弘済出版社、2000年12月7日、499頁。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、653頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b “「運輸省告示第193号」『官報』1948年7月19日”. 国立国会図書館デジタルコレクション (1948年7月19日). 2024年9月21日閲覧。
- ^ “三駅に乗車券自動販売機の設置完了 国鉄四国総局”. 交通新聞 (交通協力会): p. 3. (1983年10月9日)
- ^ a b “鳴門線(吉成駅〜撫養駅間)開通100周年記念式典及び賑わいの創出について”. 四国旅客鉄道 (2016年6月24日). 2022年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
- ^ “人事情報 JR四国(平成22年10月1日)”. ビジネス香川. メディアコア香川. 2017年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
- ^ 【まったり駅探訪】鳴門線・鳴門駅に行ってきました。 - 歩王(あるきんぐ)のLet'sらGO!(2019年9月15日、2024年7月6日閲覧)
- ^ 『伊予北条駅・鳴門駅に「みどりの券売機プラス」導入、きっぷのご購入がより便利に!!』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2021年3月1日。オリジナルの2021年3月1日時点におけるアーカイブ 。2021年3月1日閲覧。
- ^ a b 「鳴門駅など みどりの窓口廃止へ」『徳島 NEWS WEB』NHK、2021年3月5日。オリジナルの2021年3月5日時点におけるアーカイブ。2021年3月5日閲覧。
- ^ 『鳴門駅に「みどりの券売機」15日から県内で初導入』徳島新聞2021年3月5日朝刊12頁経済面・とくしま経済
- ^ “第34回定期本部委員会職場討議資料” (PDF). 四国旅客鉄道労働組合. p. 4 (2021年1月22日). 2021年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月29日閲覧。
- ^ “発車時刻表(鳴門駅)” (PDF). 四国旅客鉄道. 2024年9月21日閲覧。 “(駅構内図(鳴門駅)は「徳島方面」のみ記載)”
- ^ 徳島県統計書より
- ^ “2018年7月1日(日) JR鳴門駅前ロータリーに足湯OPEN!”. ええとこ(スポット). 鳴との門. 2018年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
- ^ 「鳴門駅前の足湯は7月1日開業 観光案内所は9月中 徳島・鳴門市」『徳島新聞デジタル版』2018年6月20日。オリジナルの2018年6月22日時点におけるアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
- ^ 「鳴門駅前の足湯 愛称「ふろいで〜」に決定 開業1ヵ月 1日平均55人利用」『徳島新聞デジタル版』2018年8月8日。オリジナルの2023年3月31日時点におけるアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
- ^ “鳴門駅前 のりば地図”. とくしまバスnaviいまドコなん. 徳島市地域交通課(運営:ナビタイムジャパン). 2023年2月17日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 四国の駅情報 | 鳴門駅 - 四国旅客鉄道