戸田博史
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とだ ひろし 戸田 博史 | |
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生誕 |
1951年9月12日(73歳) 日本 東京 |
出身校 | 慶應義塾大学経済学部 |
職業 |
駐ギリシャ特命全権大使 野村證券副社長兼COO |
戸田 博史(とだ ひろし、1951年(昭和26年)9月12日 - )は、駐ギリシャ特命全権大使。野村ホールディングス(野村證券)執行役副社長兼COO、執行役副会長を経て、2009年4月より顧問。
略歴
[編集]- 東京都出身。
- 1975年3月 - 慶應義塾大学経済学部卒業。
- 1975年4月 - 野村證券入社。
- 1991年 - ノムラバンクスイス社長
- 1993年 - 債券部長
- 1997年 - 取締役
- 2000年 - 専務
- 2003年 - 副社長・COO
- 2008年 - 副会長
- 2009年 - 顧問(現職)。
- 2010年 - 駐ギリシャ共和国特命全権大使着任。
- 2014年6月 - 郵船ロジスティクス株式会社社外取締役
- 2014年 - UBS証券株式会社投資銀行部門特別顧問[2]
その他公職
[編集]- 外国為替等審議会「円の国際化専門部会」委員(財務省)
人物
[編集]- 野村證券時代は2年間のニューヨーク留学、8年間のロンドン駐在、2年間のスイス駐在を経験するなど国際畑が長い[3]。
- 古賀信行社長、稲野和利副社長の3人と共に野村證券における「トロイカ体制」として経営の中枢を担ってきた。
- 野村證券における時期社長人事について、ポスト氏家純一は戸田博史専務と稲野和利専務が横一線のレースを展開と報じられた[4]。
発言・行動
[編集]- 2010年の毎日新聞のインタビューにて、ギリシャの金融危機への対応について、「アイルランド危機は建設バブルの崩壊だが、ギリシャは国の構造の問題なので、解決しやすい」と財政赤字への解決に全力を挙げる姿勢を強調した[5]。
- 外務省は外交青書において、「大使が一時帰国する際には積極的に地方自治体を訪問する」などとしているが、戸田氏は、2回の一時帰国時に地方出張をしていないことが明らかになった。玄葉外相は「残念な思いがする」と述べている[6]。
外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ 「中国大使に伊藤忠相談役の丹羽氏決定 異例の民間出身」朝日新聞2010年6月15日
- ^ 「UBS、 戸田博史を投資銀行部門の特別顧問に任命」UBS
- ^ 『SFC フォーラム・ニュース NO.66 会員インタビュー』
- ^ 『文藝春秋』 第80巻 2002年
- ^ ギリシャ:「頭いいから困らない」…危機1年、再建道半ば 毎日新聞2010年12月6日
- ^ 産経新聞 2012年8月1日配信