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幸和希

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

幸 和希(こう かずき、本名:冨吉 和恵〈とみよし かずえ〉、1961年2月10日 - )は、元宝塚歌劇団花組男役スターで、現在は女優。旧芸名は、柊 和希(ひいらぎ かずき)[1]

大阪府茨木市出身。出身校:茨木市立南中学校。宝塚歌劇団時代の愛称は、かずきかっちゃん。公称身長164cm、血液型B型。

来歴・人物

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1976年、中学校を卒業後、宝塚音楽学校に入学。

1978年、同校卒業後、64期生として宝塚歌劇団に入団。月組公演『祭りファンタジー/マイ・ラッキー・チャンス』で初舞台を踏む。1979年、月組に配属。1982年、花組へ組換え。

若手男役スターとして、主にトップスター高汐巴時代の花組を盛り上げた。

ユニークな文才の持ち主で、歌劇団発行の月刊誌「歌劇」「宝塚グラフ」に連載を持っていた。

1988年に退団後は女優に転身した。現在は主に舞台女優として活躍中。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

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月組時代

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  • 1980年1月、『アンジェリク』新人公演:アルベール(本役:正規煌<現・麻咲梨乃>)
  • 1981年7月、『白鳥の道を越えて』第2回新人公演:ギスカール(本役:大地真央
  • 1982年2月、『あしびきの山の雫に』志貴皇子

花組時代

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  • 1982年9月、『夜明けの序曲』新人公演:高浪定二郎(本役:高汐巴)
  • 1983年3月、『霧深きエルベのほとり』新人公演:フロリアン(本役:平みち
  • 1983年4月、『ヴェニス、獅子たちの夢』(バウ)エドモン・ガローネ
  • 1983年10月、『メイフラワー』新人公演:ジャック・エバンス(本役:高汐巴)*新人公演初主演
  • 1984年3月、『琥珀色の雨にぬれて』新人公演:クロード(本役:高汐巴)*新人公演主演
  • 1984年4月、『ロジャースビル物語』(バウ)マイケル
  • 1984年8月、『名探偵はひとりぼっち』アール
  • 1985年3月、『愛あれば命は永遠に』ウージェーヌ
  • 1985年6月、『ジャパン・ファンタジー』/『ドリームズ・オブ・タカラヅカ』(第5回ハワイ公演)
  • 1985年9月、『テンダー・グリーン』フェイズ
  • 1986年1月、『微風のマドリガル』ロドリーゴ
  • 1986年3月、『不思議なカーニバル』(バウ)ポール・バナー*バウホール公演初主演
  • 1986年4月、『メモアール・ド・パリ』オレンジ泥棒(大劇場時:瀬川佳英
  • 1986年6月、『真紅なる海に祈りを』ベンテリアス
  • 1987年1月、『タッチ・ミー』(バウ)
  • 1987年2月、『遥かなる旅路の果てに』アンドレイ・シャムラーエフ
  • 1987年3月、『第2回バウコンサート-スプリング!スプリング!スプリング!-』(バウ)
  • 1987年8月、『あの日薔薇一輪』リチャード
  • 1987年10月、『琥珀色の雨にぬれて』(地方)アルベール、『ヒーローズ』ジェフ(大劇場時:大浦みずき
  • 1987年12月、『あの日薔薇一輪』フランク(大劇場時:瀬川佳英)/『ザ・レヴュースコープ』歌舞の歌手(大劇場時:大浦みずき)[注釈 1]
  • 1988年3月、『キス・ミー・ケイト』ホーテンシオー*退団公演

テレビ出演

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脚注

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注釈

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  1. ^ 大浦みずき休演のため

出典

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  1. ^ 『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日、292頁。ISBN 4-924333-11-5 
  2. ^ ごめんねコーちゃんテレビドラマデータベース