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平取町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
平取村から転送)
びらとりちょう ウィキデータを編集
平取町
平取町旗 平取町章
1949年7月1日制定
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道日高振興局
沙流郡
市町村コード 01602-1
法人番号 5000020016021 ウィキデータを編集
面積 743.09km2
総人口 4,483[編集]
住民基本台帳人口、2024年9月30日)
人口密度 6.03人/km2
隣接自治体 沙流郡日高町新冠郡新冠町
十勝総合振興局帯広市
胆振総合振興局勇払郡むかわ町
上川総合振興局勇払郡占冠村
町の木 カツラ
町の花 スズラン
他のシンボル アカゲラ (鳥)
ビラッキー (マスコット)
平取町役場
町長 遠藤桂一
所在地 055-0192
北海道沙流郡平取町本町28
北緯42度35分06秒 東経142度07分43秒 / 北緯42.58511度 東経142.12867度 / 42.58511; 142.12867座標: 北緯42度35分06秒 東経142度07分43秒 / 北緯42.58511度 東経142.12867度 / 42.58511; 142.12867
外部リンク 公式ウェブサイト

平取町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

地図
ウィキプロジェクト
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町内の二風谷ダム
二風谷地域の中心部

平取町(びらとりちょう)は、北海道日高振興局管内にある

概要

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地名の由来はアイヌ語のピラウトゥルで「ガケの間」の意。同じ日高振興局管内の日高町門別町と任意合併協議会を設置し、3町での合併協議をしていた。しかし、2004年平成16年)9月6日に合併協議から離脱した。

地理

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日高支庁西部山間に位置する。東部の日高山脈に由来する山岳地帯とそれに続く貫気別山周辺までの森林地帯は日高山脈襟裳十勝国立公園に指定されている。

隣接している自治体

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人口

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平取町と全国の年齢別人口分布(2005年) 平取町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 平取町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
平取町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 10,770人
1975年(昭和50年) 9,331人
1980年(昭和55年) 8,494人
1985年(昭和60年) 7,767人
1990年(平成2年) 7,352人
1995年(平成7年) 6,883人
2000年(平成12年) 6,503人
2005年(平成17年) 6,173人
2010年(平成22年) 5,597人
2015年(平成27年) 5,315人
2020年(令和2年) 4,776人
総務省統計局 国勢調査より

歴史

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平取村からセントルイス万国博覧会に派遣された平村夫妻と娘。1904年
  • 1899年明治32年) - 門別村ほか17村(富仁家村、菜実村、波恵村、慶能舞村、賀張村、佐瑠太村、平賀村、厚別村)戸長役場から平取村外8村(荷菜摘村、二風谷村、紫雲古津村、荷菜村、荷負村、長知内村、幌去村、貫気別村)戸長役場として独立する。
  • 1916年(大正5年)3月 - 新冠村のアイヌ80戸が平取村へ強制移住[1]
  • 1919年大正8年) - 右左府村戸長役場(現在の日高町)を分離する。
  • 1923年(大正12年) - 二級町村制を施行、村名を平取村とする。
  • 1954年昭和29年) - 町制施行、平取町
  • 1961年(昭和36年)4月5日 - 沙流川発電所の建設現場で作業員宿舎が雪崩で倒壊して11人が死亡する災害[2]
  • 1977年(昭和52年) - 平取温泉開業。
  • 1997年平成9年) - 二風谷ダム完成。
  • 2003年(平成15年)8月9日 - 台風10号来襲、10戸が冠水の被害を受ける。
  • 2004年(平成16年)9月6日 - 日高振興局管内の他町との合併協議から離脱した。
  • 2007年(平成19年) - 沙流川流域が重要文化的景観に選定される。
  • 2009年(平成21年)10月5日 - テレビ北海道(TVh)が市街地だけではあるが開局。(平取中継局・TVh初のデジタル新局)
  • 2013年(平成25年) - 「二風谷イタ」、「二風谷アットゥシ」が伝統的工芸品に指定される。

姉妹都市・提携都市

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経済

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稲作、畑作、林業、畜産など。 びらとり和牛(牛肉)・トマト(ニシパの恋人)が知られる。

金融機関

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農協

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郵便局

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  • 平取郵便局(集配局、055-01xx・03xx地域)
  • 振内郵便局(集配局、055-04xx地域)
  • 貫気別郵便局
  • 荷負郵便局
  • 平取二風谷簡易郵便局

宅配便

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公共機関

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警察

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教育

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交通

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鉄道

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過去に存在したが、現在は廃止されている。

バス

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2021年(令和3年)4月1日のJR日高本線鵡川駅以南廃止に伴い、運行系統調整等が行われた[3]

タクシー

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道路

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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二風谷アイヌ文化博物館の外の復元チセ
萱野茂二風谷アイヌ資料館
振内鉄道記念館

文化財

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登録有形文化財

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  • 北海道大学文学部二風谷研究室(旧マンロー邸)

重要有形民俗文化財

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  • 北海道二風谷及び周辺地域のアイヌ生活用具コレクション - 萱野茂二風谷アイヌ資料館蔵

重要無形民俗文化財

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  • アイヌ古式舞踊 - 平取アイヌ文化保存会

重要文化的景観

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  • アイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域の文化的景観

町の文化財

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名所・旧跡・観光スポット

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祭事・催事

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名産品

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  • 健康豚(ハム、ソーセージ)
  • 和牛(びらとり和牛)
  • トマト(ニシパの恋人)
  • 木彫民芸品(アイヌ民芸品)

著名な出身者

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ゆかりのある人物

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  • 後藤彦三郎(日東格魯謨鉱業常務取締役、同社専務取締役、同社社長) - 平取町仁世宇の日東鉱山開坑。

脚注

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  1. ^ 下川耿史 家庭総合研究会 編『明治・大正家庭史年表:1868-1925』河出書房新社、2000年、408頁。ISBN 4-309-22361-3 
  2. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、151頁。ISBN 9784816922749 
  3. ^ 日高地域広域公共バス時刻表” (PDF). 浦河町. 2021年4月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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