コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

布野村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ふのそん
布野村
道の駅ゆめランド布野
布野村旗 布野村章
布野村旗 布野村章
廃止日 2004年4月1日
廃止理由 対等合併
三次市、甲奴郡甲奴町、双三郡吉舎町、君田村、作木村、布野村、三良坂町、三和町→三次市
現在の自治体 三次市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
双三郡
市町村コード 34582-2
面積 83.04 km2
総人口 2,035
(2004年3月31日)
隣接自治体 島根県:飯石郡赤来町
広島県:三次市、比婆郡高野町、双三郡君田村、作木村
村の木 ケヤキ
村の花 コブシ
村の鳥 ウグイス
布野村役場
所在地 728-0201
広島県三次市布野町上布野1196-1
座標 北緯34度53分03秒 東経132度46分49秒 / 北緯34.88425度 東経132.78022度 / 34.88425; 132.78022座標: 北緯34度53分03秒 東経132度46分49秒 / 北緯34.88425度 東経132.78022度 / 34.88425; 132.78022
特記事項 村役場のデータは三次市役所布野支所のものである。
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

布野村(ふのそん)は、かつて広島県の北東部に存在した双三郡に属した。

市町村制施行(1889年4月1日)当時から115年間単独村政を貫いてきたが、2004年4月1日に三次市甲奴郡甲奴町、双三郡の全6町村(吉舎三良坂三和各町および君田作木・布野各村)が対等合併して改めて三次市が設置されたことに伴い消滅した。

沿革

[編集]

中心地の上布野は古くから出雲街道沿いの宿場町として栄えてきた。

  • 1889年4月1日 市町村制施行。布野村域には当時三次郡布野村が存在するのみであった。
  • 1898年10月1日 三谿・三次両郡が統合して双三郡が成立したことに伴い双三郡布野村になる。
  • 2004年4月1日 三次市と甲奴郡甲奴町、双三郡の全町村の対等合併による新・三次市成立に伴い、布野村も消滅する。

地名の由来

[編集]

和名抄』の布努(ふぬ)郷が転訛したものであり[1]、「曲野(くの)」がかわったもので、砂礫の多い原野の意味だと思われる[2]

地理

[編集]

河川(いずれも江の川支流)

[編集]
  • 神野瀬川
  • 布野川

[編集]

名所・旧跡

[編集]
  • 道の駅ゆめランド布野
  • 中村憲吉(アララギ派歌人)生家及び墓所
  • フルーツランドふの
  • フィッシングガーデン吸谷
  • 八千代滝
  • 松雲寺五重塔 - 県の重要文化材
  • 二反田断層- 県の天然記念物

産業

[編集]

農業が主力産業である。

大字(2004年3月31日当時のデータ)

[編集]
  • 上布野(かみふの)
  • 下布野(しもふの)
  • 戸河内(とごうち)
  • 横谷(よこたに)

交通(2004年3月31日当時のデータ)

[編集]

鉄道

[編集]

村内は通っていない。最寄りは、JR西日本三江線作木口駅

道路

[編集]
国道
主要地方道
一般県道

教育(2004年3月31日当時のデータ)

[編集]

小学校

[編集]
  • 布野村立布野小学校
  • 布野村立横谷小学校 - 2006年3月末で廃校になり、三次市立布野小学校に統合。

中学校

[編集]
  • 布野村立布野中学校

布野村出身の有名人

[編集]

備考

[編集]
  • 荷車の歌(昭和34年・映画・山本薩夫監督)

脚注

[編集]
  1. ^ 『コンパクト版日本地名百科事典』、監修:浮田典良中村和郎高橋伸夫小学館p1169、1998年、
  2. ^ 『コンパクト版日本地名事典』、吉田茂樹著、新人物往来社P404、1991年

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]