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岡田晃 (医学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岡田 晃(おかだ あきら、1929年(昭和4年)12月22日[1] - 2023年(令和5年)10月3日)は、日本医学者医学博士北海道大学)。元金沢大学学長。元金沢星稜大学学長。日本学術会議会員。

来歴

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1954年北海道大学医学部医学科卒業。1959年同大学院医学研究科博士課程修了。同年、福島県立医科大学医学部助教授。1962年札幌医科大学医学部助教授。同年、西ドイツ・マックス・プランク労働生理学研究所に留学。1967年札幌大学医学部教授。1972年金沢大学医学部教授。1990年同医学部長。1993年金沢大学学長に就任。1994年金沢大学退官。同名誉教授。金沢経済大学人間科学部教授。2000年金沢経済大学学長に就任。2004年同退職。2023年10月3日死去。叙正三位[2]

研究領域

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専門は公衆衛生学。特に、物理的環境刺激と生体反応を研究。

受賞歴・栄典

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  • 北海道医師会賞
  • 日本医師会医学研究助成費賞
  • 道路と交通論文賞
  • 国際環境複合影響研究大賞(1988年)
  • 瑞宝重光章(2006年11月)[3]
  • 正三位(2023年10月)

エピソード

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国際環境複合影響研究大賞を、日本人で初めて受賞。

主著

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  • 福山裕三と共著『図説公衆衛生学』(金原出版、1982年)
  • 館正知と共編『新衛生公衆衛生学』(南山堂、1986年)

参考文献

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  • 『北海道人物・人名人材リスト 2004 あーお』(日外アソシエーツ編集・発行、2004年)
  • 『岡田晃教授退任記念業績集』(金沢大学医学部公衆衛生学教室、1994年)

脚注

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  1. ^ 『現代物故者事典 2021〜2023』日外アソシエーツ、2024年、p.122。
  2. ^ 『官報』第1102号、令和5年11月14日
  3. ^ 平成18年秋の叙勲 瑞宝重光章受章者” (PDF). 内閣府. p. 1 (2006年11月3日). 2007年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月16日閲覧。
先代
青野茂行
金沢大学医療技術短期大学部学長
1993年 - 1998年
次代
廃止
先代
山村勝郎
金沢経済大学学長→金沢星稜大学学長
2000年 - 2004年
次代
早瀬勇