岐阜新聞・岐阜放送杯

岐阜新聞・岐阜放送杯（ぎふしんぶん・ぎふほうそうはい）は、岐阜県地方競馬組合が2024年より笠松競馬場ダート1400mで施行する地方競馬の準重賞競走である。

岐阜新聞社と岐阜放送が優勝杯を提供しているため、正式名称は「岐阜新聞社・岐阜放送賞岐阜新聞・岐阜放送杯」と表記される^[1]。

概要

2006年にサラブレッド系一般A4選抜馬の特別競走として、1月にダート1800mで開催された。

2011年度より開催時期を12月に移行するとともに、施行距離をダート1600mに短縮した。2015年からはB5選抜馬の特別競走に条件変更されるも、翌2016年はダート1400mで施行されている。2017年よりA3クラスの特別競走となったが、2018年降雪のため開催取りやめとなっている。

2021年より3歳限定のオープン特別に、施行距離もダート1900mにそれぞれ変更。2022・2023年はダート1600mで施行された。

2024年2月21日に発表された2024年度の笠松競馬の重賞競走及び開催日程において、本競走は準重賞（P）に格付けされるとともに施行距離をダート1400mに変更することになった。なお、準重賞であるが回次は表記される。

2023年の賞金総額は1着110万円、2着38万5000円、3着22万円、4着11万円、5着5万5000円となっている。

2023年の負担重賞は別定重量でA級57キロ、B級56キロ、C級55キロで牝馬2キロ減である。なお、賞金600万円以上の馬は1キロ加算される。


施行日	優勝馬	性齢	所属	タイム	優勝騎手	管理調教師
2006年1月1日	ゼンノサンタアニタ	牡6	笠松	1:58.3	濱口楠彦	伊藤強一
2007年1月1日	レッツゴーフジ	牡10	笠松	1:58.9	山田順一	藤田正治
2008年1月1日	デルマアポロ	牡6	笠松	1:59.6	筒井勇介	森山英雄
2009年1月1日	バンナボレロ	牡8	笠松	1:59.6	濱口楠彦	水野善太
2010年1月1日	コパノライジン	セン6	笠松	1:55.9	濱口楠彦	柳江仁
2011年1月1日	フサイチフウジン	牡6	笠松	1:57.2	筒井勇介	柴田高志
2011年12月29日	バンダムミュートス	セン5	笠松	1:43.3	東川公則	後藤正義
2012年12月28日	アプローチミー	牡5	笠松	1:41.6	向山牧	川嶋弘吉
2013年12月28日	ヤマニンノベリスト	牝9	笠松	1:42.7	吉井友彦	森山英雄
2014年12月29日	フレンチナデシコ	牝5	笠松	1:42.9	佐藤友則	井上孝彦
2015年12月29日	バラノカオリ	牝4	笠松	1:44.6	藤原幹生	笹野博司
2016年12月28日	ウインステージ	牝5	笠松	1:30.2	筒井勇介	伊藤勝好
2017年12月27日	ルーヴルヴォイス	牝5	笠松	1:42.7	池田敏樹	伊藤強一
2019年12月29日	デルマジン	セン4	笠松	1:41.7	水野翔	笹野博司
2020年12月29日	キングリーフィスト	牡5	笠松	1:42.3	水野翔	後藤佑耶
2021年12月29日	ラブアンバジョ	牡3	笠松	2:08.1	松本剛志	伊藤強一
2022年12月29日	ダイナミックリュウ	牡3	笠松	1:45.3	藤原幹生	川嶋弘吉
2023年12月29日	エンジョイリッキー	牡3	笠松	1:41.5	丸野勝虎	田口輝彦


回次	施行日	優勝馬	性齢	所属	タイム	優勝騎手	管理調教師
第1回	2024年12月29日

表話編歴東海地区の地方競馬（笠松・愛知）の重賞・準重賞競走 - 2024年度
ダートグレード競走	名古屋グランプリ（JpnII）名古屋大賞典（JpnIII）かきつばた記念（JpnIII）
SPI競走	東海桜花賞東海クイーンカップオグリキャップ記念駿蹄賞ぎふ清流カップ東海優駿くろゆり賞岐阜金賞秋桜賞秋の鞍ゴールド争覇ラブミーチャン記念東海菊花賞ゴールドウィング賞笠松グランプリライデンリーダー記念東海ゴールドカップ名古屋記念新春ペガサスカップ梅見月杯スプリングカップブルーリボンマイル若草賞土古記念
SPII競走	飛山濃水杯トリトン争覇サマーカップ名港盃ベイスプリントオータムカップゴールドジュニア白銀争覇マーチカップ
SPIII競走	新緑賞撫子争覇クイーンカップジュニアグローリーウインター争覇
P競走	笠松プリンシパルカップあすなろ杯けやき杯湾岸スターカップブルームカップ東海クラウン若駒盃秋風ジュニアジュニアクラウン岐阜新聞・岐阜放送杯ジュニアキング弥富記念新春盃尾張名古屋杯笠松若駒杯梅桜賞中京ペガスターカップ
格付なし	ネクストスター名古屋ネクストスター笠松ネクストスター中日本