山河遥かなり
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山河遥かなり | |
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The Search | |
監督 | フレッド・ジンネマン |
脚本 | リチャード・シュヴァイザー |
製作 | ラザール・ヴェヒスラー |
出演者 |
モンゴメリー・クリフト イワン・ヤンドル ヤルミラ・ノボトナ アリーン・マクマホン |
音楽 | ロバート・ブルム |
撮影 | エミール・ベルナ |
編集 | ヘルマン・ハラー |
製作会社 | MGM |
配給 | MGM |
公開 |
1948年3月23日 1954年6月4日 |
上映時間 | 105分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $250,000[1] |
『山河遥かなり』(さんがはるかなり、The Search)は、1948年に公開されたアメリカ合衆国の映画。第二次世界大戦でナチス・ドイツによって生き別れになった母と子を描いたヒューマンドラマである。監督はフレッド・ジンネマン。出演はモンゴメリー・クリフトなど。
ストーリー
[編集]ナチスによって母親と離れ離れにされ、恐怖のあまり失語症・人間不信になった少年が、心優しきアメリカ兵の青年に拾われ、様々な人々との交流により病んだ心を治してゆく中、行方不明になった息子を必死で探し旅をする母の姿を描いた感動ドラマ。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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NET版 | PD版 | ||
ラルフ・スティーブンソン | モンゴメリー・クリフト | 山内雅人 | 内田夕夜 |
マレー夫人 | アリーン・マクマホン | 来宮良子 | 竹口安芸子 |
ジェリー・フィッシャー | ウェンデル・コーリイ | 羽佐間道夫 | 斉藤淳 |
カレルの母 | ヤルミラ・ノヴォトナ | 阿部寿美子 | 岡本章子 |
フィッシャー夫人 | メアリー・パットン | 北村昌子 | 小林美穂 |
クルークス氏 | エワート・G・モリソン | 戸田皓久 | |
トム・フィッシャー | ウィリアム・ロジャース | 太田淑子 | |
カレル・マリク | イワン・ヤンドル | 山本嘉子 | 榛田安芸 |
ナレーター | — | 赤木靖恵 | |
不明 その他 |
— | 阪脩 島木綿子 八奈見乗児 清川元夢 緑川稔 山田早苗 |
大塚智則 赤城進 七瀬みーな さわやまゆか すぎもと恭子 井口泰之 小浅和大 安永まゆ 渡邉絵理 安芸此葉 |
日本語版スタッフ | |||
演出 | 北夕之介 | 粂田剛 | |
翻訳 | 山田小枝子 | 高師たまみ | |
効果 | 坂東智 | ||
制作 | K.K.サンデー | ||
解説 | 淀川長治 | ||
初回放送 | 1966年10月15日 『土曜洋画劇場』 21:00-23:00 正味101分50秒 |
受賞とノミネート
[編集]賞 | 部門 | 候補者 | 結果 |
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アカデミー賞[2] | 主演男優賞 | モンゴメリー・クリフト | ノミネート |
監督賞 | フレッド・ジンネマン | ノミネート | |
脚色賞 | リチャード・シュヴァイザー、デヴィッド・ヴェヒスラー | ノミネート | |
原案賞 | リチャード・シュヴァイザー、デヴィッド・ヴェヒスラー | 受賞 | |
ゴールデングローブ賞[3] | 脚本賞 | リチャード・シュヴァイザー | 受賞 |
特別子役賞 | イワン・ヤンドル | 受賞 | |
国際賞 | 『山河遥かなり』 | 受賞 | |
英国アカデミー賞[4] | 国連賞 | 『山河遥かなり』 | 受賞 |
ヴェネツィア国際映画祭 | 金獅子賞 | フレッド・ジンネマン | ノミネート |
全米監督協会賞 | 映画監督賞 | フレッド・ジンネマン | ノミネート |
参考文献
[編集]- ^ “AFI|Catalog”. Catalog.afi.com. 13 December 2021閲覧。
- ^ “The 21st Academy Awards (1949) Nominees and Winners”. 映画芸術科学アカデミー. 2012年1月3日閲覧。
- ^ “The 6th Annual Golden Globe Awards (1949)”. HFPA. 2010年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月3日閲覧。
- ^ “Film Nominations 1949”. 英国アカデミー賞. 2012年1月3日閲覧。