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尾崎優日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

尾崎 優日(おざき ゆうが、2003年2月18日 -)は、日本プロボクサー大成ボクシングジム所属。WBOアジアパシフィックライトフライ級王者。大阪府豊中市出身[1]

人物

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小学1年生からボクシングを始めた[2]U-15大会で優勝経験がある[3]

興國高校卒業後、法政大学に入学(後にプロ入りのため中退)[4]。なお興國高校時代、アジア・ジュニア選手権で銀メダルを獲得したことがある[5]

来歴

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2022年9月3日のプロデビュー戦は1回TKO勝ち[6]

その後2023年4月16日にエディオンアリーナ大阪第二競技場にて行われた「南栄商事株式会社Presents三田から世界へ21」でバオラブット・サラブタンとWBC世界ライトフライ級ユース王座決定戦を行い、2回2分12秒TKO勝ちで世界ユース王座獲得[7][8]

2024年4月14日、エディオンアリーナ大阪第二競技場にて行われた「南栄商事株式会社・株式会社ソニックブームPresents三田から世界へ24×最強マッチ3」のメインイベントでキティデッチ・ヒルンサクとWBC世界ライトフライ級ユース王座の初防衛戦に臨み、7回2分51秒TKO勝ちを収めユース王座の初防衛に成功した。当初はセミファイナルで試合を行う予定だったが、メインイベントでジャッカパン・セーントーンと対戦予定だった加納陸アンソニー・オラスクアガとのWBO世界フライ級王座決定戦の出場が内定したため加納の試合が中止、メインイベントとして繰り上げられることとなった。

2024年12月14日、エディオンアリーナ大阪第二競技場で前王者ジェイソン・バイソンの王座返上に伴い空位となったWBOアジアパシフィックライトフライ級王座決定戦及びWBC世界ライトフライ級ユース王座防衛戦でアーチェル・ビラモアと対戦し、9回2分8秒TKO勝ちでWBOアジアパシフィック王座獲得及びユース王座の2度目の防衛に成功した[9]。当初は日本同級1位の高見亨介と日本同級挑戦者決定戦で対戦する予定だったが[10]、尾崎がビラモアとの対戦を優先したため白紙となり、また試合についてもWBOアジアパシフィック同級王座決定戦のみ行われる予定だったが、2024年11月27日付で尾崎が保持するWBCユース王座をも賭けた2冠タイトルマッチに昇格した[11]

戦績

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  • アマチュア - 40戦32勝8敗
  • プロ - 8戦 7勝(6KO) 無敗 1分


日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2022年9月3日 1R 1:06 TKO ナーヨレック・シットサイトーン タイ王国の旗 タイ プロデビュー戦
2 2022年12月11日 2R 1:51 KO クライデ・アザルコン フィリピンの旗 フィリピン
3 2023年4月16日 2R 2:12 TKO バオラブット・サラブタン タイ王国の旗 タイ WBCユース・世界ライトフライ級王座決定戦
4 2023年6月11日 2R 2:09 負傷 ジェローム・バロロ フィリピンの旗 フィリピン
5 2023年9月10日 2R 1:53 TKO シットヒサク・シムシー タイ王国の旗 タイ
6 2023年12月10日 8R 判定3-0 野田賢史(金子 日本の旗 日本
7 2024年4月14日 7R 2:51 TKO キティデッチ・ヒルンサク タイ王国の旗 タイ WBCユース防衛1
8 2024年12月14日 9R 2:08 TKO アーチェル・ビラモア フィリピンの旗 フィリピン WBOアジアパシフィックライトフライ級王座決定戦
WBCユース防衛2
テンプレート

獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ 丸元ジムの尾崎優日、4・24公開プロテスト「必ず世界王者に」スタイリッシュな19歳アマエリート スポーツ報知 2022年3月23日
  2. ^ U-15ボクシング 全国大会出場の尾崎優日さんが豊中市役所を訪問 マチゴト・豊中池田ニュース 2016年8月25日
  3. ^ ボクシング全国大会」で優勝した豊中市立第五中の尾崎優日さんが市役所に報告 マチゴト・豊中池田ニュース 2015年10月2日
  4. ^ 尾崎優日がプロテストで魅せる! ボクシングモバイル 2022年4月19日
  5. ^ アジア・ジュニア選手権 吉良大弥が金、尾崎優日が銀 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年10月18日
  6. ^ 2022年9月試合結果 日本ボクシングコミッション
  7. ^ 加納陸が亀山大輝と引き分けで初防衛 WBO・APフライ級 Boxing News(ボクシングニュース) 2023年4月17日
  8. ^ 尾崎優日がWBCユース王座獲得 ボクシングモバイル 2023年4月16日
  9. ^ 尾崎優日がWBOアジアパシフイックL・フライ級王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2024年12月15日
  10. ^ 最強挑戦者決定戦カード決まる 3階級で無敗ホープ対決 豊嶋亮太はS・ウェルター級へ Boxing News(ボクシングニュース) 2024年7月25日
  11. ^ 尾崎優日(21=大成)の試合はダブルタイトルマッチに昇格 ボクシングモバイル 2024年11月27日

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
ジェイソン・バイソン
WBOアジア太平洋ライトフライ級王者

2024年12月14日 - 現在

次王者
N/A