尾崎優日
尾崎 優日(おざき ゆうが、2003年2月18日 -)は、日本のプロボクサー。大成ボクシングジム所属。WBOアジアパシフィックライトフライ級王者。大阪府豊中市出身[1]。
人物
[編集]小学1年生からボクシングを始めた[2]。U-15大会で優勝経験がある[3]。
興國高校卒業後、法政大学に入学(後にプロ入りのため中退)[4]。なお興國高校時代、アジア・ジュニア選手権で銀メダルを獲得したことがある[5]。
来歴
[編集]その後2023年4月16日にエディオンアリーナ大阪第二競技場にて行われた「南栄商事株式会社Presents三田から世界へ21」でバオラブット・サラブタンとWBC世界ライトフライ級ユース王座決定戦を行い、2回2分12秒TKO勝ちで世界ユース王座獲得[7][8]。
2024年4月14日、エディオンアリーナ大阪第二競技場にて行われた「南栄商事株式会社・株式会社ソニックブームPresents三田から世界へ24×最強マッチ3」のメインイベントでキティデッチ・ヒルンサクとWBC世界ライトフライ級ユース王座の初防衛戦に臨み、7回2分51秒TKO勝ちを収めユース王座の初防衛に成功した。当初はセミファイナルで試合を行う予定だったが、メインイベントでジャッカパン・セーントーンと対戦予定だった加納陸がアンソニー・オラスクアガとのWBO世界フライ級王座決定戦の出場が内定したため加納の試合が中止、メインイベントとして繰り上げられることとなった。
2024年12月14日、エディオンアリーナ大阪第二競技場で前王者ジェイソン・バイソンの王座返上に伴い空位となったWBOアジアパシフィックライトフライ級王座決定戦及びWBC世界ライトフライ級ユース王座防衛戦でアーチェル・ビラモアと対戦し、9回2分8秒TKO勝ちでWBOアジアパシフィック王座獲得及びユース王座の2度目の防衛に成功した[9]。当初は日本同級1位の高見亨介と日本同級挑戦者決定戦で対戦する予定だったが[10]、尾崎がビラモアとの対戦を優先したため白紙となり、また試合についてもWBOアジアパシフィック同級王座決定戦のみ行われる予定だったが、2024年11月27日付で尾崎が保持するWBCユース王座をも賭けた2冠タイトルマッチに昇格した[11]。
戦績
[編集]- アマチュア - 40戦32勝8敗
- プロ - 8戦 7勝(6KO) 無敗 1分
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2022年9月3日 | ☆ | 1R 1:06 | TKO | ナーヨレック・シットサイトーン | タイ | プロデビュー戦 |
2 | 2022年12月11日 | ☆ | 2R 1:51 | KO | クライデ・アザルコン | フィリピン | |
3 | 2023年4月16日 | ☆ | 2R 2:12 | TKO | バオラブット・サラブタン | タイ | WBCユース・世界ライトフライ級王座決定戦 |
4 | 2023年6月11日 | △ | 2R 2:09 | 負傷 | ジェローム・バロロ | フィリピン | |
5 | 2023年9月10日 | ☆ | 2R 1:53 | TKO | シットヒサク・シムシー | タイ | |
6 | 2023年12月10日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 野田賢史(金子) | 日本 | |
7 | 2024年4月14日 | ☆ | 7R 2:51 | TKO | キティデッチ・ヒルンサク | タイ | WBCユース防衛1 |
8 | 2024年12月14日 | ☆ | 9R 2:08 | TKO | アーチェル・ビラモア | フィリピン | WBOアジアパシフィックライトフライ級王座決定戦 WBCユース防衛2 |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ 丸元ジムの尾崎優日、4・24公開プロテスト「必ず世界王者に」スタイリッシュな19歳アマエリート スポーツ報知 2022年3月23日
- ^ U-15ボクシング 全国大会出場の尾崎優日さんが豊中市役所を訪問 マチゴト・豊中池田ニュース 2016年8月25日
- ^ ボクシング全国大会」で優勝した豊中市立第五中の尾崎優日さんが市役所に報告 マチゴト・豊中池田ニュース 2015年10月2日
- ^ 尾崎優日がプロテストで魅せる! ボクシングモバイル 2022年4月19日
- ^ アジア・ジュニア選手権 吉良大弥が金、尾崎優日が銀 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年10月18日
- ^ 2022年9月試合結果 日本ボクシングコミッション
- ^ 加納陸が亀山大輝と引き分けで初防衛 WBO・APフライ級 Boxing News(ボクシングニュース) 2023年4月17日
- ^ 尾崎優日がWBCユース王座獲得 ボクシングモバイル 2023年4月16日
- ^ 尾崎優日がWBOアジアパシフイックL・フライ級王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2024年12月15日
- ^ 最強挑戦者決定戦カード決まる 3階級で無敗ホープ対決 豊嶋亮太はS・ウェルター級へ Boxing News(ボクシングニュース) 2024年7月25日
- ^ 尾崎優日(21=大成)の試合はダブルタイトルマッチに昇格 ボクシングモバイル 2024年11月27日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 大成ボクシングジム プロ選手紹介
- 尾崎優日 (@yuuga02182003) - X(旧Twitter)
- 尾崎優日 (@o.yuga__0218) - Instagram
- 尾崎優日の戦績 - BoxRec
空位 前タイトル保持者 ジェイソン・バイソン |
WBOアジア太平洋ライトフライ級王者 2024年12月14日 - 現在 |
次王者 N/A |