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寒河江駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
寒河江駅
正面口(2023年9月)
さがえ
Sagae
南寒河江 (1.8 km)
(1.1 km) 西寒河江
地図
所在地 山形県寒河江市本町1丁目[1]
北緯38度22分18.46秒 東経140度16分30.55秒 / 北緯38.3717944度 東経140.2751528度 / 38.3717944; 140.2751528座標: 北緯38度22分18.46秒 東経140度16分30.55秒 / 北緯38.3717944度 東経140.2751528度 / 38.3717944; 140.2751528
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 左沢線
キロ程 15.3 km(北山形起点)
電報略号 サエ
駅構造 地上駅橋上駅[2]
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
852人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1921年大正10年)12月11日[1][3]
備考
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南口(2023年9月)

寒河江駅(さがええき)は、山形県寒河江市本町(ほんちょう)1丁目[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)左沢線である。

歴史

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1921年大正10年)に左沢軽便線が羽前長崎駅から一駅だけ延びたのと同時に開業した。当時は左沢軽便線の終着駅で、その状態は翌1922年(大正11年)に左沢軽便線が左沢駅まで延伸するまで続いた。2002年平成14年)に南寒河江方におよそ100メートル移動し現在に至っている。寒河江市は左沢線沿線で山形市を除けば随一の市であり、当駅はかつてより左沢線の中心としての役割を担っていた。

年表

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駅構造

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島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。

現在の駅舎は2002年(平成14年)の移転工事で新しく建てられたものである。ホームから階段を上がると改札口・出札口・待合所の集められた場所があり、そこから南西と北東に出られるようになっている。南西側が跨線橋の出口のみなのに対し、北東側は駅前広場が大変広く作られている。南西側の駅前にはさくらんぼのモニュメントがある。かつての駅舎は木造平屋の素朴なものでコンビニ「NEWDAYS」が入っていた[注 1]

直営駅で、みどりの窓口自動券売機、簡易Suica改札機が設置されている。また、びゅう旅センターもあったが廃止となった。

左沢線を統括する管理駅で、北山形駅を除く左沢線全駅を管理下に置く。左沢線統括センターが当駅構内に所在する。車両留置用の側線を多数持ち、検修庫も設置されており、左沢線の車両(山形新幹線車両センター所属)や乗務員は当駅を拠点に運用される。当駅で列車の増解結が行われるほか、夜間滞泊運用がある。

左沢線には「フルーツライン」の愛称が付与されているため、当駅にはさくらんぼを模した駅名標が設置されている。

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 左沢線 上り 山形方面[5] 一部列車は2番線
2 下り 左沢方面[5]  

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員852人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     1,112 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     865 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     931 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     947 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     986 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     960 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     945 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     944 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     985 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     963 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     920 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     889 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 273 646 920 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 262 687 949 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 256 629 886 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 249 664 914 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 241 693 935 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 246 684 931 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 245 659 905 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 228 646 875 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 116 620 736 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 125 647 772 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 167 631 799 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 205 647 852 [利用客数 1]

駅周辺

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当駅を中心として、寒河江の市街が北東・南西にかけて広がっている。

バス路線

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寒河江バスターミナル

2020年(令和2年)3月までは寒河江バスターミナルだったが、同年4月1日より寒河江駅前に名称が変更された[6]

寒河江駅周辺区画整備事業前の旧バスターミナルは旧寒河江駅舎から徒歩でおよそ2分の場所にあり、かつては山形方面直通バスは寒河江バスターミナルで運転手が交代する行路もあった。区画整備事業後は寒河江駅直近の現在地に移転した。また、バスロケーションシステムは待合所に設置されている。

その他

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サクランボの里にあり近代的な駅舎を有するとして、2002年(平成14年)に東北の駅百選に選定された。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
左沢線
南寒河江駅 - 寒河江駅 - 西寒河江駅

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ ただし、入口上の看板には「KIOSK」と書かれていた。

出典

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  1. ^ a b c d 駅の情報(寒河江駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月17日閲覧。
  2. ^ a b 「鉄道記録帳2002年2月」『RAIL FAN』第49巻第5号、鉄道友の会、2002年5月1日、24頁。 
  3. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、547頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 編集部「2月のメモ帳」『鉄道ピクトリアル』第52巻第5号(通巻第717号)、電気車研究会、2002年5月1日、110頁、ISSN 0040-4047 
  5. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(寒河江駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月10日閲覧。
  6. ^ 2020年4月1日 ダイヤ改正の主な変更点”. 山交バス (2020年3月9日). 2022年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。
  7. ^ 西川町路線バス「道の駅にしかわ寒河江駅線」”. 寒河江市. 2019年8月24日閲覧。

報道発表資料

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  1. ^ 山形県におけるSuicaご利用駅の拡大について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社、2022年7月22日。オリジナルの2022年7月22日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220722082230/https://www.jreast.co.jp/press/2022/sendai/20220722_s01.pdf2022年7月22日閲覧 
  2. ^ 山形県の Suica 利用がますます便利になります!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道東北本部、2023年12月15日https://www.jreast.co.jp/press/2023/sendai/20231215_s03.pdf2023年12月15日閲覧 
  3. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月10日閲覧 

新聞記事

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  1. ^ 「完成」『読売新聞』1963年3月3日、山形読売。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月22日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月31日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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