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守山宿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木曽海道六十九次 守山(歌川広重画)
中山道沿いの風景
道標
土橋
天満宮

守山宿(もりやましゅく、もりやまじゅく)は、近江国野洲郡にあった中山道67番目の宿場(→中山道六十九次)で、現在の滋賀県守山市旧市街に当たる。

概要

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江戸時代初期の寛永19年(1642年)に「守山宿」として制札が与えられた。「守山」の地名は、比叡山延暦寺の東の関門として、東門院が創建されたことに由来する。すなわち、比叡山を守るという意味である。

京からの東下りにおいては最初の宿泊地で、「京立ち守山泊まり」と言われ繁栄した。後に、東の吉身、西の今宿が加宿となり、さらに発展した。

天保14年(1843年)の『中山道宿村大概帳』によれば、守山宿の宿内家数は415軒、うち本陣2軒、脇本陣1軒、旅籠30軒で宿内人口は1,700人であった。

最寄り駅

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史跡・みどころ

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  • 石造道標 - 「右 中山道 并 美濃路 左 錦織寺 四十五丁 こ乃者満ミち」とある道標。守山市指定文化財。
  • 宇野本家 - 宇野宗佑の生家。現在は「うの家」として旧守山宿活性化の拠点施設として整備されている。
  • 井戸跡
  • 土橋 - 歌川広重が当所から宿場風景を描いたとされる
  • 甲屋跡 - 謡曲望月」の舞台
  • 天満宮
  • 東門院
  • 源内塚
  • 本像寺 - 木内石亭の墓がある
  • 勝部神社 - 「勝部の火祭り」で知られる旧物部郷の総社。本殿は国の重要文化財
  • 最明寺 - 北条時頼が寄進した石造五重塔は国の重要文化財。
  • 馬路石邊神社 - 式内社
  • 安楽寺 - 黄壁宗、本尊の秘仏木造千手観音菩薩立像は国の重要文化財

草津宿までの史跡・みどころ

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  • 今宿一里塚 - 日本橋から128番目の一里塚で、滋賀県では現存する唯一の一里塚。滋賀県指定史跡
  • 伊砂砂神社(本殿は国の重要文化財

交通アクセス

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隣の宿

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中山道
武佐宿 - 守山宿 - 草津宿

外部リンク

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座標: 北緯35度03分20.6秒 東経135度59分33.4秒 / 北緯35.055722度 東経135.992611度 / 35.055722; 135.992611