宇田恒
宇田 恒（うだ つね、1904年（明治37年）9月2日[1] - 1983年（昭和58年）4月14日[1][2]）は、昭和期の農業指導者、実業家、政治家。衆議院議員（2期）、広島県沼隈郡水呑村長、同水呑町長。
息子は広島県議会議員、福山市議会議員であった宇田哲郎[3]。孫は広島県議会議員である宇田伸。
経歴
[編集]広島県出身[1][2]。中央労働学園専門学校で学んだ[2][注 1]。
水呑村会議員、同村農地委員会長、同村長、広島県会議員、水呑町長、広島県農業会理事、同県農産農業協同組合連合会理事、同県藺製品販売農業協同組合連合会長などを務めた[2]。
1949年（昭和24年）1月の第24回衆議院議員総選挙で広島県第3区に民主自由党公認で出馬して当選し[4]、第25回総選挙でも再選され[4]、衆議院議員に連続2期在任した[1][2]。その後、1953年（昭和28年）4月の第26回総選挙に立候補したが落選した[4]。
その他、協和土建取締役、広島県薪炭取締役、丸八織物監査役、朝日タクシー社長、協和醤油社長、福山瓦斯（現福山ガス）社長、同会長などを務めた[1][2]。
1979年（昭和54年）秋の叙勲で勲三等瑞宝章（勲八等からの昇叙）受章[5][6]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『新訂 政治家人名事典 明治～昭和』89頁では、中央労働学園（大正13年）卒。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『新訂 政治家人名事典 明治～昭和』日外アソシエーツ、2003年。
- 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。
