奈井江町
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(奈井江村から転送)
ないえちょう 奈井江町 | |||||
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道の駅ハウスヤルビ奈井江にある 日本一長い直線道路の中間地点を示す案内 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(空知総合振興局) | ||||
郡 | 空知郡 | ||||
市町村コード | 01424-9 | ||||
法人番号 | 4000020014249 | ||||
面積 |
88.19km2 | ||||
総人口 |
4,730人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年9月30日) | ||||
人口密度 | 53.6人/km2 | ||||
隣接自治体 | 砂川市、芦別市、美唄市、樺戸郡浦臼町、新十津川町、空知郡上砂川町 | ||||
町の木 | ナナカマド | ||||
町の花 |
ツツジ ヘメロカリス | ||||
奈井江町役場 | |||||
町長 | 三本英司 | ||||
所在地 |
〒079-0392 北海道空知郡奈井江町字奈井江11番地 北緯43度25分31秒 東経141度52分58秒 / 北緯43.42531度 東経141.88281度座標: 北緯43度25分31秒 東経141度52分58秒 / 北緯43.42531度 東経141.88281度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
奈井江町(ないえちょう)は、北海道の空知地方中部に位置する町。かつて石炭産業で栄えたが、閉山に伴い人口は激減。農業・工業の振興を図る一方、福祉政策に力点を置く。
町名の由来
[編集]→「奈井江川」も参照
地理
[編集]- 北海道空知総合振興局管内のほぼ中央に位置する。町域の西部は石狩平野の中部、石狩川左岸の氾濫原にあり、中心市街及び農業・工業地帯がある。東部は空知炭田のある夕張山地にかかり、山岳・森林地帯である。
- 山: 向山、爾波山、美唄山、芦奈江岳、奈井江槍
- 河川: 石狩川、奈井江川、豊沼奈江川、二股沢川、茶志内川
- 湖沼:三日月沼、茶志内沼
隣接している自治体
[編集]歴史
[編集]奈井江町誕生以前
- 江戸時代の空知郡域は西蝦夷地に属し松前藩領となっていた。
- 1870年(明治2年)- 伊達邦直、ナヱイ川とナヱ川両川口に標杭を立てる。
- 1886年(明治19年)- 上川仮道路(現国道12号)開通
- 1890年(明治23年)- 奈江村(現砂川市)戸長役場設置。
- 1895年(明治28年)- 奈井江独立戸長役場(現奈井江町)設置。奈井江炭田発見。
- 1903年(明治36年)8月23日 - 奈江村を砂川村と改める。
- 1923年(大正12年)6月15日 - 奈江村、町制施行「砂川町」
- 1935年(昭和10年)- 砂川町に15字が成立。後に当町内となる区域には奈井江、奈井江町、東奈井江の3字が成立。
- 1938年(昭和13年)- 住友鉱業奈井江炭鉱 開坑
- 1944年(昭和19年)- 奈井江村(現奈井江町)、砂川町(現砂川市)より分立(奈井江、奈井江町、東奈井江の一部)。
- 1946年(昭和21年)9月1日 - 美唄町茶志内地区の一部を編入。茶志内、奈江原野、チャシュナイ、茶志内美唄、美唄及茶志内、上美唄、上美唄原野、ナイエ川上流の各字を加える
奈井江町誕生以降
- 1950年(昭和25年)- 町制施行「奈井江町」
- 1951年(昭和26年)4月1日 - 浦臼村の一部を編入(キナウスナイの一部)。同日、茶志内の一部(三軒屋)を浦臼村へ編入
- 1952年(昭和27年)1月1日 - 上砂川町の一部を編入(上砂川の一部、東奈井江の一部)
- 1968年(昭和43年)5月 - 北海道電力奈井江発電所 1号機 運転開始
- 1970年(昭和45年)2月 - 北海道電力奈井江発電所 2号機 運転開始
- 1971年(昭和46年)- 住友鉱業奈井江炭鉱 閉山
- 1972年(昭和47年)- 石狩炭鉱爆発事故。石狩炭鉱 閉山
- 1988年(昭和63年)10月8日 - 道央自動車道奈井江砂川IC開通
- 1994年(平成6年) - 奈井江町50周年。フィンランド・ハウスヤルビ町(fi:Hausjärvi)と友好都市提携。
- 1996年(平成8年)4月16日 - 道の駅ハウスヤルビ奈井江オープン
- 2003年(平成15年)10月26日 - 平成の大合併による合併の是非を巡る住民投票が実施される。子ども投票により、小学5年生から高校生も投票に参加[2]。
- 2024年(令和6年)5月7日 - 奈井江町役場新庁舎業務開始[3]。
行政
[編集]- 町長:三本英司(2018年12月7日就任、2期目)
歴代首長
[編集]代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
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奈井江村長(官選) | ||||
初 | 北勝太郎 | 1944年(昭和19年)5月 | 1946年(昭和21年)11月 | |
奈井江村長(公選) | ||||
2 | 梅津廣 | 1947年(昭和22年)4月 | 1950年(昭和25年)8月 | |
奈井江町長(公選) | ||||
2 | 梅津廣 | 1950年(昭和25年)9月 | 1955年(昭和30年)4月 | 2期 |
3 | 杉本正平 | 1955年(昭和30年)4月 | 1967年(昭和42年)4月 | 3期 |
4 | 萬敏夫 | 1967年(昭和42年)5月 | 1983年(昭和58年)4月 | 4期 |
5 | 森岡孝 | 1983年(昭和58年)5月 | 1986年(昭和61年)11月 | 1期・途中辞任 |
6 | 北良治 | 1986年(昭和61年)12月 | 2018年(平成30年)12月 | 8期[5] |
7 | 三本英司 | 2018年(平成30年)12月 | 現職 |
財政
[編集]令和4年度決算による財政状況
[編集]- 住基人口 5,090人
- 標準財政規模 32億4,371万8千円
- 財政力指数 0.24 (類似団体平均0.35)~悪い
- 経常収支比率 84.7% (類似団体平均80.0%)~類似団体平均を上回り、財政状況が硬直しつつある
- 実質収支比率 4.5%(類似団体平均7.4%)
- 実質単年度収支 1億5,786万5千円
- 地方債現在高 47億1,718万5千円(人口1人当たり92万6,756円)
- 普通会計歳入合計 58億1,170万円
- 自主財源 14億8,942万円(構成比 26%)
- 依存財源 43億2,218万円(構成比 74%)
- 普通会計歳出合計 56億6,461万円
- 人件費 8億5,948万円(構成比 15%)
- 扶助費 4億2,243万円(構成比 7%)
- 公債費 5億9,730万円(構成比 11%)
基金の状況
- 1財政調整基金 6億6,202万6千円
- 2減債基金 6406万4千円
- 3その他特定目的基金 5億4,469万7千円
- 合計 12億7,078万7千円(人口1人当たり19万8,341円)
定員管理の適正度(令和4年度)
- 人口1,000人当たり職員数 19.06人(類似団体平均11.87人)~人口に比べて職員数がやや過剰である:類似団体平均の1.6倍
- 一般職員97人 (うち技能系労務職9人)、教育公務員0人、消防職員0人、臨時職員0人 一般職員等合計 97人
- ラスパイレス指数 96.0
健全化判断比率・資金不足比率(令和4年度決算)
[編集]健全化判断比率
- (全公営企業会計で資金不足額がなく、比率が算定されず)
経済
[編集]産業
- 農業
- 製造業(奈井江工業団地)
立地企業
農協
- 新砂川農業協同組合(JA新すながわ)奈井江支所
金融機関
- 信用金庫
- 北門信用金庫:奈井江支店
郵便局
- 奈井江郵便局
- ※ 集配業務は砂川郵便局が担当
- 奈井江東町簡易郵便局
- 向ヶ丘簡易郵便局
宅配便
公共機関
[編集]警察
- 滝川警察署
- 奈井江交番
消防
- 砂川地区広域消防組合
- 奈井江・浦臼支署
姉妹都市・提携都市
[編集]地域
[編集]人口
[編集]奈井江町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 奈井江町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 奈井江町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
奈井江町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
教育
[編集]- 高等学校
- 中学校
- 小学校
- 閉校
- 奈井江町立南小学校
- 奈井江町立東奈井江小学校
- 奈井江町立三井奈井江小学校
- 奈井江町立住友奈井江小学校
- 奈井江町立高島小学校
- 奈井江町立白山小学校
- 奈井江町立江南小学校
- 奈井江町立南中学校
- 奈井江町立東奈井江中学校
- 奈井江町立三井奈井江中学校
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]タクシー
[編集](美唄圏エリア)
- タクシー会社
- 奈井江北星ハイヤー
道路
[編集]名所・旧跡・観光スポット
[編集]- 不老の滝
- にわ山森林自然公園
- ことぶき公園
- 空知山遍照寺(北海道三十三観音霊場12番札所)
祭り・イベント
[編集]- 産業まつり
特産品
[編集]- メロン
- ユリ根
- 米
- トマト
出身者
[編集]- 後藤ひとみ(教育学者、愛知教育大学学長)
- 村上安昌(札幌テレビ放送(STV)所属、テレビ・ラジオ番組演出・制作者)
- 北修二(政治家)
- 北二郎(政治家)
- 北良治(奈井江町長)
- 粥川由美子(イラストレーター)
- 木村学(地質学者・東京大学名誉教授)
奈井江町ゆかりの人物
[編集]- 北勝太郎(政治家、初代奈井江村長、幼年期に入植)
脚注
[編集]- ^ 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日、46頁。ISBN 978-4-88323-114-0。
- ^ 市町村合併問題に関する住民投票(平成15年度) - 北海道奈井江町ホームページ
- ^ “広報「ないえ」2024年5月号”. 奈井江町. 2024年8月26日閲覧。
- ^ “奈井江町町勢要覧 資料編” (PDF). 北海道奈井江商業高等学校. 奈井江町. 2019年6月17日閲覧。
- ^ “北・奈井江町長引退へ 現在8期目 「課題解決に区切り」”. 北海道新聞. (2018年6月12日) 2018年9月3日閲覧。
- ^ “滝川路線”. 北海道中央バス. 2019年6月13日閲覧。
- ^ 美自校観光バスに委託。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]行政
産業
観光