天野健太郎 (呉市長)
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天野 健太郎[1](あまの けんたろう[2]、1875年(明治8年)3月9日[3] - 1937年〈昭和12年〉6月17日[4])は、日本の商人(呉服商)[5]、政治家。広島県呉市長[1][6]。廣島銀行[3][6]、呉銀行各取締役[7]。広島合同貯蓄銀行常務取締役[7][8]。族籍は広島県平民[3][6]。
経歴
[編集]広島県平民・天野健左衛門の長男[3][6]。生家は代々農業を営む[5]。1897年、呉服商店を開始する[2]。1898年、家督を相続する[6]。23歳の壮齢に早くも和庄町助役となり[1]、2年余在職する[2]。1902年、市会議員に当選し、翌年市助役に就任[1]。
1908年、市参事会員となる[1]。1909年、推されて廣島銀行取締役呉支店長に任ぜられる[1]。1911年、市会議長となる[1]。1917年8月、市長に就任[1]。
人物
[編集]趣味・嗜好は囲碁、謡曲[5]、書画、釣魚、大弓[8]。宗教は真宗[8]。住所は呉市和庄町八幡通[7]、呉市元町[8]。
家族・親族
[編集]- 天野家
- 父・健左衛門(広島平民)[3][6]
- 母・シツノ(1855年 - ?、広島、宮原周伯の長女)[3][6]
- 妻・コスエ(1878年 - ?、広島、豊田実穎の妹)[3][6]
- 長男・健雄(1897年 - ?、東京商工会議所理事[4])[3][6]
- 二男[6]
- 三男[6]
- 四男[6]
- 長女[3]
- 二女[3]
- 三女[6]
- 四女[6]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h 『広島県紳士名鑑』呉市之部14頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年1月4日閲覧。
- ^ a b c 『日本現今人名辞典』あ26頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年1月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 『人事興信録 第4版』あ56頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年1月4日閲覧。
- ^ a b 弘中 1976, 170頁.
- ^ a b c 『大日本人物誌 一名・現代人名辞書』57頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年2月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 『人事興信録 第6版』あ65頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年1月4日閲覧。
- ^ a b c 『広島県紳士録 昭和8年版』117頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年1月5日閲覧。
- ^ a b c d 『日本人事名鑑 昭和9年版 上卷』ア86頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月25日閲覧。
参考文献
[編集]- 『日本現今人名辞典』日本現今人名辞典発行所、1903年。
- 成瀬麟、土屋周太郎編『大日本人物誌 一名・現代人名辞書』八紘社、1913年。
- 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
- 『広島県紳士名鑑』国民教育普及社、1917年。
- 人事興信所編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。
- 『広島県紳士録 昭和8年版』西日本興信所、1933年。
- 聯合通信社編『日本人事名鑑 昭和9年版 上卷』聯合通信社、1933年。
- 弘中柳三 編『大呉市民史 昭和篇 中巻1』「大呉市民史」刊行委員会、1976年 。