Osaka Metro400系電車
Osaka Metro400系電車 | |
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409-01 (2023年11月 学研北生駒駅) | |
基本情報 | |
運用者 | 大阪市高速電気軌道 |
製造所 | 日立製作所笠戸事業所[1] |
製造年 | 2022年(令和4年) - |
製造数 | 138両(6両編成23本)(予定)[2][3][4] |
運用開始 | 2023年(令和5年)6月25日[1][4] |
投入先 | 中央線[1]・近鉄けいはんな線 |
主要諸元 | |
編成 | 6両編成[3][4] |
軌間 | 1,435 mm(標準軌)[3][4] |
電気方式 | 直流750 V(第三軌条方式)[3][4] |
最高運転速度 | 95 km/h[3][4] |
起動加速度 | 3.0 km/h/s[3][4] |
減速度(常用) | 3.5 km/h/s[3][4] |
減速度(非常) | 4.5 km/h/s[3][4] |
車体長 |
18,000 mm[3] 18,200 mm(先頭車)[3] |
車体幅 | 2,880 mm [5] |
車体高 |
3,735 mm[3] 3,745 mm(先頭車)[3] |
車体 | アルミニウム合金[1][3][4] |
台車 |
モノリンク軸箱支持ボルスタレス台車[3][4] SS-191M[3][4]・SS-191T[3][4](メトロ形式WS-400[3][4]) |
主電動機 |
かご形三相誘導電動機[3][4] EFO-K60[3][4] |
主電動機出力 | 140 kW[3][4] |
駆動方式 | 歯車可撓継手式中実軸平行カルダン駆動方式[3][4] |
歯車比 | 6.19=99/16[3][4] |
制御方式 | ハイブリッドSiCモジュール適用[3][4]IGBT素子VVVFインバータ制御[3][4] |
制御装置 | 日立製作所製VFI-HR2415M[3][4] |
制動装置 | FBC[3][4]回生併用電気指令式空気ブレーキ[3][4] |
Osaka Metro400系電車(おおさかメトロ400けいでんしゃ)は、2023年(令和5年)より導入を開始した大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)中央線用の通勤形電車である。
概要
[編集]2021年(令和3年)12月9日に導入が発表され、2025年(令和7年)開催予定の大阪・関西万博開催に伴う中央線の輸送力増強[6][7]、及び老朽化に伴う20系、他線に転用する24系の置き換え[6][2]を目的に6両編成23本[6][2]138両が新製導入される予定である。
2011年(平成23年)に運行開始した御堂筋線用30000系(31系)以来12年ぶり[6](大阪市交通局の民営化後初[8])となる新形式で、2018年(平成30年)の開発当初の仮称は「40000系」であった[9][10]。日立製作所が受注し、同社笠戸事業所で製造されている[1]。
第1編成は2022年(令和4年)10月31日に車両基地へ搬入[1]され、12月7日に緑木車両工場で[11]報道公開された[12]。
2023年(令和5年)6月24日に中央線森ノ宮駅で出発式が行われ[13][14]、翌25日から運行開始[15][4]した。
形式の『400』のうち百位は30000系に続く車両として[4]、また中央線専用の形式であるため十位を『0』と設定[4]、編成番号は新交通システムの南港ポートタウン線と同様にハイフンで区切る形が採られている[4]。
2024年(令和6年)には鉄道友の会よりローレル賞を受賞した[16]。
車体
[編集]デザインは奥山清行が担当し[1]、宇宙船をイメージしたデザインとなっている[1]。2025年の大阪・関西万博に向けて中央線をOsaka Metroが展開する「活力インフラ」の中心となる夢洲へのアクセス路線と位置付け[3][4]、それに相応しい近未来的なデザイン[3][4]になるものとして採用された。
車体は前頭部を含めアルミニウム合金製であり、トラス構造断面アルミダブルスキン構造[3][4]と摩擦攪拌接合の採用により車体の強度向上を図った[3][4]。前頭部は三次元削り出し加工[3][4]とし、曲線の製作をより高精度で美しいものとした[3][4]。前面はガラス面積を拡大し、展望性を重視したものとした[3][4]。前照灯は四隅にLED式のものを配置[3][4]し、機能面とデザイン性を両立したものとしている[3][4]。また貫通扉は大型となり、近鉄線内のワンマン運転対応として防曇機能付きガラスとワイパーを配置している[3]。
側面は近年整備が続く可動式ホーム柵への対応として、車体の扉部分に配色を行うものとした[3][4]。扉の配色は中央線のラインカラーである緑色(スペクトリウムグリーン)[3][4]を基本に、車いす・ベビーカースペースや優先席付近のドアは青色[3][4]、クロスシート車両のドアは灰色[3][1][4]としている。
車内
[編集]人間工学に配慮されたデザイン(エルゴノミクスデザイン)を目指し[3][4]、モノトーンの空間に多色使いの座席を配置する構成を基本とした[3][4]。また、モダンなインテリア空間を演出するため[3][4]、天井を落ち着いた配色とした上で[3][4]側壁・床面を明るい配色とした[3][4]。
座席
[編集]主にロングシートが設置されている[3][4]が、4号車は目的地に向かって移動するワクワク感の演出やパーソナルスペースの確保を目的に固定式クロスシートが設置されている[3][1][4]。座席幅は1人当たり470mmを確保している[3][4]。座席はすべて住江工業製である[17]。
ロングシートは扉間が5人掛け[3][4]、車端部(優先座席)が3人掛け[3][4]であり、モケットは一般席が緑色系[3][4]、優先座席が青色系[3][1][4]である。1人ごとにモケットをやや異なる色とすることで、定員着座の促進を図ったものとしている[3]。扉間は従来車の6人掛けから減少したが、出入口スペースの拡大[3]により、大きな荷物を持った利用客への配慮を行っている[3]。また、従来車より背ずりを50mm高くしている[3][4]。
4号車は扉間に1人掛けのクロスシートを3列配置[3][4]し、モケットは灰色系[3][4]である。設計段階では転換式や2人掛けも検討されたが、前者は扉間に設置できる座席が2列に減少すること、後者は短距離利用が多い路線特性から窓側の利用客が乗降しにくいことから3列固定式となった[18]。
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色分けされたロングシート
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固定式クロスシート
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ロングシート車内(402-07)
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クロスシート車内(408-07)
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優先席(408-07)
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車椅子スペース(402-07)
設備
[編集]先頭車の連結面側車端部にはUSB Type-Aポート付きのカウンターを設置した[3][13][4]。作業スペースやコミュニティスペースとしての利用が想定されている[3][4]。電源コネクタは当初コンセントやUSB Type-Cも検討されたが、前者は海外からの旅客の場合は規格が異なる場合があるため、後者は鉄道車両用のものが設計段階では開発されていないため、一般的に流通しており汎用性の高いType-Aが採用された[18]。なお、このポート部分は異なる規格に変更が可能な設計としている[19]。カウンターの向かいは乗務員室に収まりきらない機器を収納するため、窓のない機器室となっている[3][4]。また、全車両にWi-Fiを設置している[3][4]。
従来、千鳥配置になっていたドア上部の液晶ディスプレイは全ドア上配置に変更された[3][1][4]。大型ディスプレイ(21.5インチ[3][1][4])が採用されており、路線や駅、乗り換え等の案内や広告などが表示される。案内は日本語、英語、中国語、韓国・朝鮮語の4か国語に対応している[3][1][4]。
車いす・ベビーカースペースは従来車と同様に全車1か所の配置[3][4]だが、先頭車は車端部に前述のカウンターと機器室を配置するため、扉間の設置に変更している[3](中間車は従来車同様の車端部に設置[3])。
乗降口部の床は識別が容易になるよう黄色に着色[3]し、また扉下のレールを一部切り欠き[3]、車いすやベビーカーの通行に配慮したものとしている[3]。また、優先座席付近の吊革は橙色[3][4]としているほか、荷物棚の高さを従来車より100mm引き下げている[3]。30000A系と同様に床面の主電動機点検蓋(トラップドア)は省略された[3][4]。
防犯カメラは1両に4台[20][3][4]、空気清浄機(パナソニック製ナノイーX)は1両に8台[3][4]設置している。また、車内点検蓋の錠にはディンプル錠[3][4]を使用している。
戸閉装置はOsaka Metro初の電気式となった[3][4]。直流ブラシレスモーターを使用したラック・アンド・ピニオン式[3][4]で、無通電時に扉が施錠状態にできるよう電磁ロック装置を設けた[3][4]ほか、戸挟み・引き込みを検知した際は自動で開閉力を弱める機構を備えている[3][4]。
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カウンター上のUSBポート
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ドア上部の液晶ディスプレイ
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フルカラーLEDの側面方向幕
乗務員室と客室を仕切る扉は、デザインの検討段階では全体がガラスだったものの、構造的な問題などから第1 - 7編成はガラス部分を上半分のみに変更して落成した[21]。しかし、完成した車両を見たデザイナーから「多くの方が前面展望を楽しめるよう、やはりガラスをもっと大きくしてほしい」という意見が出たため、第8編成からはガラス面積が足元近くまであるタイプに再度変更された[21]。また、既存の編成についても、順次ガラス面積が足元近くまであるタイプに交換される予定である[21]。
運転台
[編集]運転台はワンハンドルマスコン[1]とグラスコックピットを採用[3][4]。マスコンはデッドマン装置を装備し、ATO運転やワンマン運転への対応設備[3][4]として、ATO出発スイッチや扉開閉スイッチなどを配置している[3][4]。なお、ATO出発スイッチは近鉄線内で使用する抑速ブレーキスイッチとの共用であり[1]、抑速ブレーキは右のスイッチで投入、左のスイッチで解除となる[1]。車両側方監視用のモニタが設置され[3][4]、合わせて日除けをカーテン式に変更[3][4]、下部を覆う日除けも新設されている[3][4]。
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運転台
主要機器
[編集]制御装置は日立製作所製で、Osaka Metro初のハイブリッドSiCモジュール使用[3][4]のIGBT素子VVVFインバータ制御[3][4](VFI-HR2415M[3][4]、1C2M2群構成)が各電動車に搭載されている[3]。補助電源装置も同じく日立製作所製のSIV(SVI-H118A[3][4]、容量180kVA)で、制御装置とは異なり、フルSiC適用MOSFET素子[3][4]のものを両先頭車に搭載する[3][4]。冗長性確保などのため並列運転方式とした[3][4]。
主電動機は、日立製作所製EFO-K60[3][4]で、各電動車に4基搭載されている[3][4]。駆動方式は従来車と同様の歯車可撓継手(WN継手)使用の中実軸平行カルダン駆動方式[3][4]、歯車比は99/16(6.19)としている[3][4]。
集電装置は、東芝製TC-27[3][4]で、401・403・406・409形の両側に搭載されている[3][4]。
電動空気圧縮機は、三菱電機製URC1200SD-I[3][4]を両先頭車に搭載する[3][4]。Osaka Metroでは初めてスクロール式[3][4]が採用された。
制動装置は、電気指令式のFBC作用装置[3][4]と受信装置[3][4]を各車両に搭載している[3][4]。
連結器は先頭車運転台側が密着式[3][4]、それ以外が半永久式としている[3][4]。
冷房装置は、東芝製セミ集中式のもの(RPU-6042、容量25.6kW[3][4])を各車2基搭載する。車内温度・車内湿度・車外温度・乗車率・カレンダー機能の情報を基にした自動制御機能とAI(人工知能)を用いた学習・予測制御機能を有する[3][4]。暖房装置は座席下の吊り下げ式としている[3]。
台車は30000A系に続き日本製鉄製ボルスタレス・モノリンク軸箱支持[3][4]であり、電動台車がSS-191M、付随台車がSS-191T[3][4](メトロ形式WS-400[3][4])となっている。
編成表
[編集]← 長田・学研奈良登美ヶ丘 コスモスクエア[4] →
| |||||||
号車 | 1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | 備考 |
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車両番号 | 409-01 | 402-01 | 403-01 | 408-01 | 401-01 | 406-01 | |
409-02 | 402-02 | 403-02 | 408-02 | 401-02 | 406-02 | ||
409-03 | 402-03 | 403-03 | 408-03 | 401-03 | 406-03 | ||
409-04 | 402-04 | 403-04 | 408-04 | 401-04 | 406-04 | ||
409-05 | 402-05 | 403-05 | 408-05 | 401-05 | 406-05 | ||
409-06 | 402-06 | 403-06 | 408-06 | 401-06 | 406-06 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “新型車両「400系」はどのように運ばれてきたか 大阪メトロが動画公開”. 鉄道チャンネル (tetsudo-ch.com) (2022年12月8日). 2022年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf cg ch ci cj ck cl cm cn co cp cq cr cs ct cu cv cw cx cy cz da db dc dd de df dg dh di dj dk dl dm 大野 (2023), pp. 104–112.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf cg ch ci cj ck cl cm cn co cp cq cr cs ct cu cv cw cx cy cz da db dc 西野 (2023), pp. 62–68.
- ^ “OsakaMetro400系 車両形式図”. 2024年2月5日閲覧。
- ^ a b c d “新型車両400系と新造車両30000A系を中央線に導入します|Osaka Metro”. Osaka Metro. 大阪市高速電気軌道株式会社 (2021年12月9日). 2022年11月5日閲覧。
- ^ “大阪メトロ中央線の新型車両「400系」公開 万博会場へ宇宙船をイメージ 来春運行予定”. ABCニュース. 朝日放送テレビ株式会社 (asahi.co.jp) (2022年12月7日). 2022年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月12日閲覧。
- ^ “「大阪メトロ」中央線 新型「仮称40000系車両」企画設計を業務委託 |”. マイナビニュース (mynavi.jp). マイナビ (2018年8月3日). 2022年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月12日閲覧。
- ^ “新形式車両における外観・内装デザインの企画設計の業務委託 募集要項(公募型プロポーザル)” (PDF). Osaka Metro. 大阪市高速電気軌道株式会社. 2018年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月12日閲覧。
- ^ “大阪・関西万博へ動き出す「宇宙船」 大阪メトロが新型車両を公開”. 朝日新聞デジタル (asahi.com). 朝日新聞社 (2022年12月7日). 2022年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月9日閲覧。
- ^ @tetsudomynavi (2022年12月7日). "大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)が中央線に導入する新型車両400系。". X(旧Twitter)より2022年12月7日閲覧。
- ^ a b “大阪メトロの新型車両『400系』出発式「もうすぐ万博が来るんだと実感してほしい」”. TBS NEWS DIG. (2023年6月24日). オリジナルの2023年6月25日時点におけるアーカイブ。 2023年6月27日閲覧。
- ^ “大阪メトロ 新型車両の試乗会 大阪・関西万博に合わせ開発”. NHKニュース. (2023年6月24日) 2023年6月27日閲覧。
- ^ “中央線新型車両400系が2023年6月25日(日曜日)から運行を開始します!|Osaka Metro”. 大阪市高速電気軌道株式会社 (2023年4月25日). 2023年4月25日閲覧。
- ^ “2024年 ブルーリボン・ローレル賞選定車両”. 鉄道友の会 (2024年5月23日). 2024年5月23日閲覧。
- ^ “大阪市高速電気軌道中央線400系 シートご採用”. 住江工業 (2023年9月15日). 2024年6月13日閲覧。
- ^ a b “「宇宙船」大阪メトロ400系、普段見せない空飛ぶ姿 中央線の新型車両、急ピッチで進む搬入作業(伊原薫)4頁”. 東洋経済新聞. 2024年8月4日閲覧。
- ^ “「USB Type-A」は古すぎ? 大阪メトロ新型車両の設備が話題 採用理由を聞いた”. ITmedia. 2024年8月4日閲覧。
- ^ “万博に向かって走る、大阪メトロの「宇宙船」…先頭車両の前面は八角形”. 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp). 読売新聞社 (2022年12月8日). 2022年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月12日閲覧。
- ^ a b c “「宇宙船」大阪メトロ400系、普段見せない空飛ぶ姿”. 東洋経済. 2024年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月15日閲覧。 “同じ400系でも違いがある。「当初の車両はガラス部分が上半分のみでしたが、第8編成以降は足元近くまで拡大されています」(Osaka Metro 車両部車両設計課係長※実際はここに本名が記載されている)。この扉、デザインの検討段階では全体がガラスだったものの、構造的な問題などからガラス部分を上半分のみに変更したが、完成した車両を見たデザイナーから「多くの方が前面展望を楽しめるよう、やはりガラスをもっと大きくしてほしい」という意見が出たため、再度変更したという。”
参考文献
[編集]- 大野, 誠治「大阪市高速電気軌道400系」『鉄道ピクトリアル』第73巻第8(通巻1,014)号、鉄道図書刊行会、2023年8月1日、pp.104-112、ISSN 0040-4047。
- 西野, 英樹「大阪市高速電気軌道400系」『鉄道ファン』第63巻第9(通巻749)号、交友社、2023年9月1日、pp.62-68。
外部リンク
[編集]- 日本地下鉄協会『SUBWAY』
- 2023年8月号車両紹介「大阪市高速電気軌道株式会社中央線400系及び30000A系の概要」 (PDF) (pp.40 - 44掲載)