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大王埼灯台

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大王崎灯台から転送)
大王埼灯台
大王埼灯台の位置(三重県内)
大王埼灯台
航路標識番号
[国際標識番号]
2781 [M6036]
位置 北緯34度16分34秒 東経136度53分58秒 / 北緯34.27611度 東経136.89944度 / 34.27611; 136.89944座標: 北緯34度16分34秒 東経136度53分58秒 / 北緯34.27611度 東経136.89944度 / 34.27611; 136.89944
所在地 三重県志摩市大王町波切54-1
塗色・構造 白色 塔形 コンクリート
レンズ LU-M型灯器
灯質 閃白赤互光
毎30秒に白1閃光 赤1閃光
実効光度 88,000 cd
光達距離

白光 18.5海里(約34km)

赤光 16海里(約30km)
明弧 199度から79度まで
塔高 22.50 m (地上 - 塔頂)
灯火標高 45.53 m (平均海面 - 灯火)
初点灯 1927年10月5日
管轄 海上保安庁
第四管区海上保安本部
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大王埼灯台(だいおうさきとうだい)は、三重県志摩市大王町波切54-1にある灯台志摩半島大王崎の突端に建つ中型灯台である。「日本の灯台50選」に選定されている。リアス式海岸が見られる周辺は伊勢志摩国立公園に指定されている。

歴史

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大王崎周辺の海域は、昔から船頭らに「伊勢の神崎、国崎の鎧、波切大王なけりゃよい」と唄われていた海の難所だった。1913年(大正2年)には、サンマ漁船が遭難して死者51名を出し、1918年(大正7年)には、3千トンの巡洋艦「音羽」が大王岩に激突座礁した。これらのことから灯台の建設が求められていた。

  • 1927年(昭和2年)10月5日 - 初点灯。
  • 1954年(昭和29年) - 無線方位信号所が併設される。
  • 1978年(昭和53年)12月 - 改修工事が行われる。
  • 2004年(平成16年)4月1日 - 無人化される。
  • 2005年(平成17年)11月 - 第4等二面閃光フレネルレンズからLU-M型灯器に変更される。
  • 2013年(平成25年)3月29日 - 国の登録有形文化財に登録される[1]
  • 2016年(平成28年)9月30日 - 船舶気象通報業務・ディファレンシャルGPS局の気象テキストメッセージ配信を廃止[2]
  • 2019年(平成31年)3月 - ディファレンシャルGPS局を廃止[3]

施設

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建物

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灯台は高さ23mで、建物の建築面積は58m2、塀は延長105m、鉄筋コンクリート造である[4]。「大王埼灯台・門柱及び塀」として国の登録有形文化財に登録されている[4]

付属施設

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  • 無線方位信号所<レーマークビーコン、中波標識局>
  • ディファレンシャルGPS局(廃止)
  • 船舶気象通報(廃止)

一般公開

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一般公開(有料中学生以上300円、小学生以下無料)されている参観灯台であり、上まで登ることができる。2013年(平成25年)の観光入込客数は53,244人であった[5]

映画のロケ地

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脚注

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  1. ^ 三重県教育委員会事務局社会教育・文化財保護課"みんなで、守ろう!活かそう!三重の文化財/情報データベース/大王埼灯台"(2013年12月18日閲覧。)
  2. ^ 海上保安庁が実施する情報提供業務の一部終了について(PDF) Archived 2016年8月17日, at the Wayback Machine. - 海上保安庁交通部 (2016年5月) ※茨城県水産試験場漁業無線局ホームページでの掲載(2016年7月12日閲覧) 
  3. ^ ディファレンシャルGPSの廃止について” (PDF). 海上保安庁 (2017年6月30日). 2019年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月7日閲覧。
  4. ^ a b 志摩市の文化財”. 志摩市. p. 50. 2021年9月11日閲覧。
  5. ^ 志摩市観光振興計画(案)”. 志摩市 (2015年2月). 2016年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月2日閲覧。
  6. ^ a b c d 大王埼灯台 ニッポン旅マガジン
  7. ^ 伊勢志摩で撮影された作品一覧 伊勢志摩観光ナビ

関連項目

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外部リンク

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