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増田博正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
増田 博正
基本情報
本名 増田 博正(ますだ ひろまさ)
階級 フェザー級
ライト級
身長 170cm
体重 67kg
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1973-01-05) 1973年1月5日(51歳)
出身地 東京都
スタイル キックボクシング
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増田 博正(ますだ ひろまさ、1973年1月5日 - )は、日本男性キックボクサー東京都出身。スクランブル渋谷ジム所属。試合の入場曲は湘南乃風の『晴伝説』。元WPMF世界ライト級王者。

来歴

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日本王座獲得

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1999年6月1日、全日本フェザー級王座決定トーナメント準決勝で立嶋篤史に判定勝ち。7月13日の全日本フェザー級王座決定戦で藤武蔵に左ハイキックでKO勝ちし王座を獲得した。1999年11月22日、全日本キックボクシング連盟「WAVE-VIII」で佐久間晋也と対戦予定であったが、佐久間の引退により試合が消滅した。

2000年3月、全日本キックボクシング連盟フェザー級王座を返上した[1]。2000年7月31日、初代J-NETWORKフェザー級王座決定戦でアラビアン・ハセガワと対戦し、2-1の判定勝ちで初代王者となった。

2000年12月、立嶋や小野寺や村浜や金沢に勝っている日本人キラーであったグライガンワーンに判定勝ち。

2003年3月、全日本フェザー級王者の前田尚紀にKO勝ち。2003年7月、リアム・ハリソンにKO負け。

2003年11月23日、全日本ライト級王座挑戦者決定戦で藤牧孝仁と対戦し、5R終了時点では0-0の判定ドローとなるも、延長R終了時には1-2の判定負けで大月晴明への王座挑戦権獲得ならず(公式記録はドロー)[2]

2004年3月、山本真弘に判定負け。2005年7月、リアム・ハリソンにKO負け。

2006年7月23日、全日本ライト級王者サトルヴァシコバに挑戦。TKO勝ちで王座を獲得し、2階級制覇に成功した[3]

2007年3月、2002年3月にKO負けした大月晴明との再戦、ダウンを奪い判定勝ち。大月に勝った初の日本人。

世界王座獲得

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2009年3月1日、東京・ディファ有明で行われた「M-1 FAIRTEX ムエタイチャレンジ 2009 Yod Nak Suu vol.1」のWPMF世界ライト級王座決定戦でデッートサムット・チョールークサムット(タイ王国/元王者)と対戦した。3Rまでは1-1のドローだったが、4R終了時にポイントが逆転し、優勢のまま判定勝ちした。なお、試合はWPMFルールに則って各ラウンド終了後にポイントが読み上げられ、ラウンド間のインターバルは2分取られた[4]

2009年8月2日に京王プラザホテル八王子で行われたDEEK総合企画主催の「八王子格闘祭り 〜ムエタイの壁〜」に参戦。ユン・ハジン(韓国/ 挑戦者)を相手に自身の持つWPMF王座の防衛戦を行い、5R3-0の判定勝ちで防衛に成功した。最大で5点差がつき、増田の圧勝だった[5]

2010年1月23日、REBELS旗揚げ戦のメインイベントでコントラノン・エクシンデコンと対戦し、左ローキックでTKO勝ちを収めた。当初はコンタノン・エクシンデコンと対戦予定であったが、交通事故による欠場で対戦相手が変更された[6]

2010年6月6日、WPMF世界ライト級タイトルマッチでカノンスック・ウィラサクレックと対戦し、0-3の判定負けで王座から陥落した[7]

2010年8月21日、中国海南島で開催された興行「龍行天下」のWBCムエタイ世界暫定ライト級王者決定戦でジャルンチャイ・ウッドドニムアンと対戦し、1-2の判定負けで王座獲得はならなかった[8]

戦績

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プロキックボクシング

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キックボクシング 戦績
47 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
27 12 5 0
15 5 10 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× ジョムトーン・チュワタナ 2R KO タイ・バンコク国立競技場
【WBCムエタイ世界ライト級王座決定戦】
2011年11月4日
× 羅紗陀 5R終了 判定0-3 WBCムエタイ・ジャパン第2回大会「The Path to the World Champion」
【WBCムエタイ日本ライト級王座決定戦】
2011年10月2日
ヨーゲンチャイ・エスジム 5R終了 判定1-1 REBELS.8 × IT'S SHOWTIME JAPAN countdown-1 2011年7月18日
× ジャルンチャイ・ウッドドニムアン 5R終了 判定1-2 龍行天下
【WBCムエタイ世界ライト級暫定王座決定戦】
2010年8月21日
× カノンスック・ウィラサクレック 5R終了 判定0-3 M-1 RAJA BOXING SINGHA BEER ムエタイチャレンジ「NAI KANOMTOM vol.2」
【WPMF世界ライト級タイトルマッチ】
2010年6月6日
コントラノン・エクシンデコン 3R 0:57 TKO(レフェリーストップ:左ローキック) REBELS 2010年1月23日
ユン・ハジン 5R終了 判定3-0 八王子格闘祭り 〜ムエタイの壁〜
【WPMF世界ライト級タイトルマッチ】
2009年8月2日
デッートサムット・チョールークサムット 5R終了 判定3-0 M-1 FAIRTEX ムエタイチャレンジ 2009「Yod Nak Suu vol.1」
【WPMF世界ライト級王座決定戦】
2009年3月1日
× トゥワントーン・ソー・プンパンムアン 5R終了 判定1-2 M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ
「Legend of elbows 2008 〜JAO SUU〜」
2008年11月9日
グーピー・ウォー・スティラー 5R終了 判定2-1 ジャパン・ムエタイ・センター「RIDE ON TIME」 2008年5月6日
× エブゲニー・キヒル 5R終了 判定1-2 WORLD CHAMPIONSHIOP MUAYTHAI
【WBCムエタイインターコンチネンタルスーパーフェザー級王者決定戦】
2007年9月8日
大月晴明 5R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟「Departure 〜野良犬FINAL〜」 2007年3月9日
× チューティン・シットクヴォンイム 3R終了 判定0-2 全日本キックボクシング連盟「Solid Fist」 2006年11月12日
サトルヴァシコバ 3R 2:13 TKO(カット) 全日本キックボクシング連盟「Spear of Destiny」
【全日本ライト級タイトルマッチ】
2006年7月23日
海戸淳 3R終了 判定2-0 全日本キックボクシング連盟「CROSS OVER」 2006年5月14日
× 吉本光志 3R終了 判定0-3 全日本キックボクシング連盟「Fight Must Go On」
【全日本ライト級王座決定トーナメント 準決勝】
2005年11月12日
× リアム・ハリソン 2R 2:09 KO(左フック) 全日本キックボクシング連盟「SUPER FIGHT 〜日本VS世界・5対5マッチ〜」 2005年7月24日
島野智広 3R+延長R終了 判定2-1 全日本キックボクシング連盟「STRAIGHT」 2005年5月15日
三原日出男 3R終了 判定3-0 FUTURE FIGHTER IKUSA 6 〜宙(SORA)〜GANGSTAR☆Z@Velfarre 2004年11月28日
ダーキー・ムアンウボン 3R+延長R終了 判定2-1 J-NETWORK「Kick Squad 5」 2004年9月14日
× 山本真弘 3R終了 判定0-3 全日本キックボクシング連盟
「全日本ライト級最強決定トーナメント2004 1st STAGE」
【1回戦】
2004年3月13日
藤牧孝仁 3R終了 判定0-0
(延長R終了 判定1-2)
全日本キックボクシング連盟「SCRAMBLE」
【全日本ライト級王座挑戦者決定戦】
2003年11月23日
× リアム・ハリソン 3R 2:55 KO(3ダウン:左フック) 全日本キックボクシング連盟「KICK OUT」 2003年7月20日
前田尚紀 1R 0:19 KO(左フック) 全日本キックボクシング連盟
「全日本ライト級最強決定トーナメント」
2003年3月8日
サイナムノーイ・シッバイペチ 5R終了 判定1-0 J-NETWORK「The Magnificient 5」 2002年12月1日
山田健博 4R 1:29 KO(左ローキック) マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「SPIRIT」 2002年9月28日
ノッパガオ・ソーワンチャー 5R終了 判定1-1 J-NETWORK「J-BLOODS-III」 2002年7月12日
× 大月晴明 1R 0:53 KO(右ミドルキック) マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「KING COMBAT-2002 - KICK BOXING 60kg TOURNAMENT 日本最強決定戦」
【1回戦】
2002年3月30日
× テワリットノイ・SKVジム 3R 1:56 TKO J-NETWORK「THE CRUSADE-4」 2001年11月21日
ファイティング前沢 3R 1:59 TKO(ドクターストップ) マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「ODYSSEY-4」 2001年9月29日
ソンハーン・ナチャイ 5R終了 判定0-1 J-NETWORK「THE CRUSADE-II」 2001年7月17日
チャンプアン・サクシープン 5R終了 判定 タイ・オムノーイスタジアム 2001年5月26日
リティチャイ・パヤナン 5R終了 判定3-0 J-NETWORK「THE CRUSADE -聖戦-」 2001年3月23日
グライガンワーン・オースイプロワーイ 5R終了 判定3-0 J-NETWORK「SHANGURILA-FIN」 2000年12月25日
アラビアン・ハセガワ 5R終了 判定2-1 J-NETWORK「SHANGURILA-2」
【初代J-NETWORKフェザー級王座決定戦】
2000年7月31日
チャイノーイ・オー・プラソップチャイ 2R KO(ローキック) タイ・バンコクBBTVスタジアム 2000年5月28日
ソンポン・ソーチタラダ 5R 2:09 TKO(左ストレート) J-NETWORK「KICK BOXING SHANGURILA-1」 2000年2月4日
ソンチャイ・JMTC 5R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟「KICK the KICK 1999 Stage III」 1999年10月14日
藤武蔵 4R 0:12 KO(左ハイキック) 全日本キックボクシング連盟「WAVE-IV」
【全日本フェザー級王座決定戦】
1999年7月13日
立嶋篤史 5R終了 判定3-0 J-NETWORK「KICK the KICK」
【全日本フェザー級王座決定トーナメント 準決勝】
1999年6月1日
遠藤慎介 1R 3:04 KO(右フック) J-NETWORK「KICK the KICK 1998 FINAL」 1998年12月22日
× 梅下湧暉 5R終了 判定0-2 J-NETWORK「KICK the KICK 1998 STAGE-4」 1998年9月26日
川村幸生 判定2-0 J-NETWORK「KICK the KICK 1998 STAGE-1」 1998年2月28日
× バンラントン・ルークボライ 5R終了 判定1-2 J-NETWORK 旗揚げ戦 1997年12月21日
横山潔昌 1R TKO 全日本キックボクシング連盟「KICK OVER-VIII」 1997年7月25日
杉内勝 3R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟「KICK SPIRITS-X」 1996年12月15日

エキシビションマッチ

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勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
小比類巻貴之 2分2R FUTURE FIGHTER IKUSA 5 〜乱〜 MONKEYMAGIC 2004年1月24日
山口元気 2分2R J-NETWORK「MAKING THE ROAD-5」 2001年10月14日
アノラック・ゲニワット 3分1R J-NETWORK「大江戸十番勝負」 2000年11月19日

獲得タイトル

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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前王者
初代
初代J-NETWORKフェザー級王者

2000年7月31日 - 2003年

空位
次タイトル獲得者
砂田将祈
前王者
佐久間晋哉
第18代全日本フェザー級王者

1999年7月13日 - 2000年3月(返上)

空位
次タイトル獲得者
杉上直之
前王者
サトルヴァシコバ
第17代全日本ライト級王者

2006年7月23日 - 2008年3月(返上)

空位
次タイトル獲得者
遠藤智史
前王者
N/A
WPMF世界ライト級王者

2009年3月1日 - 2010年6月6日

次王者
カノンスック・ウィラサクレック