吉本光志
基本情報 | |
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本名 | 吉本 光志 |
通称 | 黒豹 |
階級 | ライト級 |
身長 | 171cm |
体重 | 65kg |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1980年2月6日(44歳) |
出身地 | 東京都 |
スタイル | キックボクシング |
プロキックボクシング戦績 | |
総試合数 | 50 |
勝ち | 30 |
KO勝ち | 4 |
敗け | 17 |
引き分け | 3 |
無効試合 | 0 |
吉本 光志(よしもと こうじ、1980年2月6日 - )は、日本の男性キックボクサー、総合格闘家。東京都出身。ヌンサヤームジム所属。元RISEスーパーライト級王者。
来歴
[編集]2000年7月31日、アクティブJ所属としてJ-NETWORKでプロキックボクシングデビュー。
2003年、AJジムに移籍。6月20日、全日本キックボクシング連盟移籍初戦で関博司に判定勝ち。
2003年11月23日、小林聡と対戦。2Rに2度のダウンを奪われるも、最後まで諦めず打撃戦を展開し、僅差(27-28、27-28、27-29)の判定負けとなった。
2004年3月、全日本キック最強決定トーナメント2004の1回戦で凱斗亮羽に判定勝ち。4月の2回戦で後半一気に盛り返し西山誠人に判定勝ち。6月の準決勝、アマラ忍に判定負け。2004年11月、サトルヴァシコバにKO負け。
2005年9月24日、韓国・城南市で開催されたIKMF(国際格闘技武道連盟)東洋ライト級初代王者決定戦でチョン・ヒョソンと対戦し、KO勝ちで王座を獲得した。
2006年1月、全日本キックライト級王者決定トーナメント決勝でサトルヴァシコバにKO負け。
2006年から、パンクラス道場やAJジムで総合格闘技の練習を開始。7月28日、初参戦となったパンクラスで裕希斗と対戦し、判定ドロー。
2007年3月25日、第13回ネオブラッド・トーナメントのフェザー級(-64kg)に出場。1回戦で田中康友に判定勝ち。5月6日、準決勝で長谷川孝司と対戦。打撃技で主導権を握るも、膝蹴りが下腹部に入り、長谷川がドクターストップとなり反則負け。しかし、両者の強い希望により5月30日に再戦が行われ、左ストレートでTKO勝ちを収め、決勝進出を決めた。7月27日に決勝で宮城友一と対戦予定であったが、宮城が引退したため不戦勝となり優勝を決めた。表彰式では前田吉朗へ対戦要求し、HERO'S参戦もアピールした[1]。
2007年11月11日、CAGE FORCE初参戦となったCAGE FORCE EX -eastern bound-で孫煌進と対戦。打撃技の応酬となったが、判定勝ちを収めた。
2008年9月19日、全日本キックボクシング連盟でM-1フェザー級王者カノンスック・ウィラサクレックに判定勝ちを収めた。
2008年12月23日、KING OF KINGS TOUITSU in KOBEで行われたTOUITSU ライト級初代王者決定トーナメントに出場。1回戦で赤十字竜に判定勝ちするも、準決勝で黒田アキヒロに判定負け。
2009年8月の全日本キックボクシング連盟解散・AJジム閉鎖に伴い、team B.p.LEGEND所属となった。
2009年10月4日、RISE 59で行なわれた初代RISE 65kg級王者決定戦 準決勝で昇侍に3-0の判定勝ち[2]。11月22日、RISE 60で行なわれた初代RISE 65kg級王者決定戦で菅原勇介に3-0の判定勝ち。初代RISE 65kg級王者となった[3]。
2010年4月7日、RISE 63で巨輝と対戦し、1-2の判定負け。この試合より所属がヌンサヤームジムとなった[4]。
2010年7月31日、RISE 68でTURBΦと対戦し、右ショートストレートでKO勝ちを収めた[5]。
2010年10月3日、RISE 71で行なわれた初代RISEライト級王者決定戦・準決勝で渡辺理想と対戦し、2-0の判定勝ちを収めた[6]。
2010年12月19日、RISE 73Rで行なわれた初代RISEライト級王者決定戦で裕樹と対戦し、左ローキックによるKO負けで王座獲得ならず[7]。
2011年2月27日、RISE 74で行なわれたRISEスーパーライト級(-65.0kg)タイトルマッチで菅原勇介と対戦し、判定0-0の引き分けとなり初防衛を果たす。
2012年12月2日、東京ドームシティホールでのビックイベントのメインとして登場。ラズ・セルキシアン相手に判定3-0の勝利でメインイベンターとしての役割を果たす。
2015年2月1日、中国で行われたK-1 GLOBAL CHINA vs JAPANのトップバッターとして登場。ベルト防衛後のさらなる目標であったアウェーでの勝利を3度目の挑戦で達成させる。
2015年5月31日、約一年前にマルタ共和国にて対戦し惜敗を喫した相手、ダニエル“THE JET”ザハラに、後楽園ホールでKOでのリベンジを果たす。
2015年8月22日、シュートボクシングのアニバーサリー大会にて宍戸大樹と対戦。敗れはしたが両選手は2度に及ぶ延長ラウンドを繰り広げ、激闘の名勝負となった。
2016年1月31日、後楽園ホールでの引退試合。「強い選手と戦ってこその格闘家」として、当時65kg級で最も強いとされたオランダ人、ザカリア・ゾウガリーを引退試合の相手に指名。信念を貫き3R TKO勝利でラストマッチを飾った。
戦績
[編集]キックボクシング
[編集]キックボクシング 戦績 | ||||||
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50 試合 | (T)KO | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 | |
30 勝 | 4 | 26 | 0 | 3 | 0 | |
17 敗 | 7 | 10 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | ザカリア・ゾウガリー | 3R 1:58 TKO | RISE109 | 2016年1月31日 |
× | 宍戸大樹 | 3R+2R 1:14 TKO | SHOOT BOXING 30th ANNIVERSARY“CAESAR TIME!” | 2015年8月22日 |
○ | ダニエル“THE JET”ザハラ | 3R 2:15 KO | RISE105 | 2015年5月31日 |
○ | Hanji | 3R 判定 | K-1 GLOBAL CHINA vs JAPAN | 2015年2月1日 |
× | ジー・レイ | 3R 判定0-3 | K-1 WORLD MAX 2013 Final in Pattaya Thailand | 2014年10月11日 |
× | ダニエル“THE JET”ザハラ | 3R 判定 | WKN GLADIATOR 8 | 2014年6月7日 |
○ | リュ・ヒョンウ | 3R 判定2-0 | RISE98 | 2014年3月30日 |
× | 左右田康臣 | 5R 判定0-2 | RISE92 | 2013年3月17日 |
○ | ラズ・セルキシアン | 3R 判定3-0 | INFINTY | 2012年12月2日 |
○ | 左右田康臣 | 5R 判定3-0 | RISE86 | 2012年1月28日 |
○ | イ・ソンチョン | 3R 判定3-0 | RISE85 | 2011年11月23日 |
○ | 麻原将平 | 延長R終了 判定3-0 | K-1 WORLD MAX 2011 -63kg Japan Tournament FINAL 【-63kg Japan Tournament 第2リザーブファイト】 |
2011年6月25日 |
△ | 菅原勇介 | 5R終了 判定0-0 | RISE 74 【RISEスーパーライト級タイトルマッチ】 |
2011年2月27日 |
× | 裕樹 | 2R 2:09 KO(左ローキック) | RISE 73R 【初代RISEライト級王者決定戦】 |
2010年12月19日 |
○ | 渡辺理想 | 3R終了 判定2-0 | RISE 71 【初代RISEライト級王者決定戦 準決勝】 |
2010年10月3日 |
○ | TURBΦ | 2R 2:54 KO(右ストレート) | RISE 68 | 2010年7月31日 |
× | 巨輝 | 3R+延長R終了 判定1-2 | RISE 63 | 2010年4月7日 |
○ | 菅原勇介 | 5R+延長R終了 判定3-0 | RISE 60 【初代RISE 65kg級王者決定戦】 |
2009年11月22日 |
○ | 昇侍 | 3R終了 判定3-0 | RISE 59 【初代RISE 65kg級王者決定戦 準決勝】 |
2009年10月4日 |
○ | 大石駿介 | 3R+延長R終了 判定3-0 | Krushライト級グランプリ2009 〜開幕戦 Round.2〜 | 2009年8月14日 |
× | 山本佑機 | 延長R 0:43 TKO(ドクターストップ:左目尻カット) | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「BREAK THROUGH-11 〜突破口〜」 |
2009年6月14日 |
× | 黒田アキヒロ | 3R+延長終了 判定1-2 | KING OF KINGS TOUITSU in KOBE 【TOUITSU ライト級初代王者決定トーナメント 準決勝】 |
2008年12月23日 |
○ | 赤十字竜 | 3R+延長終了 判定3-0 | KING OF KINGS TOUITSU in KOBE 【TOUITSU ライト級初代王者決定トーナメント 1回戦】 |
2008年12月23日 |
○ | カノンスック・ウィラサクレック | 5R終了 判定3-0 | 全日本キックボクシング連盟 「SWORD FIGHT 2008 〜日本vsタイ・5対5マッチ」 |
2008年9月19日 |
○ | 梶原龍児 | 3R終了 判定2-0 | 全日本キックボクシング連盟 「CUB☆KIX 〜全日本キックvsチームドラゴン・10vs10 全面対抗戦〜」 |
2008年5月31日 |
○ | 三上洋一郎 | 3R 1:11 KO(膝蹴り) | 全日本キックボクシング連盟「Kick On!」 | 2008年3月20日 |
○ | 島野智広 | 3R終了 判定2-0 | 全日本キックボクシング連盟 「CUB☆KICK'S 3days 1st - AJ NIGHT 〜Tradition〜」 |
2006年10月7日 |
× | サトルヴァシコバ | 2R 2:30 KO(左フック) | 全日本キックボクシング連盟「New Year Kick Festival 2006」 【全日本ライト級王座決定戦】 |
2006年1月4日 |
○ | 増田博正 | 3R終了 判定3-0 | 全日本キックボクシング連盟「Fight Must Go On」 【全日本ライト級王座決定トーナメント 準決勝】 |
2005年11月12日 |
○ | チョン・ヒョソン | 4R 1:47 KO(3ノックダウン:ローキック) | 国際格闘技武道連盟 【IKMF東洋ライト級初代王者決定戦】 |
2005年9月24日 |
× | 木村允 | 3R終了 判定0-3 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「東金ジム27周年記念大会 DETERMINATION (決心) 5th 〜戦場の狼〜」 |
2005年6月24日 |
○ | キム・パンスー | 3R終了 判定2-0 | 全日本キックボクシング連盟「RUSH!」 | 2005年3月18日 |
× | サトルヴァシコバ | 2R 0:31 KO(左フック) | 全日本キックボクシング連盟「The Championship」 【全日本ライト級王座決定トーナメント 準決勝】 |
2004年11月19日 |
× | ムラッド・ティアルティ | 1R 1:44 TKO(頭部カット) | 全日本キックボクシング連盟「SUPER FIGHT -LIGHTNING-」 | 2004年8月22日 |
× | アマラ忍 | 5R終了 判定0-3 | 全日本キックボクシング連盟 「全日本ライト級最強決定トーナメント2004/FINAL STAGE」 【ライト級トーナメント 準決勝】 |
2004年6月18日 |
○ | 西山誠人 | 3R終了 判定3-0 | 全日本キックボクシング連盟 「全日本ライト級最強決定トーナメント2004 2nd.STAGE」 【ライト級トーナメント 2回戦】 |
2004年4月16日 |
○ | 凱斗亮羽 | 3R終了 判定2-0 | 全日本キックボクシング連盟 「全日本ライト級最強決定トーナメント2004 1st.STAGE」 【ライト級トーナメント 1回戦】 |
2004年3月13日 |
× | 小林聡 | 3R終了 判定0-3 | 全日本キックボクシング連盟「SCRAMBLE」 | 2003年11月23日 |
○ | 上杉武信 | 3R終了 判定3-0 | 全日本キックボクシング連盟「YOUNG GUN」 | 2003年9月7日 |
○ | 関博司 | 3R終了 判定3-0 | 全日本キックボクシング連盟「DEAD HEAT」 | 2003年6月20日 |
○ | ラスカル・タカ | 3R終了 判定3-0 | 全日本キック vs J-NETWORK「MOVEMENT」 | 2002年5月30日 |
△ | 中村玄志 | 3R終了 判定0-0 | J-NETWORK「J-BLOODS」 | 2002年1月20日 |
× | 稲葉潤 | 2R 3:00 KO(膝蹴り) | J-NETWORK「THE CRUSADE-II」 | 2001年7月17日 |
△ | リティチャイ・パヤナン | 3R終了 判定0-1 | J-NETWORK「MAKING THE ROAD III」 | 2001年5月31日 |
× | 中村玄志 | 3R終了 判定0-2 | J-NETWORK「THE CRUSADE -聖戦-」 | 2001年3月23日 |
○ | 竹村亮 | 3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「SHANGURILA-FIN」 | 2000年12月25日 |
× | 泉ユーサク | 3R終了 判定0-3 | J-NETWORK「大江戸十番勝負」 | 2000年11月19日 |
○ | 楠本竜生 | 2分3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「SHANGURILA-3」 | 2000年10月17日 |
○ | 内田秀樹 | 3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「SHANGURILA-2」 | 2000年7月31日 |
総合格闘技
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
8 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
5 勝 | 1 | 0 | 3 | 1 | 2 | 0 |
1 敗 | 0 | 0 | 0 | 1 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | 孫煌進 | 5分2R終了 判定2-0 | CAGE FORCE EX -eastern bound- | 2007年11月11日 |
△ | 砂辺光久 | 5分3R終了 判定1-0 | PANCRASE 2007 RISING TOUR | 2007年9月5日 |
○ | 宮城友一 | 不戦勝 | PANCRASE 2007 RISING TOUR 【ネオブラッド・トーナメント フェザー級 決勝】 |
2007年7月27日 |
○ | 長谷川孝司 | 2R 3:06 TKO(左ストレート) | PANCRASE 2007 RISING TOUR 【ネオブラッド・トーナメント フェザー級 準決勝】 |
2007年5月30日 |
× | 長谷川孝司 | 2R 3:20 反則(ローブロー) | PANCRASE 2007 RISING TOUR 【ネオブラッド・トーナメント フェザー級 準決勝】 |
2007年5月6日 |
○ | 田中康友 | 5分2R終了 判定3-0 | PANCRASE 2007 RISING TOUR 【ネオブラッド・トーナメント フェザー級 1回戦】 |
2007年3月25日 |
○ | 山澤勇紀 | 5分2R終了 判定2-0 | PANCRASE 2006 BLOW TOUR | 2006年12月2日 |
△ | 裕希斗 | 5分2R終了 判定0-1 | PANCRASE 2006 BLOW TOUR | 2006年7月28日 |
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ [パンクラス] 7.27 後楽園:井上克也、再び暫定王者に BoutReview 2007年7月27日
- ^ 【ライズ】残り1秒の逆転KO相次ぐ!65kg級決勝戦もライズVSクラッシュに 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年10月4日
- ^ 【ライズ】龍二が白須康仁を返り討ち!K-1MAX日本代表トーナメント出場権を獲得 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年11月22日
- ^ 【ライズ】山本真弘、大ピンチを切り抜けて最強を証明!K-1ライト級に出場決定 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年4月7日
- ^ 【ライズ】大番狂わせ!日菜太が新必殺技“三日月蹴り”でキシェンコにKO勝ち 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年7月31日
- ^ 【ライズ】日本人初の快挙!板橋寛がアヌワットからダウンを奪って勝つ(1) 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年10月3日
- ^ 【ライズ】戦慄のローキック復活!裕樹が吉本光志をKO、初代ライト級王座に就く 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年12月19日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]前王者 王座新設 |
初代RISEスーパーライト級王者 2009年11月22日 - 2013年3月17日 |
次王者 左右田泰臣 |