国家安全局 (中華民国)
表示
国家安全局 | |
---|---|
庁舎 | |
各種表記 | |
繁体字: | 國家安全局 |
簡体字: | 国家安全局 |
拼音: | Guójiā Ānquánjú |
日本語読み: | こっかあんぜんきょく |
英文: | National Security Bureau |
国家安全局(繁体字中国語: 國家安全局)とは、中華民国政府の情報機関。
歴史
[編集]1955年3月1日に国防会議に属する形で設立され、1967年に国防会議が解消、国家安全会議が設立されると、国家安全会議の直属組織として改組された。1993年12月30日、国家安全会議組織法及び国家安全局組織法が公布されるに至り、翌年1月1日に正式な政府機関として制度化された。
2005年2月5日、国家情報工作法が施行され、中華民国の各情報機関の活動の法的根拠が整備された。
機構
[編集]- 第一処:国際情報工作
- 第二処:中国地区情報工作
- 第三処:台湾本国地区安全情報工作
- 第四処:国家戦略情報研究・分析工作
- 人事処
- 会計処
- 政風処
- 秘書室
- 資訊室
- 総務室
- 特種勤務指揮中心:総統・副総統等の警護
- 電訊科技中心:科学技術情報
- 訓練中心:教育訓練
- 公共関係室:国会との連絡及びマスコミとの連繋工作
- 督察室:内部防諜工作
- 公開情報中心:公開情報の収集(OSINT)
歴代局長
[編集]- 鄭介民(1955年3月-1959年) - 陸軍大将
- 陳大慶(1959年-1964年7月) - 陸軍大将
- 夏季屏(1964年7月-1967年7月) - 陸軍中将
- 周中峰(1967年7月-1972年7月) - 陸軍中将
- 王永澍(1972年7月-1981年12月) - 陸軍中将
- 汪敬煦(1981年12月-1985年12月) - 陸軍大将
- 宋心濂(1985年12月-1993年7月) - 陸軍大将
- 殷宗文(1993年-1999年) - 陸軍大将
- 丁渝洲(1999年-2001年) - 陸軍大将
- 蔡朝明(2001年-2004年3月) - 最初の台湾籍局長、予備役中将
- 薛石民(2004年3月-2007年2月) - 陸軍大将
- 許恵祐(2007年2月-2008年6月) - 最初の文民局長
- 蔡朝明(2008年6月-2009年) - 再任
- 蔡得勝(2009年5月-2014年5月) - 2009年3月-4月の代理局長、予備役中将
- 李翔宙(2014年5月-2015年7月) - 陸軍大将
- 楊国強(2015年7月-2016年10月) - 予備役中将
- 彭勝竹(2016年10月-) - 最初の空軍出身局長、予備役大将
- 柯承亨(2019年7月24日-2019年7月25日)
- 邱国正(2019年7月26日-2021年2月19日)
- 陳明通(2021年2月19日[1]-)
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 中華民国国家安全局公式HP(繁体字、英語)