吹上温泉 (北海道)
吹上温泉 | |
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吹上露天の湯 | |
温泉情報 | |
所在地 | 北海道空知郡上富良野町吹上温泉 |
座標 | 北緯43度25分53.5秒 東経142度38分29.7秒 / 北緯43.431528度 東経142.641583度座標: 北緯43度25分53.5秒 東経142度38分29.7秒 / 北緯43.431528度 東経142.641583度 |
交通 | 上富良野駅から上富良野町営バス十勝岳線に乗り継ぎ約30分、吹上温泉保養センター前下車 |
泉質 | 酸性 - カルシウム・ナトリウム - 硫酸塩・塩化物泉 |
泉温(摂氏) | 42 - 48 °C |
宿泊施設数 | 1 |
外部リンク | 吹上温泉保養センター白銀荘 |
吹上温泉(ふきあげおんせん)は、北海道空知郡上富良野町吹上温泉にある温泉である。
泉質
[編集]効能
[編集]- 神経痛、リューマチ、慢性皮膚病、婦人病など。
※効能はその効果を万人に保証するものではない。
温泉地
[編集]一軒宿の吹上温泉、町営吹上温泉保養センター「白銀荘」は、近代的な設備を備え、男女合計8つの湯船を持ち、庭園風の大きな露天風呂もある。48名が宿泊できる自炊可能な相部屋の素泊まり宿泊施設も完備され、登山者や山スキー愛好者やライダー等の利用も多い。向かいには、かつて山小屋であった頃の旧館(廃屋)も残され、当時の山小屋を知ることができる。白銀荘の近傍には広いキャンプサイトもある。
「白銀荘」から徒歩5分くらいの雑木林の中には混浴無料露天風呂(野湯)である「吹上露天の湯」がある。湯舟は大きな岩盤の上に築かれ、すぐ脇を滝が流れ落ち野趣にあふれる立地である。冬季、浴槽脇には、雪を落としいれて湯温を調節するためのスコップが置かれる。
湯は無色透明酸味無臭である。ドラマ「北の国から'95秘密」で黒板五郎(田中邦衛)と小沼シュウ(宮沢りえ)が入浴したことで有名になり[1]、休日はいつも混みあっている[2]。
10数台の駐車スペースと簡易トイレがあるが、建物、更衣室等の設備はなく、また照明も全くない。24時間入浴可能。
歴史
[編集]1897年(明治30年)の発見であるとされる。明治末期に温泉宿の営業が始まり、1932年(昭和7年)には吹上温泉株式会社が設立されて湯治場として栄えたが、1943年(昭和18年)に温泉宿は廃業した。
その後露天風呂は当地に放置されていたが、1962年(昭和37年)の十勝岳噴火後に湯温は入浴不可なほど急激に下がってしまった。
1988年(昭和63年)、再び十勝岳の噴火が起きると湯温は上昇に転じ、野湯の利用者が増えたため、1991年(平成3年)に入って「吹上露天の湯」として露天風呂の整備が実施された。1997年(平成9年)には、従来からあった山小屋「白銀荘」が温泉施設として新築改装した。
アクセス
[編集]- 鉄道 ・バス: 富良野線上富良野駅からは上富良野町営バス十勝岳線(1日3便)で30分、吹上温泉保養センター前下車すぐ。
- 自動車:道央自動車道滝川ICから国道38号・国道237号・北海道道291号吹上上富良野線・北海道道966号十勝岳温泉美瑛線を美瑛方面へ89km、約2時間。
白金温泉からの北海道道966号十勝岳温泉美瑛線(望岳台ゲート~白銀ゲート)は10月中旬から5月中旬ころまで冬期通行止である。この期間は美瑛側からのアプローチはできない。
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 吹上温泉保養センター白銀荘
- 宿泊施設・温泉ガイド - かみふらの十勝岳観光協会