北カフカース鉄道支社
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北カフカース鉄道支社(ロシア語: Северо-Кавказская железная дорога)は、西のアゾフ海周辺から黒海沿岸を通り、カフカス山脈北部の北カフカース地方を経て、東のカスピ海周辺に到る地方を管轄するロシア鉄道の支社である。軌間はロシア式の広軌で1520mm。ロストフ州の州都・ロストフ・ナ・ドヌに運行本部が置かれている。総延長は 6315.9 km、駅数は403である(2005年現在)。
ロストフ州、クラスノダール地方、スタヴロポリ地方、アディゲ共和国、カラチャイ・チェルケス共和国、北オセチア共和国、イングーシ共和国、チェチェン共和国、ダゲスタン共和国、カルムイク共和国と10の連邦構成主体を通る鉄道路線である。
グロズヌイ、クラスノダール、マハチカラ、ミネラーリヌィエ・ヴォードィ、バタイスク、タガンログなどが主要駅である。 また、夏季にはゲレンジークやアナパ、ソチなどの駅や区間は行楽客で賑わう。貨物輸送ではノヴォロシースクやトゥアプセなど石油の積み出し港が重要な駅となっている。
歴史
[編集]1861年、ロストフ州のアクサイとシャフティ間が最初に開通。
- アゾフ、マイコープ(1911年)
- グデルメス(1914年)
- ソチ(1923年)
- アドレル(1927年)
- ネフチェゴルスク(1931年)
- アストラハン、スフミ(1942年)
- エリスタ(1969年)
- アナパ(1977年)
と延伸を重ね、1989年に全通した。
路線
[編集]- チェルトコヴォ駅 - ノヴォチェルカッスク駅 - ロストフ駅
- ウスペンスカヤ駅 - タガンログ駅 - ロストフ駅
- ロストフ駅 - バタイスク駅 - クラスノダール駅 - ソチ駅 - アドレル駅 - ヴェショロエ駅(→アブハジア鉄道)
- バタイスク駅 - アルマヴィル駅 - ネヴィンノムイスク駅 - ミネラーリヌィエ・ヴォードィ駅 - モズドク駅 - グデルメス駅 - ハサヴユルト駅 - マハチカラ駅 - デルベント駅 - グラニツァ駅 (→アゼルバイジャン鉄道)
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黒海沿岸を走る