西シベリア鉄道支社
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ノヴォシビルスク駅 | |
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設置 | 1961年 (ソビエト社会主義共和国連邦運輸通信省) |
支社所在地 | ロシア連邦 ノヴォシビルスク市 |
電信コード | ЗСиб |
路線総延長 | 6,000km |
西シベリア鉄道支社(ロシア語: Западно-Сиби́рская железная дорога)は、ロシア鉄道公開株式会社の支社(Филиал ОАО «РЖД»)の一つであり、1961年に創設された。シベリア連邦管区に属するオムスク州、ノヴォシビルスク州、ケメロヴォ州、トムスク州、アルタイ地方のロシア鉄道線を管轄する。2012年11月29日以降はレゲル・アブラモビッチが支社長である[1]。
歴史
[編集]チェリャビンスク - クルガン - オムスク - オビ川間の1408kmの鉄道は国庫の支出で1892年から1896年にかけて建設された。ロシア帝国鉄道省の管理下に置かれ、シベリア鉄道の本部はチェリャビンスクに設置された。1913年にはオムスク鉄道局が設立され、シベリア鉄道もこちらに移管された。1915年にはトムスク支線が建設され、1934年5月3日にソ連鉄道省によって出された政令により、トムスク支線は東シベリア鉄道局の管轄となった。
1940年10月20日にオムスク鉄道局はカラガンダ鉄道局の一部になった。1961年5月9日にはオムスク支局とトムスク支局が合併して「西シベリア鉄道局」が設立された。1979年に西シベリア鉄道局はケメロヴォ鉄道局の一部になったが、1996年には西シベリア鉄道局が設置された。なお、西シベリア鉄道支社の本部ビルは1936年に建設された。
路線
[編集]- シベリア鉄道:ナズィヴァエフスカヤ駅 - オムスク駅 - ノヴォシビルスク駅 - マリインスク駅
- トゥルキシブ鉄道:ノヴォシビルスク駅 - バルナウル駅 - ロコチ・アルタイスキー(Локоть-Алтайский)駅 - カザフスタン国境
- タタールスカヤ・マリノヴォエオゼロ鉄道:タタールスカヤ駅 - クルンダ駅 - マリノヴォエ・オゼロ駅
- パヴロダル・バルナウル鉄道:カザフスタン国境 - クルンダ駅 - バルナウル駅
- オムスク・バルナウル鉄道:カルビシェヴォ駅 - チェルラク駅 -(カザフスタン領内)- クルンダ駅 - アルタイスカヤ駅