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利用者:Daraku K./sandbox12

KANDA SQUARE
Daraku K./sandbox12の位置(東京都区部内)
Daraku K./sandbox12
情報
用途 事務所、店舗、ホール、貸会議室
設計者 日建設計
施工 大林組
建築主 住友商事
構造形式 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)、中間層免震構造[1]
敷地面積 9,761.29 m² [1]
建築面積 5,008.80 m² [1]
延床面積 85,257.33 m² [1]
状態 完成
階数 地上21階、地下1階、塔屋2階[1]
高さ 最高高さ:120.775m、軒高:115.555m[1]
エレベーター数 オフィス乗用16基、オフィス低層乗用2基、低層部乗用1基、駐車場乗用1基、ホール人荷用1基、非常用兼人荷用2基[1]
駐車台数 145台(機械駐131台、二段式機械駐10台、平面4台)、車椅子用4台[2]
着工 2017年5月1日[3]
竣工 2020年2月17日[4]
開館開所 2020年9月4日(全面開業)[5]
所在地 101-0054
東京都千代田区神田錦町二丁目2番地1
座標 北緯35度41分34.6秒 東経139度45分47.4秒 / 北緯35.692944度 東経139.763167度 / 35.692944; 139.763167 (KANDA SQUARE)座標: 北緯35度41分34.6秒 東経139度45分47.4秒 / 北緯35.692944度 東経139.763167度 / 35.692944; 139.763167 (KANDA SQUARE)
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KANDA SQUARE HALL
情報
完成 2020年2月17日
収容人員 1000人
客席数 450席(シアター形式)、280席(スクール形式)、1000席(スタンディング形式)
延床面積 450m²
設備 ホワイエ、クローク、バーカウンター
用途 音楽イベント、講演会、会議など
最寄駅 #アクセス参照
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KANDA SQUARE(カンダスクエア、神田スクエア)は、東京都千代田区神田錦町に所在する超高層ビルである。

概要

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東京電機大学神田キャンパス跡地および旧神田警察署跡地を一体化した再開発事業であり、住友商事が事業主体となり建設が進められた[6]。住友商事が単独で行う不動産事業としては過去最大規模となり[4]、同社の開発拠点である「神田エリア」のフラッグシップに位置づけられている[7]。 2020年2月に竣工したが、一部飲食店の開店延期などがあり全面開業は同年9月4日となった[5]

外観や内装は「錦町」にちなみ錦織物をモチーフとしたデザインを取り入れている。高層部は経糸に見立てた竪庇と緯糸に見立てた水平庇により奥行き感のある外装とし、併せて日射を70%遮り外部からの熱負荷を低減する効果も持たせている[7]

1階は「和」をイメージした商業フロアとし、2階には音楽ライブや展示会、講演会など多用途に対応した約450平方メートルのホール「KANDA SQUARE HALL」(カンダスクエアホール)、3階には約200平方メートルの小ホール「KANDA SQUARE ROOM」と4室の貸し会議室「KANDA SQUARE CONFERENCE」が設けられた。4階の設備階を挟み5階から最上階までが1フロア最大約2,950平方メートルのオフィスフロアとなっている[4][6]

BCP対策として2階床下に免震層を設けた「中間層免震構造」が採用されたほか、中圧ガスと重油で最大15日間稼働[4]する非常用発電機が設けられている。非常用発電機は東京電力グループが提供する「プレミアムグリッドサービス」により、いずれも住友商事が所有する東側の「神田スクエアフロント」および南東側の「KANDA SQUARE GATE」[8]に電力を融通することが可能となっている[9][10]

敷地内には1300本の植樹や水景、ワイヤーアートによる動物を模したモニュメントなどが設けられた2000平方メートル超の広場が整備されている。広場は誰でも利用が可能なオープンスペースとなっており、Wi-Fi環境や電源コンセントなども整備されたほか、イベントなどにも対応している[4][6][11]


テナント

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オフィス

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主な入居企業
東京支店[12]
任天堂販売 本社[13]
1-UPスタジオ[14]
ワープスター[15]
シンガポール航空東京事務所[20]

店舗

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すべて1階に所在。

飲食店
スーパー・コンビニ
その他

アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g 近代建築 2020, p. 94.
  2. ^ 施設概要”. KANDA SQUARE. 2022年2月2日閲覧。
  3. ^ "大規模開発プロジェクト「(仮称)神田錦町二丁目計画」着工について" (Press release). 住友商事株式会社. 27 April 2017. 2022年2月2日閲覧
  4. ^ a b c d e "神田錦町二丁目の複合ビル「KANDA SQUARE」竣工" (Press release). 住友商事株式会社. 2 February 2020. 2022年1月31日閲覧
  5. ^ a b "神田錦町二丁目の複合ビル「KANDA SQUARE」9月4日(金)全面開業" (Press release). 住友商事株式会社. 5 August 2020. 2022年1月31日閲覧
  6. ^ a b c “東京電機大跡地の再開発ビル、外観は錦織がモチーフ 神田らしさ随所に”. 東京新聞 (中日新聞東京本社). (2020年9月9日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/54323 2022年1月31日閲覧。 
  7. ^ a b 近代建築 2020, p. 90.
  8. ^ KANDA SQUARE GATE” (PDF). 住商ビルマネージメント株式会社. 2022年2月16日閲覧。
  9. ^ "国内初の電力ネットワークを活用したBCP対策用エネルギーサービス「プレミアムグリッド®サービス」の導入について" (Press release). 東京電力ホールディングス株式会社、東京電力エナジーパートナー株式会社、日本ファシリティ・ソリューション株式会社、住友商事株式会社. 17 April 2017. 2022年2月16日閲覧
  10. ^ 近代建築 2020, p. 93.
  11. ^ 近代建築 2020, p. 92.
  12. ^ 事業所案内”. 任天堂株式会社. 2022年2月16日閲覧。
  13. ^ 東京本社移転のお知らせ” (PDF). 任天堂販売株式会社 (2020年9月7日). 2022年2月16日閲覧。
  14. ^ 会社概要”. 1-UPスタジオ株式会社. 2022年2月16日閲覧。
  15. ^ 株式会社ワープスターの情報”. 法人番号公表サイト. 国税庁. 2022年2月16日閲覧。
  16. ^ 株式会社ハル研究所の情報”. 法人番号公表サイト. 国税庁. 2022年2月16日閲覧。
  17. ^ 企業情報”. 株式会社ゲームフリーク. 2022年2月16日閲覧。
  18. ^ 東京本部開設のお知らせ”. 株式会社富士薬品 (2020年4月27日). 2022年2月16日閲覧。
  19. ^ 移転のご案内” (PDF). 農中信託銀行株式会社. 2022年2月16日閲覧。
  20. ^ “移転、シンガポール航空 東京事務所”. Travel Vision (株式会社エフネス). (2021年10月22日). https://www.travelvision.jp/news/detail/news-94957 2022年2月16日閲覧。 
  21. ^ a b c d e f g h i j k “東京・神田に複合ビル「KANDA SQUARE」が開業--飲食店など12店、芝生広場も”. マイナビニュース (株式会社マイナビ). (2020年8月7日). https://news.mynavi.jp/article/20200807-1203107/ 2022年2月16日閲覧。 
  22. ^ “日本酒ベンダーを設置!酒屋兼居酒屋の「豊島屋酒店」東京最古の酒舗が100年ぶりに復活”. 地球の歩き方 (株式会社地球の歩き方). (2021年6月21日). https://news.arukikata.co.jp/column/eating/Japan/Kanto/Tokyo/146_702429_1621319689.html 2022年1月31日閲覧。 

参考文献

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「KANDA SQUARE」『近代建築』第74巻第8号、株式会社近代建築社、2020年8月5日、87-94頁、ASIN B08DSYRT7G 

外部リンク

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