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千代田区の超高層建築物・構築物の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
区内最高層の常盤橋タワー

千代田区の超高層建築物・構築物の一覧(ちよだくのちょうこうそうけんちくぶつ・こうちくぶつのいちらん)では、日本東京都千代田区にある超高層建築物および構築物を一覧の形式で列記する。

概要

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千代田区には国内で初の本格的な超高層ビル「霞が関ビルディング」が1968年(昭和43年)に建設された。2000年代からは丸の内大手町周辺の建替えで連鎖的に超高層ビルが増加している。神保町飯田橋秋葉原付近においても再開発事業が進行し、超高層ビルの建設が行われた。

超高層ビルの用途構成はほとんどがオフィスビルで、住居用のタワーマンションは少ない。

2027年(令和9年)には、東京駅前常盤橋プロジェクトが推し進める再開発街区である「TOKYO TORCH」の中核をなす地上高385mの超高層ビル「Torch Tower」が竣工する予定[1]であり、これが完成すれば、千代田区どころか日本の建築史上最も背の高いビルになる。霞が関ビルディングが1970年(昭和45年)に世界貿易センタービルに抜かれ、日本一の高さのビルの座は港区新宿区が更新していたため、千代田区にはそれを上回るビルが現れていなかったが、完成すれば千代田区は57年ぶりに日本最高層のビルが所在する地方自治体となる。

超高層建築物・構築物一覧

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順位 名称 高さ 階数 竣工年 備考 出典
1 常盤橋タワー 212m 40階 2021年 [2]
2 グラントウキョウサウスタワー 205m 42階 2007年
3 グラントウキョウノースタワー 204.9m 43階 2007年
4= JPタワー 200m 38階 2012年
4= 読売新聞ビル 200m 33階 2013年
4= Otemachi Oneタワー 200m 40階 2020年
4= 東京電力本社ビル 200m 15階 1972年 軒高50m、最高部200m
8 大手町タワー 199.7m 38階 2014年
9 新丸の内ビルディング 197.6m 38階 2007年
10 山王パークタワー 194.45m 44階 2000年
11 東京ミッドタウン日比谷 191.46m 35階 2018年
12 大手町プレイスウエストタワー 182.00m 35階 2018年
13= 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー 180m 36階 2016年
13= JAビル 180m 37階 2009年
13= 丸の内ビルディング 180m 37階 2002年
16 丸の内トラストタワー本館 178m 37階 2008年
17 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー 177m 34階 2012年
18 霞が関コモンゲート 西館 175.74m 38階 2007年
19 丸の内パークビルディング 170m 34階 2009年
20 大手町フィナンシャルシティグランキューブ 168.28m 31階 2016年
21 サピアタワー 166.18m 35階 2007年
22 ワテラスタワー 164.8m 41階 2013年
23 東京ビルディング 164.1m 33階 2005年
24 大手町プレイス イーストタワー 163m 32階 2018年
25 三井物産ビル イーストタワー 160m 31階 2020年
26 日本生命丸の内ビル 158.85m 28階 2004年
27 プルデンシャルタワー 158.35m 38階 2002年
28 霞が関コモンゲート 東館 156.67m 33階 2007年
29 霞が関ビルディング 156m 36階 1968年
30 日本経済新聞社東京本社ビル 155m 31階 2009年
31 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー 154m 31階 2012年
32 ガーデンエアタワー 152.6m 35階 2003年
33= 丸の内二重橋ビルディング 150m 30階 2018年
33= 三井住友銀行本店東館 150m 29階 2015年
33= 丸の内永楽ビルディング 150m 27階 2012年
36 大手町パークビルディング 149.95m 29階 2017年
37 飯田橋グラン・ブルーム 149.88m 30階 2014年
38 パシフィックセンチュリープレイス丸の内 149.8m 32階 2001年
39 みずほ丸の内タワー 149.70m 29階 2020年 [3]
40 パークコート千代田富士見ザ タワー 149.14m 40階 2014年
41 日本工業倶楽部会館・三菱UFJ信託銀行本店ビル 148.4m 30階 2003年
42 富士ソフト秋葉原ビル 148m 31階 2007年
43 秋葉原ダイビル 147.47m 31階 2005年
44 丸の内北口ビルディング 147.4m 29階 2004年
45= 飯野ビルディング 147m 27階 2011年
45= 明治安田生命ビル 147m 30階 2004年
47 東京サンケイビル 146m 31階 2002年
48 ホテルニューオータニ・ガーデンタワー 144.5m 40階 1974年
49 TOKYO TIMES TOWER 138.45m 40階 2004年
50 大手町野村ビル 138m 27階 1994年
51= 住友不動産秋葉原ファーストビル 135m 23階 2019年
51= 千代田ファーストビル 西館 135m 32階 2004年
53 ホテルニューオータニ ガーデンコート 134.7m 30階 1991年
54 鉄鋼ビルディング 131.4m 26階 2015年
55 住友不動産麹町ガーデンタワー 130m 22階 2020年
56 プラウドタワー千代田富士見 129.6m 38階 2009年
57 帝国ホテルインペリアルタワー 129.1m 31階 1983年
58 日比谷国際ビルヂング 127.2m 31階 1981年
59= 経団連会館 122m 23階 2009年
59= ボアソナード・タワー 122m 27階 2000年
61 東急キャピトルタワー 120.3m 29階 2010年
62 富国生命ビル 120m 29階 1980年
63 新丸の内センタービルディング 119.92m 24階 2004年
64 明治大学リバティタワー 118.95m 23階 1998年
65 東京宝塚ビル 118.85m 19階 2000年
66 三井住友銀行本店ビルディング 117.1m 23階 2010年
67= 日本生命丸の内ガーデンタワー 115m 23階 2014年
67= パレスビル 115m 23階 2011年
67= パレスホテル東京 115m 23階 2012年
70 紀尾井町ビル 114.9m 26階 1989年
71 大手門タワー・ENEOSビル 114.85m 22階 2015年
72 三菱商事ビルディング 114.83m 21階 2006年
73 DNタワー21 114.7m 21階 1995年
74 学術総合センター 113.2m 23階 1999年
75 住友不動産秋葉原駅前ビル 111.99m 21階 2019年
76 丸紅新本社ビル 111.9m 22階 2020年

解体されたビル

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順位 名称 高さ 階数 竣工年 解体年 備考 出典
1 みずほ銀行内幸町本部ビル 142.5m 32階 1981年 2022年
2 赤坂プリンスホテル新館 138.9m 39階 1982年 2013年
3 新生銀行本店ビル 130m 22階 1993年 2013年
4 朝日生命大手町ビル 119.65m 29階 1971年 2022年 Torch Towerの建設に伴い、日本ビルヂングと共に解体された。 [2]
5 日比谷U-1ビル 109.3m 26階 1984年 2022年
6 東京海上日動ビルディング本館 108.1m 25階 1974年 2022年
7 りそな・マルハビル 107.95m 24階 1978年 2013年
8 大手町フィナンシャルセンター 105m 24階 1992年 2011年
9 三井物産ビル 100m 24階 1976年 2015年
10 三菱東京UFJ銀行大手町ビル 99.7m 25階 1973年 2012年
11 御茶ノ水セントラルビル 90m 18階 1983年 2010年
12 東京銀行協会ビルヂング 88.2m 20階 1993年 2016年
13 JXビル(旧・新日鉄ビルヂング) 84m 20階 1970年 2017年 常盤橋タワーの建設に伴い、大和呉服橋ビルと共に解体された。 [4]
14 AIG大手町ビル 71.9m 16階 1974年 2011年

建設中・計画中

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名称 高さ 階数 竣工年 状態 備考 出典
Torch Tower 385m 62階 2028年 建設中 完成すれば、建設中を含めて国内最高層のビルになる。 [1]
TOKYO CROSS PARK構想ノースタワー 230m 46階 2030年度 計画中
TOKYO CROSS PARK構想セントラルタワー 230m 46階 2029年度 計画中
TOKYO CROSS PARK構想サウスタワー 230m 43階 2028年度 計画中
帝国ホテル新本館 175m 29階 2036年度 計画中
外神田一丁目南部地区第一種市街地再開発事業 170m 未定 計画中
飯田橋駅中央地区第一種市街地再開発事業C-1地区 150m 未定 2029年度 計画中
飯田橋駅東地区再開発 130m 26階 2026年 計画中
富士見二丁目3番地区再開発 130m 未定 未定 計画中
(仮称)内神田一丁目地区再開発 128m 26階 2025年 建設中
神田小川町三丁目西部南地区再開発 110m 22階 2027年 計画中

脚注

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参考文献

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関連項目

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