新生銀行本店ビル
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新生銀行本店ビル | |
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情報 | |
旧名称 | 日本長期信用銀行本店ビル |
用途 | 銀行、事務所 |
設計者 | 日建設計 |
施工 | 竹中工務店 |
建築主 | 日本長期信用銀行 |
構造形式 | 鉄骨構造、鉄骨鉄筋コンクリート構造 |
敷地面積 | 5,998.50 m² |
延床面積 | 60,281 m² |
状態 | 解体 |
階数 | 地上22階地下5階 |
高さ | 130m |
竣工 | 1993年 |
解体 | 解体済み |
所在地 | 東京都千代田区内幸町2-1-8 |
座標 | 北緯35度40分15秒 東経139度45分13秒 / 北緯35.67083度 東経139.75361度座標: 北緯35度40分15秒 東経139度45分13秒 / 北緯35.67083度 東経139.75361度 |
新生銀行本店ビル(しんせいぎんこうほんてんビル)は、東京都千代田区内幸町にかつて存在した超高層建築物である。
歴史
[編集]→詳細は「SBI新生銀行 § 旧本社ビル(内幸町)」を参照
日建設計の設計・竹中工務店の施工により、1993年に日本長期信用銀行(長銀)本店ビルとして完成した。長銀の破綻後は事業を継承した新生銀行が継続して本店機能を置いたが、2008年3月に、新生銀行の特別目的会社である有限会社ドルフィン・ジャパン・インベストメントから、モルガン・スタンレー系不動産ファンドの出資による藤沢ホールディング特定目的会社に1180億円で売却された[1]。新生銀行は2010年末をもって、本ビルから日本橋室町野村ビルへの本店の移転を完了した[2]。
その後は空室状態が続いていたが、2012年12月、ケネディクス・東急不動産・日本政策投資銀行は、3社の共同出資による特別目的会社を通じて本ビルを510億円で取得[3]。2013年9月より解体に着手した[4]。
跡地は地下4階・地上21階建てのオフィスビルとなり、2015年5月に着工[5]。名称は日比谷パークフロントとされ[6]、2017年5月に竣工した[7]。
特徴
[編集]「凸」の字を上下反転させたような、上部が大きい特徴的な作りとなっている。強化ガラスに穴を空けて点支持するDPG工法(Dot Point Glazaing)を日本で大規模に採用した初期の建物であり[8]、ガラスを多用したエントランスホールも注目された。
脚注
[編集]- ^ “【売買】千代田区の新生銀行本店ビルを取得、モルガン・スタンレーグループの特定目的会社”. ケンプラッツ不動産マーケット情報. (2008年3月13日) 2013年9月1日閲覧。
- ^ 『新本店営業開始のお知らせ』(pdf)(プレスリリース)新生銀行、2010年1月4日 。2013年9月1日閲覧。
- ^ “【【開発】新生銀行旧本店を建て替え、ケネディクス・東急不・DBJ”. ケンプラッツ不動産マーケット情報. (2012年12月6日) 2013年9月1日閲覧。
- ^ 旧長銀ビルに解体工事のお知らせ(bluestyle)
- ^ 『(仮称)内幸町二丁目プロジェクトの着工及びDBJ Green Building 認証の取得について』(プレスリリース)ケネディクス、東急不動産、日本政策投資銀行、2015年5月15日 。2015年5月17日閲覧。
- ^ 『公園の快適さに包まれた新しいオフィスビル (仮称)内幸町二丁目プロジェクト ビル名称「日比谷パークフロント」に決定』(プレスリリース)ケネディクス、東急不動産、日本政策投資銀行、2017年3月22日 。2017年4月2日閲覧。
- ^ 『ケネディクス東急不動産など、千代田区内幸町で「日比谷パークフロント」が竣工』(プレスリリース)日本経済新聞(ケネディクス・東急不動産・日本政策投資銀行)、2017年5月29日 。2017年7月23日閲覧。
- ^ “元祖DPG工法の旧長銀ビルが解体へ”. ケンプラッツ. (2012年12月10日) 2013年9月1日閲覧。