利用者:20世紀(前半)美術/日本で開催された展覧会の一覧
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日本で開催された展覧会の一覧(にほんでかいさいされたてんらんかいのいちらん)では、現代日本(1975年以降)で開催された主要な展覧会を掲載する。 東京都写真美術館での展覧会は、東京都写真美術館の展覧会を参照のこと。
日本での著名な展覧会
[編集]1975年
[編集]- アート・ナウ(;兵庫県立近代美術館)
- 1988よりビエンナーレになった。石原友明、椿昇、中原浩大、松井智恵、森村泰昌ら、関西ニューウェーブと呼ばれて注目を集める。
1976年
[編集]- アメリカ絵画 1900-1940 近代から現代への軌跡(1976年9月23日-10月11日;東京新宿・伊勢丹)
- ニューヨークのホイットニー美術館のコレクションより作品を選んだ企画。20世紀後半のアメリカ美術興隆のさきがけとなるような、20世紀前半の主として前衛的な作品を紹介。以降、同種の企画がなされていないため、貴重な内容となっている。取り上げられた作家は多数。
- キュービズム展(1976年10月2日-11月14日;東京国立近代美術館、11月23日-12月19日;京都国立近代美術館)
- ヨーロッパのキュビスムを、日本作家の作品も一部含めて、130点強の作品により、網羅的に紹介する企画。展覧会カタログは、作家略歴、参考年表、きわめて詳細な文献リストを含んでおり、貴重な資料である。その後、網羅的なキュビスム展が開催されていないことは残念でもあり、不思議でもある。
1977年
[編集]- ミュンヘン近代美術展 -カンディンスキーと栄光の青騎士たち-(東京都美術館:1977年9月1日-10月2日)
1978年
[編集]- ジャスパー・ジョーンズ回顧展(西武美術館)
1979年
[編集]- 吉原治良と具体のその後展(;兵庫県立近代美術館)
1980年
[編集]- 日本グラフィック展
- オブジェTOKYO展
公募展。日本グラフィック展とオブジェTOKYO展がのちにアーバナート展になる。
- ハラ・アニュアル(;原美術館)
- 若手アーティスト発掘の展覧会として後にシリーズ化した。
- 現代美術の歩み(41人の作家による戦後彫刻の足跡)展(;神奈川県立県民ホールギャラリー)
- 篠原有司男、吉村益信、中西夏之、工藤哲巳ら「ネオダダ」グループの作品が選出される。
- アート・ナウ'80(;兵庫県立近代美術館)
- 出品作家の「ザ・プレイ」が美術館東側の窓枠を取り外し、外気と屋外環境を美術館内に導入した。
- まがいものの光景・現代美術とユーモア」展(;国立国際美術館)
- 篠原有司男が選出される。「反芸術」が「まがいもの」という言葉で市民権を得、「ユーモア」という用語で美術史へ回収されていった。
- デュシャン大ガラス東京ヴァージョン完成記念展(;東京大学教養学部美術博物館)
- 瀧口修造、東野芳明らの監修による「大ガラス」の再制作した。
- 第1回浜松野外美術展(;中田島砂丘)
- 87年まで開催。80年代以降数多く開催される野外美術館の先駆。作家以外に美術評論家、地元住民も参加した。
- 架空通信テント美術館(;夙川公園)
- 津高和一の主宰による仮設美術館。「生活の場、即美術との接触の場」の理念のもと160名が200点出品。
- アジア現代美術展(;福岡市美術館)
- 「第1回アジア美術展」の第2部としてアジア各地13カ国の現代美術を紹介した。
1981年
[編集]- 平行芸術展
- 峯村敏明が企画によって、のちにシリーズ化した。1981年以来ほぼ毎年、東京青山の小原流会館で開催されてきた、現代美術界でも最長命企画展のひとつ。2005年の第20回展をもって最終回を迎えた。
- マルセル・デュシャン展 反芸術「ダダ」の巨匠 見るひとが芸術をつくる(高輪美術館および西武美術館)
1982年
[編集]- 芸術と革命展(ИСКУССТВО И РЕВОЛЮЦИЯ、1982年10月14日-12月6日;西武美術館)
1983年
[編集]- フランシス・ベーコン展(東京国立近代美術館:1983年6月30日-8月14日;京都国立近代美術館 :1983年9月13日-10月10日;愛知県美術館 :1983年11月12日-11月28日)
- ハインリヒ・フュースリ展(国立西洋美術館:1983年11月12日-12月18日)
1984年
[編集]- スーラージュ展(西武美術館:1984年1月2日-2月15日)
- ヨーゼフ・ボイス展(西武美術館:1984年6月2日-7月2日)
- 構成主義と幾何学的抽象(1984年9月22日-11月11日;東京国立近代美術館、11月20日-12月21日;京都国立近代美術館)
- 構成主義作品と幾何学的抽象絵画を、キュビスム、未来派、オルフィスム、ロシア・アヴァンギャルド、デ・ステイル、バウハウス、アプストラクシオン=クレアシオン、プレシジョニズムから、戦後のニュー・バウハウス等の動きまで、きわめて広い範囲にわたって、取り上げた総合展。この企画で紹介された以降、日本ではほとんどとりあげられていないような作家を含む、貴重な企画。
- 芸術としての写真 その誕生から今日まで ―シカゴ美術館のコレクションから―(国立国際美術館10月6日‐12月4日):写真史の全体を見渡せる、標準的な企画。16部構成で作品数は180点。
- 取り上げられた写真家は、アジェ、キューン、コーバーン(コバーン)、野島康三、スティーグリッツ、スタイケン、アボット、カニンガム、アダムズ、ワルター・ヘーゲ、アルベルト・レンゲル=パッチ、ロジェ・パリー、ザンダー、チャールズ・シーラー、ウンボ、タバール(1点)、ストランド、ウェストン、マン・レイ、モホリ=ナジ、アルヴァレス・ブラヴォ、ブラッサイ、ケルテス、ラルティーグ、カルティエ=ブレッソン、ウォーカー・エヴァンズ、アーノルド・ニューマン、ウィージー、シスキンド、ユージン・スミスなど72名。
- 展覧会カタログは、詳細な作家略歴に加えて、技法解説がある。
1985年
[編集]- ラファエル前派とその時代展(伊勢丹美術館:1985年1月26日-2月24日)
- イブ・クライン展(高輪美術館:1985年7月20日-9月1日;滋賀県立近代美術館:1985年9月7日-10月6日;いわき市立美術館:1985年10月12日-11月10日;西武美術館::1986年1月2日-2月18日)
1986年
[編集]- 古賀春江 前衛画家の歩み(1986年4月12日-5月18日;石橋美術館、5月24日-6月29日;ブリヂストン美術館)
- 日本戦前期を代表する画家、古賀春江の回顧展。主要な油彩画を網羅的に取り上げ、展覧会カタログでもカラー図版で見ることができる。具象作品から、キュビスム、クレー風の作品、シュルレアリスム作品まで、変転極まりない、古賀の画業を一望できる貴重な企画。展覧会カタログも、古いことは否めないが、詳細で充実した、決定版的な資料になっている。
- フォンタナ展(西武美術館:1986年4月19日-6月8日)
- ターナー展(国立西洋美術館:1986年8月16日-10月5日)
- 近代の見なおし ポストモダンの建築1960-1986(1986年9月6日-10月19日;東京国立近代美術館)
- 比較的早い時期における、国内外のポストモダンの紹介であり、当時におけるポストモダンのとらえ方を知ることができ、その後の考え方との違いを見ることができる。日本の建築家として取り上げられたのは、安藤忠雄、石山修武、磯崎新、伊東豊雄、黒川紀章、槇文彦、毛綱毅曠、高松伸、象設計集団の8人と1グループである。
- 妻ガラに捧げる ダリ愛の宝飾展(ミナミ美術館:1986年9月3日-12月28日)
- 日本美術名宝展(1986年9月23日-10月19日;東京国立博物館、1986年11月1日-11月30日;京都国立博物館)
- 昭和天皇の在位60年を記念して行われた。
- エル・グレコ展(国立西洋美術館:1986年10月18日-12月14日)
1987年
[編集]- バーン=ジョーンズと後期ラファエル前派(伊勢丹美術館:1987年2月5日-2月23日;石橋美術館:1987年3月1日-4月5日;栃木県立美術館:1987年4月11日-5月10日;山梨県立美術館:1987年5月16日-6月21日)
- もの派とポストもの派の展開(西武美術館:1987年6月26日(金)-7月19日(日))*芸術と革命Ⅱ展(1987年11月28日-12月20日;西武美術館)
- 1982年の「芸術と革命展」の続篇。この続篇では、多くの作家を取り上げてはいるものの、網羅的な内容の前回と異なり、むしろ、一部の作家に重点を置いた構成となっている。例えば、ウラジーミル・V・マヤコフスキー(Владимир В. Маяковский)、アレクサンドル・M・ロドチェンコ(Александр М. Родченко)、ヴァルヴァーラ・F・ステパノーヴァ(Варвара Ф. Степанова)、フセヴォロド・E・メイエレホリド(Всеволод Е. Мейерхольд)、セルゲイ・M・エイゼンシュテイン(Сергей М. Эйзенштейн)。
1988年
[編集]- 1920年代日本展(東京都美術館4月9日~6月5日、愛知県美術館6月19日~6月29日、山口県立美術館7月15日~8月21日、兵庫県立近代美術館10月15日~11月23日、主催:東京都美術館・山口県立美術館・兵庫県立近代美術館・朝日新聞社など)The 1920’s in Japan
- ポリアコフ展 : ポリフォニックな色彩と構成の詩フランス抽象画の精神(西武美術館:1988年8月27日-10月2日)
- 日本の写真1930年代展(神奈川県立近代美術館。1988年9月10日から10月30日)
- タイトルどおり、日本の1930年代の写真を網羅的に取り上げた写真展。野島康三、安井仲治、中山岩太、小石清、木村伊兵衛などを含む写真家55名の総計348点もの作品が取り上げられている(ただし、展覧会カタログには、29点ほどの作品の図版が紹介されていない)。「日本近代写真の成立と展開」以前の写真展としては、もっとも本格的に、日本の戦間期の写真を取り上げた写真展として、高く評価することができる(「日本近代写真の成立と展開」で取り上げられていない、18名の写真家も本展で紹介されている)。カタログには、桑原甲子雄、中島徳博(兵庫県立近代美術館)、飯沢耕太郎の解説のほか、作家略歴、写真史年表、資料解説、技法解説という盛りだくさんの内容が含まれている。惜しむらくは、参考文献リストがないことである。なお、本展の実現に関与しているのは、当時の神奈川県立近代美術館の足立朗学芸員と福岡市美術館の松浦仁学芸員・ 金子隆一学芸員である。
- なお、上記「18名の写真家」とは、以下のとおりである。
- 京都国立近代美術館所蔵 アメリカの写真家たち(渋谷区立松濤美術館12月13日‐1989年1月22日)
- アメリカに限定した20世紀の写真史。作品数は164点。取り上げられた写真家は、アダムズ、ウィン・バラック、ハリー・キャラハン、ポール・カポニグロ、コーバン(コバーン)、カニンガム、ケルテス、ラング、ラーナー、モーガン、シスキン、ユージン・スミス、スタイケン、スティーグリッツ、ストランド、ウェストンの16名。写真家数が少ない分、1名あたりの作品数が多く、じっくり見ることができる。
- 展覧会カタログには、技法解説・作家略歴・関連年表・主要参考文献があり、貴重な資料となっている。
1989年
[編集]- ヴァチカン美術館特別展: 古代ギリシャからルネッサンス、バロックまで(国立西洋美術館:1989年3月21日-5月21日)
- ピカソ, ミロ, ダリとその時代 : スペイン20世紀美術展(西武美術館:1989年4月29日-6月11日)
- ウィーン世紀末 クリムト、シーレとその時代(セゾン美術館:1989年10月7日~12月5日)
- ドラクロワとフランス・ロマン主義展(国立西洋美術館:1989年8月5日-10月1日)
- 江戸東京400年記念展覧会 江戸美術の祝祭(東京都庭園美術館:1989年9月14日-10月24日)
- 栄光のフランス近代美術 リヨン美術館特別展(東京都美術館:1989年10月7日(土)-12月1日(金))
1990年
[編集]- フェルナン・クノップフ展(Bunkamura ザ・ミュージアム:1990年6月8日-7月8日)
- グラフィックデザインの今日(1990年9月26日-11月11日;東京国立近代美術館工芸館)
- 21人+1グループの現代を代表する内外のデザイナーをとりあげ、タイトルどおり、現在のグラフィックデザインの状況を概観しようとする企画。日本人デザイナーでは、福田繁雄、亀倉雄策、勝井三雄、松永真、永井一正、仲條正義、中村誠、佐藤晃一、田中一光、戸田正寿。
- ロセッティ展(Bunkamura ザ・ミュージアム:1990年9月22日-11月14日)
- ウィリアム・ブレイク展(国立西洋美術館:1990年9月22日-11月25日)
- 観念の刻印 1990日本の版画・写真・立体(1990年11月18日-1991年1月20日;栃木県美術館)
- 「地方の一弱小美術館」として、比較的安価な「版画」をそのコレクションの中心にすえてきた栃木県美術館が、版画作品の多様化により、写真や立体作品との境界が、きわめてあいまいであることを明確に示して見せた好企画。紹介された23人(グループを含む)の日本の現代作家(IDEAL COPY、H et H、川村克彦、今道子、中川政昭、森村泰昌ら)の作品を見ることにより、既成の区分に対する疑念を感じることができる。
1991年
[編集]- 写真のエコール・ド・パリ(目黒区美術館4月13日-5月26日、三重県立美術館6月22日-7月28日、北海道立近代美術館8月31日-9月29日、河口湖美術館10月9日-12月9日、静岡県立美術館1992年2月15日-3月29日、ひろしま美術館4月4日-5月10日)
- 1910年代から第二次世界大戦終了までのパリにおける写真状況を、「写真のエコール・ド・パリ」と新たに名づけてとらえようとする試みで、ツァイト・フォト・サロンも企画に協力している。取り上げられた写真家は、次の27名で、この中には、その後も含めて、日本においてはこの企画でしか紹介されていない写真家が何人も含まれており、その展覧会カタログは、貴重な資料となっている。(以下のカタカナ表記は、この企画のチラシや展覧会カタログにおける表記)
- ロール・アルバン=ギヨ(Laure Albin-Guillot; 1880年-1962年)
- ウージェーヌ・アジェ(Eugène Atget; 1857年-1927年)
- ハンス・ベルメール(Hans Bellmer; 1902年-1975年)
- ブラン・エ・ドゥミリー(Theo Blanc 1898年-1985年 et Antoine Demilly; 1892年-1964年)
- エルヴィン・ブルメンフェルト(Erwin Blumenfeld; 1897年-1969年)
- ジャック=アンドレ・ボワッファール(Jacque-André Boiffard; 1902年-1961年)
- ピエール・ブーシェ(ピエール・ブーシェ-ル)(Pierre Boucher; 1908年-2000年)
- コンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brancusi; 1876年-1957年)
- ブラッサイ(Brassaï; 1899年-1984年)
- アンリ・カルティエ=ブレッソン(Henri Cartier-Bresson; 1908年-2004年)
- ロベール・ドアノー(Robert Doisneau; 1912年-1994年)
- ジゼル・フロイント(Gisèle Freund; 1912年-2000年)
- ピエール・ガスマン(Pierre Gassmann; 1913年生まれ)
- ホルスト(Horst; 1906年-1999年)
- ゲオルグ・ホインニンゲン=ヒューネ(George Hoyningen-Huene; 1900年-1968年)
- ピエール・ジャアン(Pierre Jahan; 1909年生まれ)
- アンドレ・ケルテス(André Kertész; 1894年-1985年)
- フランソワ・コラー(François Kollar; 1904年-1979年)
- ジェルメーヌ・クルル(Germaine Krull; 1897年-1985年)
- ジャック=アンリ・ラルティーグ(Jacques-Henri Lartigue; 1894年-1986年)
- エリー・ロタール(Eli Lotar; 1905年-1969年)
- マン・レイ(Man Ray; 1890年-1976年)
- ウィリー・ロニ(Willy Ronis; 1910年-2009年)
- エマニュエル・スジェ(Emmanuel Sougez; 1889年-1972年)
- モーリス・タバール(Maurice Tabard; 1897年-1984年)
- アルフレド・ヴァレンテ(アルフレッド・ヴァレンテ)(Alfredo Valente; 1899年-1973年)
- ヴォルス(Wols; 1913年-1951年)
- 展覧会カタログについては、上記写真家の作品214点という豊富な図版のほか、作家解説、主要参考文献、年表、解説文の英訳が含まれている。なお、展覧会カタログの「作家解説」の中には、"Contemporary Photographers"(有名な英語版写真家人名辞典)の経歴の丸写し(丸訳)的な内容がある。(例えば、Eli Lotar)
- 1910年代から第二次世界大戦終了までのパリにおける写真状況を、「写真のエコール・ド・パリ」と新たに名づけてとらえようとする試みで、ツァイト・フォト・サロンも企画に協力している。取り上げられた写真家は、次の27名で、この中には、その後も含めて、日本においてはこの企画でしか紹介されていない写真家が何人も含まれており、その展覧会カタログは、貴重な資料となっている。(以下のカタカナ表記は、この企画のチラシや展覧会カタログにおける表記)
- ミレー展「四季」アース色のやさしさ(Bunkamuraザ・ミュージアム:1991年8月10日-9月23日)
- ルーヴル美術館特別展: 肖像表現の展開(国立西洋美術館:1991年9月18日-12月1日)
- 三越美術館開館記念 スペインが生んだシュルレアリスムの巨匠 ダリ展(三越美術館1991年10月10日-11月17日)
1992年
[編集]- イサム・ノグチ展(東京国立近代美術館:1992年3月14日-1992年5月10日;京都国立近代美術館:1992年5月26日-7月5日)
- 日本の抽象絵画 1910-1945(1992年4月4日-5月10日;板橋区立美術館、5月15日-6月21日;岡山県立美術館、7月11日-8月9日;姫路市立美術館、8月22日-9月13日;京都府京都文化博物館、9月26日-10月25日;北海道立函館美術館、10月30日-11月29日)
- 日本の戦前の抽象絵画を総合的に取り上げた初めての企画。萬鐵五郎、恩地孝四郎あたりを抽象絵画の嚆矢として、戦中期にいたるまでをカバーし、群小グループをも、根気よく「発掘」している。本企画の意義は、単に戦前期日本の抽象絵画の全体を取りまとめたことにとどまらず、美術館連絡協議会を通じて、日本各地の美術館の学芸員が、美術館の枠を超えて協力し、これだけの成果を挙げることができたという点にも存する。
- 未来派1909-1944(セゾン美術館:1992年4月11日-6月1日;北海道立近代美術館:1992年6月13日-7月12日;宮城県美術館:1992年7月19日-8月23日;滋賀県立近代美術館:1992年8月29日-9月27日)
- ルシアン・フロイド展(栃木県立美術館:1992年4月19日-6月15日;西宮市大谷記念美術館:1992年7月4日-8月2日; 世田谷美術館:1992年8月15日-9月30日)
- 東武美術館開館記念 エルミタージュ美術館展-17世紀オランダ・フランドル絵画(東武美術館:1992年6月10日~8月18日)
1993年
[編集]- 迷宮都市 新しいイズムの建築家たち(1993年2月27日-3月28日;セゾン美術館、5月9日-6月6日;つかしんホール)
- 若手(開催当時、30代後半から40代前半)の建築家7名(大江匡、隈研吾、妹島和世、竹山聖、團紀彦、内藤廣、若林広幸)を取り上げ、写真、模型、図面等により、その作品や思想を綜合的に紹介する展覧会。「建築展」としてどのような展示が可能なのかを検証することを意図していたのか、建築家ごとに展示形態を大きく変えるなど、実験的な色彩が極めて濃い。
- ゴーギャンとポン=タヴァン派展(Bunkamuraザ・ミュージアム:1993年4月12日-5月30日)
- ヴィクトル・ヴァザルリ展(三越美術館:1993年6月2日-27日;いわき市立美術館:1993年9月18日-10月24日:北海道立近代美術館:1993年10月30日-12月19日;北海道立帯広美術館:1994年1月5日-2月13日;伊丹市立美術館:1994年2月19日-3月27日;呉市立美術館:1994年4月16日-5月15日)
- デ・キリコ展 1920-1950(1993年7月16日-8月15日;東京都庭園美術館、8月28日-9月26日;ナビオ美術館、10月30日-12月5日;ふくやま美術館)
- キリコの油彩画約80点による回顧展(その他、ブロンズの彫刻も15点ほど含まれている)。タイトルからわかるとおり、1910年代の形而上絵画は含まれていないが、その後に書かれた、形而上絵画は多く含まれており、特に、多くの作品により、"イタリア広場"を堪能することができる。展覧会カタログ監修は、イタリア美術が専門である井関正昭。
- パラレル・ヴィジョン 20世紀美術とアウトサイダー・アート(世田谷美術館 1993年9月30日-12月12日)
- 三の丸尚蔵館開館記念 宮廷文化の華(三の丸尚蔵館:1993年年11月3日-12月19日)
- バルテュス展(東京ステーション・ギャラリー:1993年11月3日-1994年1月30日)
バルテュス自身が歴史の風格を感じさせる赤煉瓦のこのギャラリーでの開催を強く希望したことで実現した展覧会。
1994年
[編集]- バーンズ・コレクション展(国立西洋美術館:1994年1月22日-4月3日)
- 300年記念 浮世絵誕生 菱川師宣(サントリー美術館:1994年2月15日-3月21日)
- クプカ展(1994年3月18日-5月8日;愛知県美術館、5月21日-6月26日;宮城県美術館、7月9日-8月28日;世田谷美術館)
- 抽象絵画のパイオニアの1人クプカの本邦初の大回顧展。他のパイオニアであり、より有名なカンディンスキーともモンドリアンともまた違った「抽象絵画への道」を体験できるような構成になっている。また、違いはあるものの、初期の作品に見られる幻想絵画性が、モンドリアンと重なっている点も明らかにしている。100点以上の作品を展示した。
- アンドレ・マッソン & ロベルト・マッタ : それぞれの宇宙(横浜美術館:1994年4月23日-6月19日)
- ブルーノ・タウト 1880-1938(セゾン美術館:1994年6月9日-8月1日;京都国立近代美術館:1994年8月30日-10月2日)
- フランチェスコ・クレメンテ : 浮遊する身体・夢想する自我(セゾン美術館:1994年8月12日-10月16日)
- 没後100年 高橋由一展 近代洋画の黎明(神奈川県立近代美術館:1994年8月27日-10月2日)
- 1874年-パリ「第1回印象派展」とその時代(国立西洋美術館:1994年9月20日-11月27日)
- ローリーホーリーオーバー サーカス(1994年11月3日-1995年2月26日:水戸芸術館現代美術ギャラリー)
- 現代音楽家ジョン・ケージの構想した展覧会。「作曲家の作曲した展覧会」という構成をとり、開館時間中に観客の目の前で展示物の変更が行われた。ケージの自作の他、彼が敬愛する作家や、彼に共鳴した作家の作品が展示された。
1995年
[編集]- 開館記念 日本の現代美術 1985-1995(東京都現代美術館:1995年3月19日-1995年5月21日)
- モダニズムの源流 バウハウス1919-1933(セゾン美術館:1995年4月15日-6月11日)
- 戦後文化の軌跡 1945-1995 展(目黒区美術館:1995年4月19日-6月4日;広島市現代美術館:1995年6月14日-7月21日;兵庫県立近代美術館:1995年8月15日-9月24日;福岡県立美術館:1995年10月8日-11月5日)
- アール・デコのポスター(東京国立近代美術館フィルムセンター;1995年8月8日-10月7日)
- カッサンドルを代表とする、カラフルで、幾何学的形態に満ちた、アール・デコのポスターを紹介。他に、ジャン・カルリュ、ポール・コラン、シャルル・ルーポなど多数の作家の作品が展示された(全約50点)。木屋ギャラリーも協力。
- 芸術の危機 ヒトラーと退廃美術(神奈川県立近代美術館:1995年8月13日-9月24日)
- 印象派の華-メアリー・カサット、モリゾ、ゴンザレス展(伊勢丹美術館:1995年3月2日-4月11日)
- 大写楽展(東武美術館:1995年10月26日-12月10日)
1996年
[編集]- モデルニテーパリ・近代の誕生 オルセー美術館展(東京都美術館:1996年1月14日-3月31日)
- アンディ・ウォーホル 1956-86:時代の鏡 MIRROR OF HIS TIME(東京都現代美術館:1996年4月17日-6月23日)
- エンツォ・クッキ展(セゾン美術館:1996年4月27日-5月26日;ふくやま美術館:1996年6月8日-7月7日;川村記念美術館:1996年7月26日-9月8日)
- イサム・ノグチと北大路魯山人(神奈川県立近代美術館:1996年6月22日-8月25日)
- 京都・永観堂禅林寺の名宝展(東武美術館:1996年9月12日-10月20日)
- ル・コルビュジエ展 モダニズムの精神(エスプリ)ー光と空間の20世紀(セゾン美術館:1996年10月10日-11月24日;広島市現代美術館:1996年11月30日-1997年1月19日;神奈川県立近代美術館:1997年2月8日-3月23日))
1997年
[編集]- 理智と幻想のシュルレアリスト 北脇昇展(東京国立近代美術館:1997年1月25日(土)-3月2日(日);京都国立近代美術館:1997年3月11日(火)―4月20日(日);愛知県美術館:1997年5月30日(金)―7月13日(日))
- 大正日本画の異才-いきづく情念 甲斐庄楠音展(京都国立近代美術館:1997年2月4日-3月9日;笠岡市立竹喬美術館:1997年3月15日-4月20日)
- 萬鉄五郎展(東京国立近代美術館:1997年3月15日(土)-5月11日(日);京都国立近代美術館:1997年5月20日-6月29日;岩手県立博物館:1997年7月11日-8月24日)
- ルーヴル美術館展-18世紀フランス絵画-(東京都美術館:1997年4月19日-7月13日)
- ウィリアム・モリス展:モダンデザインの父(東京国立近代美術館:1997年5月27日-7月13日)
- 冷泉家の至宝展(東京都美術館:1997年8月30日-10月12日)
- インドネシア古代王国の至宝(東京国立博物館:1997年9月17日-11月9日 8月5日より一部先行展示)
- アンコールワットとクメール美術の1000年展(東京都美術館:1997年11月1日(土)~12月21日(日))
- ビアズリーと世紀末展(伊勢丹美術館:1997年11月6日-11月30日;奈良そごう美術館:1998年3月4日-3月22日;岐阜県美術館:1998年4月3日―5月10日)
1998年
[編集]- 特別展観 ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」(東京国立博物館特別第5室 1998年2月26日-3月28日)
- この展覧会は日仏二国間交流を発展させるために企画された「日本におけるフランス年」の一環として開催されたもの。
- 前年1997年9月「フランスにおける日本年」で、法隆寺国宝「百済観音」をパリのルーヴル美術館で展示した返礼。
- 蓮如と本願寺 ―その歴史と美術―(京都国立博物館:1998年3月24日-5月5日)
- ブッダ ― 大いなる旅路 ― 展(東武美術館:1998年4月11日-6月28日)
- ハーグ市美術館所蔵 モンドリアン展(Bunkamuraザ・ミュージアム:1998年4月11日(土)-5月24日(日))
- モボ・モガ展1910-1935(1998年5月17日-6月28日;神奈川県立近代美術館、その後オーストラリア・シドニーのニュー・サウス・ウェールズ美術館へ巡回)
- 20世紀初頭(大正末から昭和初期)のおよそ25年間にかけての日本のモダニズムを紹介。絵画、版画、デザイン、舞台美術、写真にわたる、幅広い400点以上の作品・資料により、都市、労働者等の視点を交えて、20世紀末の時点から、日本のモダニズムを再考しようという試みである。
- イタリアの光─クロード・ロランと理想風景(国立西洋美術館:1998年9月15日-12月6日)
- 関東水墨画の200年 中世にみる型とイメージの系譜(栃木県立博物館:1998年9月26日-10月25日;神奈川県立歴史博物館:1998年10月31日-11月29日)
- 王朝の仏画と儀礼 ―善をつくし 美をつくす―(京都国立博物館:1998年年10月20日-11月23日)
- 鈍翁の眼 益田鈍翁の美の世界(五島美術館:1998年10月31日-11月29日)
1999年
[編集]- Project N(1998年12月3日-;東京オペラシティアートギャラリー)
- 東京オペラシティアートギャラリーが1999年にスタートした若手絵画の作家を紹介する企画の展覧会シリーズ。
- 荒木経惟 センチメンタルな写真、人生。(東京都現代美術館:1999年4月17日(土)-7月4日(日))
- 特別展「聖と隠者-山水に心を澄ます人々-」(奈良国立博物館:1999年4月27日(火)-5月30日(日))
- 記憶された身体─アビ・ヴァールブルクのイメージの宝庫: アルベルティーナ版画素描館/オーストリア図書館より(国立西洋美術館:1999年7月6日-8月29日)
- イリヤ・カバコフ展「シャルル・ローゼンタールの人生と創造」(水戸芸術館現代美術ギャラリー:1999年8月7日(土)-11月3日(水・祝))
- 役行者神変大菩薩1300年遠忌記念 役行者と修験道の世界展(東武美術館:1999年9月11日-10月17日)
- オルセー美術館展1999─19世紀の夢と現実(国立西洋美術館:1999年9月14日-12月12日)
- 煌めくプラハ-19世紀末からアールデコへ(世田谷美術館:1999年10月2日(土)-12月12日(日))
2000年
[編集]- 近代デザインに見る生活革命 大正デモクラシーから大阪万博まで(2000年1月14日-3月5日;宇都宮美術館)
- 日本の建築、住宅、インテリア、プロダクト・デザイン(インダストリアル・デザイン)など生活を取り巻くデザインを網羅的に追い、日本におけるモダニズム、モダニズムとわれわれの生活との関係、デザインの生活への影響、生活という視点からのデザインの重要性などを検証する。工芸学校や工業試験所の試作品までも含めていることに特徴がある。
- エリック・サティ展(伊勢丹美術館:2000年4月27日-5月22日)
- 世界四大文明 エジプト文明展 (東京国立博物館:2000年8月2日(水)-10月1日(日))
- 世界四大文明 中国文明展(横浜美術館:2000年8月5日(土)-11月5日(日))
- 世界四大文明 インダス文明展(東京都美術館:2000年8月5日(土)-12月3日(日))
- 世界四大文明 メソポタミア文明展(世田谷美術館:2000年8月5日(土)-12月3日(日))
- 「NHK放送75周年事業」として開催される。四つの文明展がまとめて展示されるのは関東圏のみで、以後日本各地を分散して展示する。
- ZENGA−帰ってきた禅画 アメリカ ギッター・イエレン夫妻コレクションから−(渋谷区立松濤美術館:2000年10月10日-11月26日;神奈川県立歴史博物館:2001年2月24日-4月22日;山口県立美術館:2001年4月28日-6月5日)
- 没後200年 若冲(京都国立博物館:2000年10月24日(火)-11月26日(日))
- デ・キリコ展 終わりなき記憶の旅(Bunkamuraザ・ミュージアム:2000年11月11日-2001年1月14日;石川県立美術館:2001年6月1日-6月24日;大分市美術館:2001年6月30日-7月29日;美術館「えき」KYOTO:2001年9月1日-10月2日)
2001年
[編集]- 生誕250年-出雲国松江七代藩主 大名茶人 松平不昧展(銀座松屋:2001年1月2日-22日;島根県立美術館:2001年4月14日-5月13日)
- 唐招提寺金堂平成大修理記念 国宝 鑑真和上展(東京都美術館:2001年1月27日(土)-3月25日(日))
- 蕪村 その二つの旅(江戸東京博物館:2001年2月6日-3月18月;大阪市立美術館:2001年4月10日(火)-5月20日(日))
- 国宝 醍醐寺展 山からおりた本尊 (東京国立博物館:2001年4月3日(火)-5月13日(日) )
- 時代の証人画家 ビュフェ追悼展(小田急美術館:2001年7月4日-7月29日)
- バックミンスター・フラー展(神奈川県立近代美術館:2001年6月2日-9月2日;愛知県美術館:2001年9月14日-11月4日;ワタリウム美術館:2001年11月29日-2002年5月12日)
- 菅原道真没後1100年 天神さまの美術(東京国立博物館:2001年7月10日(火)-8月26日(日))
- 1930年代日本の印刷デザイン 大衆社会における伝達(2001年8月14日-11月4日;東京国立近代美術館フィルムセンター)
- 日本における、ポスター、チラシ、パンフレット、雑誌の表紙等は、1930年代に入り、芸術的色彩よりも、伝達手段としての役割、メッセージ性が強くなっていく。何故、そのような傾向が見られるのか、何を伝えたかったのか、それは成功しているのか等を、当時の印刷技術の発展、政治的状況等を背景に、約100点の作品を通して探って行く。
- 横浜トリエンナーレ2001 (パシフィコ横浜ほか横浜市みなとみらい21地区の施設:2001年9月2日(日)-11月11日(日))
- 戦後日本を駆け抜けた異色の前衛-勅使河原蒼風(世田谷美術館:2001年9月22日-11月25日)
- カラヴァッジョ 光と影の巨匠-バロック絵画の先駆者たち(東京都庭園美術館:2001年9月29日-12月16日)
- シエナ美術展(東京ステーションギャラリー:2001年10月6日-12月9日)
- 司馬江漢の絵画 : 西洋との接触、葛藤と確信(府中市美術館:2001年10月6日-11月11日)
- 聖徳太子展(東京都美術館:2001年10月20日(土)-12月16日(日))
- 江戸の異国趣味 南蘋風大流行(千葉市美術館:2001年10月30日-12月9月)
- 瀧口修造の造形的実験(渋谷区立松濤美術館:2001年12月4日(火)~2002年1月27日(日))
- 特別展観東京大学史料編纂所資料集発刊100周年記念事業 「時を超えて語るもの-資料と美術の名宝-」 (東京国立博物館:2001年12月11日-2002年1月27日)
2002年
[編集]- スーラと新印象派展1885-1905(高知県立美術館、宇都宮美術館、京都国立近代美術館、安田火災東郷青児美術館(現・損保ジャパン東郷青児美術館)を巡回)
- リニューアル・オープン記念展 未完の世紀:20世紀美術がのこすもの(東京国立近代美術館:2002年1月16日(水)-3月10日(日))
- レオナルド・ダ・ヴィンチ 「白貂を抱く貴婦人」 チャルトリスキ・コレクション展(横浜美術館:2002年1月19日(土)-4月7日(日))
- 雪村展 -戦国時代のスーパー・エキセントリック-(千葉市美術館:2002年1月26日(土)-3月3日(日);他に渋谷区立松濤美術館、山口県立美術館、福島県立博物館を巡回)
- 没後500年 特別展「雪舟」(京都国立博物館:2002年3月12日-4月7日;東京国立博物館:2002年4月23日-5月19日)
- 日韓文化交流特別展「韓国の名宝」展 (大阪歴史博物館:2002年3月16日~5月6日;東京国立博物館:2002年6月11日~7月28日)
- カンディンスキー展(2002年3月26日-5月26日;東京国立近代美術館、6月8日-7月21日;京都国立近代美術館、8月1日-9月1日;福岡市美術館)
- カンディンスキーの大きな回顧展としては、10年以上ぶりのもの。1913年制作の「コンポジションⅥ」・「コンポジションⅦ」の2大作の展示が特徴となっていた。
- 極東ロシアのモダニズム 1918-1928(2002年4月6日-5月19日;町田市立国際版画美術館、5月26日-7月7日;宇都宮美術館、7月16日-9月1日;北海道立函館美術館)
- ロシアのモダニズム(アヴァン・ギャルド)芸術を、日本をも含めた「極東」という視点で切り取った、五十殿利治らによる画期的な企画。絵画はもちろん、版画、グラフィックデザイン、ブックデザイン、カリカチュアなどを取り上げている。展示された作家も、日本人を含めて多数にのぼる。
- 栄西禅師開創800年記念特別展覧会 京都最古の禅寺 建仁寺(サントリー美術館:2002年6月4日-7月7日)
- アフガニスタン-悠久の歴史展 (東京藝術大学大学美術館:2002年7月16日~9月16日)
- ドイツ・ヒルデスハイム博物館所蔵「古代エジプト展-永遠の美-」(江戸東京博物館:2002年年7月20日-9月8日)
- 青春の浮世絵師 鈴木春信-江戸のカラリスト登場-(千葉市美術館:2002年9月14日(土)-10月20日(日))
- 写真展「四国霊場八十八ケ所-空海と遍路文化」(東京都写真美術館:2002年10月1日(火)-11月17日(日))
- 日本・インド国交樹立50周年記念「インド・マトゥラー彫刻展」(東京国立博物館:2002年10月29日(火)-12月15日(日) )
- 日本・パキスタン国交樹立50周年記念「パキスタン・ガンダーラ彫刻展」(東京国立博物館:2002年10月29日(火)-12月15日(日) )
2003年
[編集]- レオン・スピリアールト展(ブリヂストン美術館2003年4月9日(水)~6月6日(金))
- ヴィクトリアン・ヌード―19世紀英国のモラルと芸術(神戸市立博物館:2003年2月8日(土)-5月5日(月・祝);東京藝術大学大学美術館:2003年5月24日(土)-8月31日(日))
- 地平線の夢:昭和10年代の幻想絵画(東京国立近代美術館:2003年6月3日-7月21日)
- 中平卓馬展(横浜美術館10月4日‐12月7日)
- 森山大道展(川崎市市民ミュージアム9月13日‐11月3日)
- PROVOKEの同人であった、盟友とも言える2人の写真企画が、ほぼ同時に、別々の会場で行われた。VIVOの次の世代の個展が公立美術館で行われる時代の到来を告げる重要な回顧展である。荒木経惟・森村泰昌といった写真家のように一般的な話題性はないものの、特に、森山は、海外でもその評価は高く、それから考えると、遅すぎた個展といえる。また、この2つの企画が、いずれも東京都内で行われずに、神奈川県内で行われたということは、東京よりも一足先に、写真部門の充実した美術館を開設できた、川崎、横浜両市の面目躍如というところであろう。なお、森山大道展については、島根県立美術館が、その実現に果たした重要な役割について、注目すべきである(学芸員参照のこと)。今後は、これに続いて、彼らと同じ世代の写真家の個展開催が望まれる。
- ヨハネス・イッテン 造形芸術への道(宇都宮美術館:2003年8月24-10月13日;京都国立近代美術館:2003年10月21日-11月30日;東京国立近代美術館:2004年1月14日-2月29日)
- ハピネス:アートにみる幸福への鍵 モネ、若冲、そしてジェフ・クーンズへ(森美術館:2003年10月18日(土)-2004年1月18日(日))
- 「平賀源内展」(江戸東京博物館:2003年11月29日-2004年1月18日)
- デカダンから光明へ 異端画家・秦テルヲの軌跡 - そして竹久夢二・野長瀬晩花・戸張孤雁・・・(京都国立近代美術館:2003年12月9日-2004年1月25日)
2004年
[編集]- 榎倉康二展(東京都現代美術館:2005年1月15日-3月21日)
- 亀山法皇700年御忌記念特別展 「南禅寺」(東京国立博物館:2004年1月20日(火)-2月29日(日))
- 特別展「円山応挙 <写生画>創造への挑戦」展(江戸東京博物館:2004年2月3日-3月21日)
- クサマトリックス 草間彌生展(森美術館:2004年2月7日(土)-5月9日(日))
- 草間彌生―永遠の現在(東京国立近代美術館:2004年10月26日(火)-12月19日(日))
- この年、草間彌生の大規模な展覧会が二ヶ所で行われる。前者は現在の草間の活動を、後者は回顧的にその活動をまとめた。
- ヴァチカン美術館所蔵 古代ロ-マ彫刻展:生きた証─古代ローマ人と肖像(国立西洋美術館:2004年3月2日-5月30日)
- 弘法大師入唐1200年記念 空海と高野山(東京国立博物館:2004年4月6日(火)~5月16日(日) )
- MoMA ニューヨーク近代美術館展 モダンってなに?:アートの継続性と変化、1880年から現在まで(森美術館:2004年04月28日(水)-08月01日(日))
- 再考:近代日本の絵画 美意識の形成と展開(第一部東京藝術大学大学美術館・第二部東京都現代美術館:2004年4月10日(土)-6月20日(日))
- YES オノ・ヨーコ(東京都現代美術館:2004年4月17日-6月27日)
- 2001年にアメリカ美術批評家国際協会によるニューヨークでの「最優秀美術館展賞」を受賞した展示の巡回展。
- 2005年日本国際博覧会開催記念展 世紀の祭典 万国博覧会の美術~パリ・ウィーン・シカゴ万博に見る東西の名品~(東京国立博物館:2004年7月6日(火)-8月29日(日))
- 琳派 RIMPA――こんどの「琳派」はちがう(東京国立近代美術館:2004年8月21日(土)-10月3日(日))
- 中国国宝展(東京国立博物館:2004年9月28日(火)-11月28日(日))
- 金沢21世紀美術館開館記念展「21世紀の出会い−共鳴、ここ・から」(金沢21世紀美術館:2004年10月9日(土)-2005年3月21日(月))
- 伝説の浮世絵開祖 岩佐又兵衛 人は彼を「うきよ又兵衛」と呼んだ-。(千葉市美術館:2004年10月9日(土)―11月23日(火・祝))
- フルクサス展-芸術から日常へ(うらわ美術館:2004年11月20日(土)-2005年2月20日(日))
- 大(oh!)水木しげる展 (江戸東京博物館:2004年11月6日-2005年1月10日)
2005年
[編集]- マルセル・デュシャンと20世紀美術展―芸術が裸になった、その後で(横浜美術館:2005年 1月5日(水)-3月21日(月・祝))
- 金堂平成大修理記念 唐招提寺展 国宝 鑑真和上像と盧舎那仏(東京国立博物館:2005年1月12日(水)-3月6日(日) )
- グローバルメディア2005/おたく:人格=空間=都市(東京都写真美術館:前期「グローバルメディア2005-新しいヒトへ」2005年2月5日-2月20日;後期「おたく:人格=空間=都市」2005年2月22日-3月13日)
- グローバルメディア2005/おたく:人格=空間=都市(東京都写真美術館:前期「グローバルメディア2005-新しいヒトへ」2005年2月5日-2月20日;後期「おたく:人格=空間=都市」2005年2月22日-3月13日)
- 踊るサテュロス(東京国立博物館表慶館:2005年2月19日(土)-2005年3月13日(日);愛知万博(愛・地球博)イタリア共和国パビリオン:2005年3月25日-9月25日)
- ジョルジュ・ド・ラ・トゥール: 光と闇の世界展 (国立西洋美術館:2005年3月8日(火)-5月29日(日))
- アルテ・ポーヴェラ / 貧しい芸術(豊田市美術館:2005年3月19日-6月12日)
- 愛知万博記念特別企画展「桃山陶の華麗な世界」(愛知県陶磁資料館:2005年3月21日(月)-9月25日(日))
- 世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝展―よみがえる美の聖域―(東京国立博物館:2005年4月5日(火)-6月12日(日))
- 曾我蕭白-無頼という愉悦-(京都国立博物館:2005年4月12日(火)-5月15日(日))
- ドレスデン国立美術館展: 世界の鏡(国立西洋美術館:2005年6月28日- 2005年9月19日)
- 遣唐使と唐の美術(東京国立博物館:2005年7月20日(水)-9月11日(日))
- ルーヴル美術館所蔵 古代エジプト展(東京都美術館:2005年8月2日-10月2日)
- ルーヴル美術館に所蔵されている古代エジプトにかかわる50000点以上のコレクションから、約200点を展示。このコレクションの本格的な紹介という意味では、本邦初であり、エジプト文化を知る上では、見落とすことのできない貴重な企画である。主催は、東京都美術館のほか、NHK、東京新聞など。
- アジアのキュビスム―境界なき対話(東京国立近代美術館:2005年8月9日(火)-10月2日(日))
- 北斎展 (東京国立博物館2005年10月25日(火)-12月4日(日))
- 華麗なる伊万里、雅の京焼(東京国立博物館表慶館:2005年10月4日(火)-12月4日(日))
- 三井記念美術館 開館記念特別展 I 「美の伝統 三井家伝世の名宝」(2005年10月8日(土)-12月25日(日))
- 九州国立博物館 開館記念特別展「美の国日本」(九州国立博物館:2005年10月16日(日)-11月27日(日))
2006年
[編集]- 「名取洋之助と日本工房」展(福島県立美術館:2006年2月11日-3月26日、川崎市市民ミュージアム:7月3日-9月3日、足利市立美術館:9月30日-11月19日、長崎県美術館:11月28日-12月28日)
- ドイツ表現主義の彫刻家 エルンスト・バルラハ(京都国立近代美術館:2006年2月21日(火)-4月2日(日);東京藝術大学大学美術館:2006年4月12日(水)-5月28日(日);山梨県立美術館:2006年6月3日(土)-7月17日(月・祝))
- ロダンとカリエール(国立西洋美術館:2006年3月7日-6月4日)
- ロダンとカリエールのふたりに焦点を絞った展覧会は世界的に例がなく、東京で企画立案されオルセー美術館にも巡回した。
- プラド美術館展(東京都美術館:2006年3月25日-7月2日、大阪市立美術館:2006年7月15日-10月15日)
- 生誕120年藤田嗣治展 : パリを魅了した異邦人(東京国立近代美術館:2006年3月28日-5月21日)
- 天台宗開宗1200年記念 特別展最澄と天台の国宝(東京国立博物館:2006年3月28日(火)-5月7日(日))
- 武満徹|Visions in Time (東京オペラシティアートギャラリー:2006年4月9日(日)-6月18日(日))
- 大絵巻展 -国宝「源氏物語絵巻」、「鳥獣戯画」など一堂公開-(京都国立博物館:2006年4月22日(土)-6月4日(日))
- 開館25周年記念特別展 骨董誕生(渋谷区立松濤美術館:2006年5月30日(火)-7月9日(日))
- ルーヴル美術館展-古代ギリシア芸術・神々の遺産-(東京藝術大学大学美術館:2006年6月17日-8月20日)
- プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展 (東京国立博物館:2006年7月4日(火)-8月27日(日))
- ポーランド国立ウッチ美術館所蔵 「ポーランド写真の100年」展(渋谷区立松濤美術館:2006年7月25日-8月27日、新潟市美術館:2006年9月1日-10月22日)
- ペルシャ文明展(東京都美術館:2006年8月1日-10月1日、以降巡回予定)
- NHK日曜美術館30年展(東京藝術大学大学美術館:2006年9月9日-10月15日)
- ベルギー王立美術館展(国立西洋美術館:2006年9月12日-12月10日)
- 生誕100年記念 ダリ回顧展(上野の森美術館:2006年9月23日(土)-2007年1月4日(木))
- 仏像 一木(いちぼく)にこめられた祈り(東京国立博物館:2006年10月3日-12月3日)
- 大竹伸朗 全景 1955-2006(東京都現代美術館:2006年10月14日(土)-12月24日(日))
- 大エルミタージュ美術館展(東京都美術館:2006年10月19日-12月24日)
- 正倉院展(奈良国立博物館:2006年10月29日-11月14日)
- 「コラージュとフォトモンタージュ」展(東京都写真美術館:2006年11月3日-12月17日)
- 特別展 浦上玉堂(千葉市美術館:2006年11月3日(金・祝)-12月3日(日))
2007年
[編集]- 悠久の美―中国国家博物館名品展(東京国立博物館:2007年1月2日(火)-2月25日(日))
- 国立新美術館開館記念展 20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語―(国立新美術館:2007年1月21日(日)-3月19日(月))
- 黒川紀章展-機械の時代から生命の時代へ-(国立新美術館:2007年1月21日(日)-3月19日(月))
- オルセー美術館展 19世紀 芸術家たちの楽園(東京都美術館:1月27日-4月8日)
- 異邦人(エトランジェ)たちのパリ 1900-2005、ポンピドー・センター所蔵作品展(国立新美術館:2007年2月7日(水)~5月7日(月))
- レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の実像(東京国立博物館:3月20日-6月17日)
- 生誕100年 靉光展(東京国立近代美術館:2007年3月30日(金)-5月27日(日))
- サントリー美術館開館記念展Ⅰ 日本を祝う(サントリー美術館:2007年3月30日(金)-6月31日(日))
- モネ・大回顧展(国立新美術館:2007年4月7日-7月2日)
- 未来への贈りもの - 中国泰山石経と浄土教美術 - (九州国立博物館:2007年4月10日(火)-6月10日(日))
- 金峯山埋経1000年記念 藤原道長 極めた栄華・願った浄土(京都国立博物館:2007年4月24日(火)~5月27日(日))
- 鳥居清長 -江戸のヴィーナス誕生―(千葉市美術館:4月28日(土)~6月10日(日) )
- 関西写真家たちの軌跡100年 写真展(兵庫県立美術館 ギャラリー:前期展 2007年5月3日(木)-5月10日(木)、後期展 2007年5月12日(土)-5月19日(土))
- ル・コルビュジエ展 建築とアート、その創造の軌跡(森美術館:2007年5月26日(土)~9月24日(月・祝))
- パルマ―イタリア美術、もう一つの都展(国立西洋美術館:2007年5月29日-8月26日)
大辻清司展(渋谷区立松濤美術館:2007年6月5日(火)-7月16日(月))
- 大辻清司展(渋谷区立松濤美術館:2007年6月5日(火)-7月16日(月))
- アンリ・カルティエ=ブレッソン展 知られざる全貌(東京国立近代美術館:2007年6月19日(火)-8月12日(日))
- 金刀比羅宮 書院の美 ―応挙・若冲・岸岱―(東京藝術大学大学美術館:2007年7月7日(土)-9月9日(日))
- フィラデルフィア美術館展:印象派と20世紀の美術(京都市美術館:7月14日(土)-9月24日(月・休)、東京都美術館:2007年10月10日(水)-12月24日(月・休))
- 失われた文明「インカ・マヤ・アステカ」展(国立科学博物館:2007年7月14日(土)-9月24日(月・休);神戸市立博物館:2007年10月3日(水)-12月24日(月);岡山市デジタルミュージアム: 2008年1月11日(金)-3月16日(日); 福岡市博物館:2008年3月25日(火)-6月8日(日))
- 日展100年(国立新美術館:2007年7月25日(水)-9月3日(月))
- 足利義満600年御忌記念「京都五山 禅の文化」展(東京国立博物館:2007年7月31日(火)-9月9日(日))
- トルコ・イスタンブール歴史紀行 トプカプ宮殿の至宝展-オスマン帝国と時代を彩った女性たち-(東京都美術館:2007年8月1日(水)-9月24日(月))
- 特別展 「美麗 院政期の絵画」(奈良国立博物館:2007年年9月1日-9月30日)
- 平山郁夫 祈りの旅路(東京国立近代美術館:2007年9月4日(火)-10月21日(日))
- アムステルダム国立美術館所蔵、フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展(国立新美術館:2007年9月26日(水)~ 12月17日(月))
- ムンク展(国立西洋美術館:2007年10月6日(土)-2008年1月6日(日))
- 生誕290年 庶民の信仰 微笑仏 木喰展(明石市立文化博物館:2007年10月6日(土)-11月4日(日);福岡市博物館:2008年1月5日(土)-3月2日(日);京阪アートギャラリー:2008年3月6日(木)-3月25日(火);山梨県立博物館:2008年4月4日(金)-5月5日(祝);豊橋市美術博物館:2008年5月16日(金)-6月22日(日);そごう美術館:2008年6月27日(金)-7月24日(木))
- 大徳川展(東京国立博物館:2007年10月10日(水)-12月2日(日))
- 大名茶人 遠州400年 小堀遠州 美の出会い展(銀座松屋:2007年12月30日-2008年1月14日)
2008年
[編集]- 陽明文庫創立70周年記念特別展「宮廷のみやび―近衞家1000年の名宝」(東京国立博物館:2008年1月2日(水)-2月24日(日))
- 没後50年 横山大観-新たなる伝説へ(国立新美術館:2008年1月23日(水)-3月3日(月))
- エミリー・ウングワレー展-アボリジニが生んだ天才画家-(国立国際美術館:2008年2月26日(火)-4月13日(日);国立新美術館:2008年5月28日(水)〜7月28日(月))
- ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜(国立西洋美術館:2008年3月4日(火)-5月18日(日))
- シュルレアリスムと写真 痙攣する美(東京都写真美術館:3月15日(土) →5月6日(火・祝))
- 与謝蕪村-翔けめぐる創意-(MIHO MUSEUM:2008年3月15日(土)-6月8日(日))
- 平城遷都1300年記念「国宝 薬師寺展」(東京国立博物館:2008年3月25日(火)-6月8日(日))
- モディリアーニ展(国立新美術館:2008年3月26日(水)-6月9日(月))
- 生誕100年 東山魁夷(東京国立近代美術館:2008年3月29日(土)-5月18日(日))
- 没後120年記念 絵画の冒険者 暁斎 Kyosai-近代へ架ける橋(京都国立近代美術館:2008年4月8日(火)~5月11日(日))
- 十和田市現代美術館開館記念展 「オノ・ヨーコ 入口」(十和田市現代美術館:2008年4月26日-7月6日)
- 森山大道展(I.レトロスペクティヴ 1965-2005、II.ハワイ(東京都写真美術館:5月13日(火)→6月29日(日))
- KAZARI―日本美の情熱―(サントリー美術館:2008年5月24日(土)―7月13日(日))
- コロー 光と追憶の変奏曲(国立西洋美術館:2008年6月14日(土)~8月31日(日))
- ヴィジョンズ オブ アメリカ(東京都写真美術館)
- 第1部 星条旗 1839-1917(7月5日(土)→8月24日(日))
- 第2部 わが祖国 1918-1961(8月30日(土)→10月19日(日))
- 第3部 アメリカン・メガミックス 1957-1989(10月25日(土)→12月7日(日))
- 創刊記念『國華』120周年・朝日新聞130周年 特別展「対決-巨匠たちの日本美術」:(東京国立博物館:2008年7月8日(火)-8月17日(日))
- 日仏交流150周年記念 オルセー美術館コレクション特別展 フランスが夢見た日本―陶器に写した北斎、広重(東京国立博物館表慶館(2008年7月1日(火)-8月3日(日))
- 北京故宮書の名宝展 (江戸東京博物館:2008年7月15日-9月15日)
- フェルメール展・光の天才画家とデルフトの巨匠たち(東京都美術館:2008年8月2日(土)-12月14日(日))
- 英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠 ジョン・エヴァレット・ミレイ展(Bunkamuraザ・ミュージアム:2008年8月30日-2008年10月26日)
- 西洋絵画の父 ジョットとその遺産展~ジョットからルネサンス初めまでのフィレンツェ絵画~(損保ジャパン東郷青児美術館:2008年 9月13日(土)-11月9日(日))
- 特別展「スリランカ―輝く島の美に出会う」(東京国立博物館表慶館:2008年9月17日(水)-11月30日(日))
- ヴィルヘルム・ハンマースホイ展(Vilhelm Hammershøi, 1864-1916)(国立西洋美術館・2008年9月30日(火)-12月7日(日))
- 巨匠ピカソ展(国立新美術館・サントリー美術館:2008年10月4日(土)~12月14日(日))
- 大琳派展 継承と変奏(東京国立博物館平成館:2008年10月7日(火)~11月16日(日))
- アンドリュー・ワイエス展(Bunkamuraザ・ミュージアム:2008年11月8日 (土)~ 2008年12月23日(火・祝))
- セザンヌ主義展(横浜美術館:2008年11月15日(土)~2009年1月25日(日))
- レオナール・フジタ展(上野の森美術館:2008年11月15日(土)~2009年1月18日(日))
- 甦る中山岩太:モダニズムの光と影(東京都写真美術館:2008年12月13日(土)-2009年2月8日(日))
2009年
[編集]- 御即位20年記念 京都御所ゆかりの至宝-甦る宮廷文化の美(京都国立博物館:2009年1月10日(土)-2月22日(日))
- 慶應義塾創立150年記念「未来をひらく福澤諭吉展」(東京国立博物館表慶館・本館特別2室:2009年1月10日(土)~3月8日(日))
- 開山無相大師650年遠諱 妙心寺(東京国立博物館:2009年1月20日(火)-3月1日(日);京都国立博物館2009年3月24日(火)-5月10日(日);名古屋市博物館:2009年10月10日(土)-11月23日(月);九州国立博物館:2010年1月1日(金)-2月28日(日))
- 生活と芸術 - アーツ&クラフト展(東京都美術館:2009 1月24日(土)-4月5日(日))
- ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館(V&A)との共同企画で、日本からは柳宗悦ら民芸運動の作家の作品が並ぶ。
- ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画(国立西洋美術館:2009年2月28日(土)-2009年6月14日(日))
- ルーヴル美術館展 美の宮殿の子供たち(国立新美術館:2009年3月25日(水)-2009年6月1日(月);国立国際美術館:2009年6月23日(火)-2009年9月23日(水))
- 日仏交流150周年記念特別展「Story of …」カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶(東京国立博物館表慶館:2009年3月28日(土)-5月31日(日))
- 生誕80周年記念特別展「手塚治虫展~未来へのメッセージ~」(江戸東京博物館:2009年4月18日-6月21日)
- 特別展知られざるタオの世界「道教の美術 TAOISM ART」-道教の神々と星の信仰-(三井記念美術館:2009年7月11日(土)-9月6日(日))
- 大阪市立美術館(2009年9月15日(火)-10月25日(日))、長崎歴史文化博物館(2010年1月23日(土)-3月22日(月・祝))と巡回するが、出品総数が400点近くあり、各会場ごとのテーマ設定が異なるため展示品の異同が多い。
- 興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展(東京国立博物館:2009年3月31日(火)-6月7日(日) ;九州国立博物館:2009年7月14日(火)-9月27日(日))
- 皇女たちの信仰と御所文化 尼門跡寺院の世界(東京藝術大学大学美術館:2009年4月14日(火)-6月14日(日))
- 躍動する魂のきらめき-日本の表現主義 (栃木県立美術館:2009年4月26日(土)~6月15日(月);兵庫県立美術館:2009年6月23日(火)~8月16日(日);名古屋市美術館:2009年8月22日(土)~10月12日(月);岩手県立美術館:2009年10月20日(火)~11月29日(日);松戸市立博物館:2009年12月8日(火)~2010年1月24日(日))
- 海のエジプト展 海底からよみがえる古代都市アレクサンドリアの至宝(パシフィコ横浜2009年6月27日(土)-9月23日(水・祝))
- ゴーギャン展(東京国立近代美術館:2009年7月3日(金)-9月23日(水))
- 第62回式年遷宮記念 特別展「伊勢神宮と神々の美術」(東京国立博物館:2009年7月14日(火)-9月6日(日))
- シルクロード 文字を辿って-ロシア探検隊収集の文物-(京都国立博物館:2009年7月14日(火)―9月6日(日))
- 聖地寧波 日本仏教1300年の源流~すべてはここからやって来た~(奈良国立博物館:2009年07月18日-08月30日)
- トリノ・エジプト展 イタリアが愛した美の遺産(東京都美術館:2009年8月1日-10月4日;宮城県美術館:2009年10月17日-12月20日;福岡市美術館:2010年1月5日-3月7日;神戸市立博物館:2010年3月20日-5月30日;静岡県立美術館:2010年6月12日~8月22日)
- 追悼 赤塚不二夫展 ~ギャグで駆け抜けた72年~(銀座松屋:2009年8月26日(水)-9月7日(月))
- 聖地チベット-ポタラ宮と天空の至宝-(上野の森美術館:2009年9月19日(土)-2010年1月11日(月・祝))
- 新・山種美術館開館記念特別展「速水御舟ー日本画への挑戦ー」(山種美術館:2009年10月1日(木)~11月29日(日))
- 御即位20年記念特別展 皇室の名宝―日本美の華(東京国立博物館:1期2009年10月6日(火)-11月3日(火)/2期2009年11月12日(木)-11月29日(日))
- 新・根津美術館展 国宝那智瀧図と自然の造形(根津美術館:2009年10月7日(水)-11月8日(日))
- 日蓮と法華の名宝-華ひらく京都町衆文化-(京都国立博物館:2009年10月10日(土)-11月23日(月・祝))
- 冷泉家 王朝の和歌守(うたもり)展(東京都美術館:2009年10月24日(土)-12月20日(日))
- 文化庁海外展 大英博物館帰国記念 「国宝 土偶展」(東京国立博物館:2009年12月15日(火)-2010年2月21日(日) )
- 川喜田半泥子のすべて(銀座松屋:2009年12月30日(水)-2010年1月18日(月))
2010年
[編集]- ボルゲーゼ美術館展(東京都美術館:2010年1月16日(土)~4月4日(日))
- 没後400年 特別展 長谷川等伯(東京国立博物館:2010年2月23日(火)~3月22日(月・休);京都国立博物館:2010年4月10日(土)~5月9日(日))
- 国立西洋美術館開館50周年記念事業 フランク・ブラングィン展 (国立西洋美術館:2010年2月23日(火)-5月30日(日))
- 平城京遷都1300年記念 大遣唐使展(奈良国立博物館:2010年4月3日(土)~6月20日(日))
- 「マネとモダン・パリ」展(三菱一号館美術館:2010年4月6日(火)~7月25日(日))
- 印象派はお好きですか?(ブリヂストン美術館:2010年 4月20日(土)~2010年 7月25日(日))
- オルセー美術館展2010―ポスト印象派展(国立新美術館:2010年5月26日(水)~2009年8月16日(月))
- ※同時期に東京都心部で、三つ印象派展覧会が開催された。
- 特別展「細川家の至宝-珠玉の永青文庫コレクション-」 (東京国立博物館:2010年4月20日(火)~6月6日(日) )
- ルーシー・リー展(国立新美術館:2010年4月28日(水)-6月21日(月);益子陶芸美術館:2010年8月7日(土)-9月26日(日);MOA美術館:2010年10月9日(土)-12月1日(水);大阪市立東洋陶磁美術館:2010年12月11日(土)-2011年2月13日(日); パラミタミュージアム:2011年2月26日(土)-4月17日(日) 山口県立萩美術館・浦上記念館:2011年4月29日(金・祝)-6月26日(日))
- ハンス・コパー展(パナソニック電工汐留ミュージアム:2010年6月26日-9月5日;岐阜県現代陶芸美術館2010年9月18日-11月23日;岩手県立美術館2010年12月4日-2011年2月13日;静岡市美術館:2011年4月9日-6月26日)
- この年、ともにナチスに追われてイギリスに亡命した現代陶芸作家ルーシー・リーとハンス・コパーの展覧会が日本各地で巡回される。
- ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち(森アーツセンターギャラリー:2010年4月17日(土)-6月20日(日);京都市美術館:2010年7月6日(火)-8月29日(日))
- ナポリ・宮廷と美―カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで(国立西洋美術館:2010年6月26日(土)~9月26日(日))
- ポンピドー・センター所蔵作品展 シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い 交錯する夢と前衛(東京藝術大学大学美術館:2010年7月3日(土)~10月11日(月・祝))
- 特別展「誕生!中国文明」(東京国立博物館:2010年7月6日(火)-9月5日(日);九州国立博物館:2010年10月5日(火)~11月28日(日);奈良国立博物館:2011年4月5日(火)~5月29日(日))
- 特別展 仏像修理100年(奈良国立博物館:2010年7月21日(水)~9月26日(日))
- なら仏像館開幕記念 特別展 至宝の仏像 東大寺法華堂金剛力士像特別公開(奈良国立博物館:2010年7月21日(水)~9月26日(日))
- ザ・コレクション・ヴィンタートゥール スイス発―知られざるヨーロピアン・モダンの殿堂(世田谷美術館:2010年8月7日-10月11日)
- 田中一村 新たなる全貌(千葉市美術館:2010年8月21日(土)-9月26日(日);鹿児島市立美術館:2010年10月5日(火) -11月7日(日);鹿児島県奄美パーク 田中一村記念美術館:2010年11月14日(日)-12月14日(火))
- ドガ展(横浜美術館:2010年9月18日(土)-12月31日(金))
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関連項目
[編集]- 美術
- 公募展
- 美術書
- 日本写真史展
- Portal:美術 - Portal:美術/最近の出来事・話題・過去ログ
- Portal:写真 - Portal:写真/最近の話題 - Portal:写真/最近の話題・過去ログ
[[Category:日本の美術展覧会]]
[[Category:日本関連一覧]]
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