アーウィン・ブルーメンフェルド
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アーウィン・ブルーメンフェルド | |
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生誕 | 1897年1月26日 |
国籍 | ドイツ帝国→ アメリカ合衆国 |
公式サイト |
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アーウィン・ブルーメンフェルド(Erwin Blumenfeld (Jan Bloomfield),1897年1月26日-1969年7月4日)は、ドイツ生まれの写真家(のちアメリカに渡る)。シュルレアリスム系統の写真、ファッション写真に長ける。オランダにて、ダダの運動にも参加している。
1930年代から戦後にかけて、ファッション写真にシュルレアリスムの感覚を持ち込んだ。特に、ハーパース・バザー誌(アレクセイ・ブロドヴィッチのアートディレクションの下)を中心に活躍する。
フォトモンタージュ(多重露光)、ソラリゼーション、彩色といった、シュルレアリスム的な技巧を、大胆にファッション写真に取り入れ、前衛的・実験的な作品を提供しつづけた。一方で、技巧的でなく、ストレートに動きをとりいれただけのような、華麗な作品もある。
参考文献
[編集]- 『<パリ写真>の世紀』(今橋映子、白水社、2003年)特に459ページから464ページまで
- 掲載作品:図11「何が新しく見えるでしょう…(ジョン・フレデリィックスのメーキャップと帽子)」(1947年。白黒図版)
- 『カラー版世界写真史』(監修=飯沢耕太郎、美術出版社、2004年)特に90ページから91ページまで(井口壽乃執筆部分)
- 掲載作品:図版番号4-30「赤十字運動」(Red Cross Drive)(1945年。カラー図版。Vogue掲載作品)
外部サイト
[編集]- 作品図版(リュシアン・ルロンのドレスを着たエッフェル塔の上のリザ・フォンサグリーヴ(1939年))
- 上記参考文献の『<パリ写真>の世紀』の表紙にも使われている作品である。
- Ananas a Miamiより(27点の図版が紹介されている)