利用者:加藤勝憲/江戸時代の出版業者
江戸時代の出版業者(えどじだいのしゅっぱんぎょうしゃ)は室町・戦国時代以前には存在せず明治時代以降には忽然と姿を消した出版業者を指す。
概要
[編集]慶長年間以来、特に江戸時代に入って隆盛をみた出版業者は、明治時代に入るとほぼ事業を停止してしまった。書誌学、図書学、文献学、出版事業史において、各分野の取り扱う側面から論じられてきたが、電子書籍出版の黎明期である現代において、150年前の大転換の時代を再考しようとする研究が出てきた[1]。
井上和雄 編『慶長以来書賈集覧 書籍商名鑑 増訂版』(坂本宗子 増訂)高尾書店、1970年 。
井上和雄『慶長以来書賈集覧』(井上和雄三十三回忌特別出版)原論社、1978年 。
小林善八『日本出版文化史』(弥吉光長 解説)青裳堂書店〈日本書誌学大系1〉、1978年 。
背景
[編集]出版の歴史
[編集]古活字版
[編集]川瀬一馬『古活字版之研究 [本編]』安田文庫、1937年 。
川瀬一馬『古活字版之研究 附図』安田文庫、1937年 。
川瀬一馬『増補 古活字版之研究 上巻』日本古書籍商協会、1967年 。
川瀬一馬『増補 古活字版之研究 中巻 補訂篇』日本古書籍商協会、1967年 。
川瀬一馬『増補 古活字版之研究 下巻 図録篇』日本古書籍商協会、1967年 。
川瀬一馬『活版経籍考解説並補訂』日本書誌学会〈狩谷棭斎自筆本覆製附載〉、1933年 。
吉田篁墩『活版経籍考』日本書誌学会〈狩谷棭斎自筆本覆製附載〉、1933年 。
写本の時代
[編集]川瀬一馬『古写古版物語文学書解説 : 付随筆・日記・紀行』雄松堂書店、1974年 。
中世期印刷文化
[編集]川瀬一馬『古活字版之研究 [本編]』安田文庫、1937年 。の「中世期印刷文化」の項
木版印刷
[編集]川瀬一馬『五山版の研究 上巻』日本書籍商業協同組合、1970年 。
川瀬一馬『五山版の研究 下巻』日本書籍商業協同組合、1970年 。
慶長以来 江戸期の出版事情
[編集]国文学研究資料館教授 入口敦志『版本について① 版本の製作と出版 ─近世初期を中心に─』国文学研究資料館研究部〈平成26年度古典籍講習会 講義資料〉、2015年1月28日 。
国文学研究資料館教授 大髙洋司『版本について② 出版法の確立と近世中・後期の出版』国文学研究資料館研究部〈平成26年度古典籍講習会 講義資料〉、2015年1月28日 。
金属活字印刷技術の移入
[編集]本木昌造に始まる活版印刷技術の西洋からの移入は、版木による印刷を駆逐してしまった。
激変した印刷出版技術と流通構造
[編集]『和本と電子書籍 第11回 近世から近代へ 明治20年問題態』 。
本屋仲間制度の崩壊
新刊販売網も変化
出版業者
[編集]発生
[編集]井上和雄 編『慶長以来書賈集覧 書籍商名鑑 増訂版』(坂本宗子 増訂)高尾書店、1970年 。
発展
[編集]『江戸時代仮名絵入文学書概論 増補版 : 「江戸文学総瞰」解説並に収録書目』大東急記念文庫、1977年 。
消滅
[編集]出典・参考文献
[編集]出典
[編集]- ^ 橋口侯之介『和本と電子書籍 第1回 日本の書物史とE-Book』成蹊大学 日本探求特別講義B〈2013年後期 和本と電子書籍〉 。
参考文献
[編集]- 国文学研究資料館教授 入口敦志『版本について① 版本の製作と出版 ─近世初期を中心に─』国文学研究資料館研究部〈平成26年度古典籍講習会 講義資料〉、2015年1月28日 。
- 国文学研究資料館教授 大髙洋司『版本について② 出版法の確立と近世中・後期の出版』国文学研究資料館研究部〈平成26年度古典籍講習会 講義資料〉、2015年1月28日 。
橋口侯之介『江戸の本づくり 第1回~第13回』2012年度後期 成蹊大学 日本探求講義B レジュメ。
- 『江戸の本づくり 第1回 書物を幅広く考察すること』 。
- 『江戸の本づくり 第2回 江戸の本屋のありかた』 。
- 『江戸の本づくり 第3回 作者の強い出版熱 私家版の実態』 。
- 『江戸の本づくり 第4回 本ができるまで 職人の仕事』 。
- 『江戸の本づくり 第5回 本屋仲間というもの』 。
- 『江戸の本づくり 第6回 江戸の特殊な出版事情』 。(第7回となっているが間違い)
- 『江戸の本づくり 第7回 現代の和本事情 和本の市場』 。
- 『江戸の本づくり 第8回 江戸の特殊な出版事情』 。
- 『江戸の本づくり 第9回 メディアとしての写本』 。
- 『江戸の本づくり 第10回 注釈と書き入れの世界 本が成長する』 。
- 『江戸の本づくり 第11回 庶民教育(寺子屋)の効果』 。
- 『江戸の本づくり 第12回 <本>と<草>の構造 本物の世界』 。
- 『江戸の本づくり 第13回 江戸時代の出版統計 その取り方』 。
橋口侯之介『和本と電子書籍 第1回~第14回』2013年後期 成蹊大学 日本探求特別講義B レジュメ。
- 『和本と電子書籍 第1回 日本の書物史とE-Book』 。
- 『和本と電子書籍 第2回 電子書籍E-Bookの規格Epubとサイバー図書館』 。
- 『和本と電子書籍 第3回 和本の楽しみ方1 平安時代の物語』 。
- 『和本と電子書籍 第4回 和本の楽しみ方2 絵巻物』 。
- 『和本と電子書籍 第5回 和本の楽しみ方3 書物と演劇』 。
- 『和本と電子書籍 第6回 和本の楽しみ方4 江戸の草紙』 。
- 『和本と電子書籍 第7回 日本の古典籍事情 DVD鑑賞』。
- 『和本と電子書籍 第8回 本を伝える古書の世界』 。
- 『和本と電子書籍 第9回 江戸の特殊な書物事情1 本と草の〈本〉』 。
- 『和本と電子書籍 第10回 江戸の特殊な書物事情2 板木と出版権』 。
- 『和本と電子書籍 第11回 近世から近代へ 明治20年問題態』 。
- 『和本と電子書籍 第12回 近代と変体仮名について』 。
- 『和本と電子書籍 第14回 江戸の出版 本屋の日記から』 。
関連文献
[編集]出版業者、書肆
[編集]- 井上和雄 編『慶長以来書賈集覧 書籍商名鑑 増訂版』(坂本宗子 増訂)高尾書店、1970年 。
- 井上和雄『増補 書物三見』青裳堂書店〈日本書誌学大系4〉、1978年 。
- 井上隆明『近世書林板元総覧』青裳堂書店〈日本書誌学大系14〉、1981年 。
- 矢島玄亮 編『徳川時代出版者出版物集覧 : 準備版 (参考資料 ; 第75号)』東北大学附属図書館、1968年7月 。
- 奥野彦六『江戸時代の古版本』東洋堂、1944年 。102 - 104ページには出版業者101人があげられている。
- 矢島玄亮 編『徳川時代出版者出版物集覧 : 準備版 (参考資料 ; 第75号)』東北大学附属図書館、1968年7月 。
出版史
[編集]- 朝倉亀三『日本古刻書史』文化図書、1984年8月 。
- 幸田成友『幸田成友著作集 第6巻 (書誌篇)』中央公論社、1972年 。
- 小林善八『日本出版文化史』(弥吉光長 解説)青裳堂書店〈日本書誌学大系1〉、1978年 。
- 東京書籍商組合 編『東京書籍商伝記集覧』青裳堂書店〈日本書誌学大系2〉、1978年 。
- 市島春城『市島春城古書談叢』青裳堂書店〈日本書誌学大系3〉、1978年 。
- 井上和雄『増補 書物三見』青裳堂書店〈日本書誌学大系4〉、1978年 。
- 八木佐吉 編『内田魯庵書物関係著作集 第1巻』(八木佐吉、朝倉治彦、吉田悦志 解説)青裳堂書店〈日本書誌学大系5〉、1979年 。
- 八木佐吉 編『内田魯庵書物関係著作集 第2巻』(八木佐吉、朝倉治彦、吉田悦志 解説)青裳堂書店〈日本書誌学大系5〉、1979年 。
- 八木佐吉 編『内田魯庵書物関係著作集 第3巻』(八木佐吉、朝倉治彦、吉田悦志 解説)青裳堂書店〈日本書誌学大系5〉、1979年 。
- 稀書複製会 編『近世文芸名著標本集』青裳堂書店〈日本書誌学大系6〉、1979年 。
- 幸田成友『書誌学の話』青裳堂書店〈日本書誌学大系7〉、1979年 。
- 栗田元次『書誌学の発達』青裳堂書店〈日本書誌学大系8〉、1979年 。
- 森潤三郎『考証学論攷:江戸の古書と蔵書家の調査』(朝倉治彦 解説)青裳堂書店〈日本書誌学大系9〉、1979年 。
- 山口武美『明治前期戯作本書目』(朝倉治彦 解説)青裳堂書店〈日本書誌学大系10〉、1980年 。
- 岩田豊樹『江戸図総目録』(朝倉治彦 解説)青裳堂書店〈日本書誌学大系11〉、1980年 。
- 福井保『内閣文庫書誌の研究:江戸幕府紅葉山文庫本の考証』(朝倉治彦 解説)青裳堂書店〈日本書誌学大系12〉、1980年 。
- 木村嘉次『字彫り版木師木村嘉平とその刻本』青裳堂書店〈日本書誌学大系13〉、1980年 。
- 井上隆明『近世書林板元総覧』青裳堂書店〈日本書誌学大系14〉、1981年 。
- 山中共古 著、広瀬千香 編『共古日録抄』青裳堂書店〈日本書誌学大系15〉、1981年。
- 長沢規矩也 編『本屋のはなし』青裳堂書店〈日本書誌学大系16〉、1981年 。
- 禿氏祐祥『東洋印刷史研究』青裳堂書店〈日本書誌学大系17〉、1981年 。
- 大塚隆『京都図総目録』青裳堂書店〈日本書誌学大系18〉、1981年 。
- 関靖、熊原政男『金沢文庫本之研究』青裳堂書店〈日本書誌学大系19〉、1981年 。
- 中根粛治『日本印書考』(稲村徹元 解説)青裳堂書店〈日本書誌学大系20〉、1982年 。
- 三村清三郎 著、肥田晧三・中野三敏 編『三村竹清集1』青裳堂書店〈日本書誌学大系23-1〉、1982年 。
- 三村清三郎 著、肥田晧三・中野三敏 編『三村竹清集2』青裳堂書店〈日本書誌学大系23-2〉、1982年 。
- 三村清三郎 著、肥田晧三・中野三敏 編『三村竹清集3』青裳堂書店〈日本書誌学大系23-3〉、1982年 。
- 三村清三郎 著、肥田晧三・中野三敏 編『三村竹清集4』青裳堂書店〈日本書誌学大系23-4〉、1983年 。
- 三村清三郎 著、肥田晧三・中野三敏 編『三村竹清集5』青裳堂書店〈日本書誌学大系23-5〉、1983年 。
- 林正章『近世名家蔵書印譜:無窮会図書館神習文庫本に拠る』青裳堂書店〈日本書誌学大系24〉、1982年 。
- 弥吉光長 校『松沢老泉資料集』青裳堂書店〈日本書誌学大系25〉、1982年 。
- 橘井清五郎『古版書誌論考』青裳堂書店〈日本書誌学大系26〉、1982年 。
- 柴田光彦 編著『大惣蔵書目録と研究:貸本屋大野屋惣兵衛旧蔵書目 本文篇』青裳堂書店〈日本書誌学大系27-1〉、1983年 。
- 柴田光彦 編著『大惣蔵書目録と研究:貸本屋大野屋惣兵衛旧蔵書目 索引篇』青裳堂書店〈日本書誌学大系27-2〉、1983年 。
- 森銑三・肥田晧三・中野三敏 編『林若樹集』青裳堂書店〈日本書誌学大系28〉、1983年 。
- 林若樹『若樹随筆』青裳堂書店〈日本書誌学大系29〉、1983年 。
- 林若樹『若樹文庫収得書目』青裳堂書店〈日本書誌学大系30〉、1983年 。
- 木村捨三『木村仙秀集1』青裳堂書店〈日本書誌学大系31-1〉、1983年 。
- 木村捨三『木村仙秀集2』青裳堂書店〈日本書誌学大系31-2〉、1983年 。
- 和田万吉『日本文献史序説』青裳堂書店〈日本書誌学大系32〉、1983年 。
- 漆山又四郎『近世の絵入本』青裳堂書店〈日本書誌学大系33〉、1983年 。
- 漆山又四郎『絵本年表 1 (自応永至寛延)』青裳堂書店〈日本書誌学大系34-1〉、1983年 。
- 漆山又四郎『絵本年表 2 (自宝暦至享和)』青裳堂書店〈日本書誌学大系34-2〉、1983年 。
- 漆山又四郎『絵本年表 3 (自文化至天保)』青裳堂書店〈日本書誌学大系34-3〉、1983年 。
- 漆山又四郎『絵本年表 4 (自弘化至明治)』青裳堂書店〈日本書誌学大系34-4〉、1983年 。
- 樋口二葉『浮世絵と板画の研究:浮世絵板画の画工彫工摺工』青裳堂書店〈日本書誌学大系35〉、1983年 。
古活字、木活字
[編集]- 川瀬一馬『嵯峨本圖考』一誠堂書店、1932年 。
- 川瀬一馬『古活字版之研究 [本編]』安田文庫、1937年 。
- 川瀬一馬『古活字版之研究 附図』安田文庫、1937年 。
- 『増補 古活字版之研究 上巻』日本古書籍商協会、1967年 。
- 『増補 古活字版之研究 中巻 補訂篇』日本古書籍商協会、1967年 。
- 『増補 古活字版之研究 下巻 図録篇』日本古書籍商協会、1967年 。
- 川瀬一馬『五山版の研究 上巻』日本書籍商業協同組合、1970年 。
- 川瀬一馬『五山版の研究 下巻』日本書籍商業協同組合、1970年 。
- 川瀬一馬 (1969-02). 大東急記念文庫. ed. “植工「常信」活字印行の禅籍--附縁山活字版補遺”. かがみ (大東急記念文庫) 13: 21 - 30、34 .
- 川瀬一馬『平安朝摺経の研究』阪本猷、1940年 。『日本書誌学之研究』講談社、1971年 。
- 川瀬一馬『随筆 柚の木』世界社、1948年 。
- 『随筆 柚の木』中央公論社中公文庫、1989年。ISBN 412201638X。
- 川瀬一馬『足利学校の研究』講談社、1948年 。
- 『足利学校の研究 増補新訂』講談社、1974年。ASIN B000J9LFA6 。
- 『足利学校の研究 新装版』吉川弘文館、2015年。ISBN 4642029249。
- 川瀬一馬『日本書誌学概説 増訂版』講談社、1972年 。
- 川瀬一馬『古辞書の研究 増訂版』雄松堂出版、1986年 。
- 川瀬一馬『高木利太遺書古活字版展観目録』高木義一、1933年 。
- 川瀬一馬『高木文庫古活字版目録』高木義一、1933年 。
- 川瀬一馬『古版本図録』一誠堂、1933年 。
- 川瀬一馬『古版本図録』酒井宇吉、1933年 。
- 川瀬一馬『平仮名古活字印本書目』日本書誌学会、1934年 。
- 川瀬一馬『古活字本展覧会目録 : 古活字版之研究出版記念』川瀬一馬、1934年 。
- 『古活字版倭玉篇解題』〈日本古典全集第5期25 附載〉1936年。
- 川瀬一馬 (1968-07). “古活字版の特質 印刷文化史上における意義”. すりもの.
整版
[編集]- 『江戸時代仮名絵入文学書概論 : 「江戸文学総瞰」解説並に収録書目』雄松堂書店、1972年 。
- 『江戸時代仮名絵入文学書概論 増補版 : 「江戸文学総瞰」解説並に収録書目』大東急記念文庫、1977年 。
- 川瀬一馬『明治以前 日本出版文化史概説 日本に於ける木版本の歴史』(ハワイ大学集中講義用)、1973年。
- 川瀬一馬『古写古版物語文学書解説 : 付随筆・日記・紀行』雄松堂書店、1974年 。
- 川瀬一馬『古辞書概説』雄松堂書店、1977年 。
- 川瀬一馬『日本文化史』講談社学術文庫、1978年 。
- 川瀬一馬『日本書誌学之研究 続』雄松堂書店、1980年 。
- 川瀬一馬『日本書誌学用語辞典』雄松堂書店、1982年 。
- 川瀬一馬『読書観籍日録』青裳堂書店〈日本書誌学大系 ; 21〉、1982年 。
- 川瀬一馬『入門講話日本出版文化史』日本エディタースクール出版部〈エディター叢書 ; 33〉、1983年 。
- 川瀬一馬『成簣堂文庫随想』お茶の水図書館、1986年 。
- 川瀬一馬『日本における書籍蒐蔵の歴史』ぺりかん社、1999年。ISBN 4831508632。
- 川瀬一馬『日本における書籍蒐蔵の歴史』吉川弘文館〈読みなおす日本史〉、2019年。ISBN 9784642071079。
- 川瀬一馬『舊刊影譜』日本書誌学会、1932年 。
- 岩倉規夫 著、川瀬一馬 編『読書清興』汲古書院、1983年。ISBN 9784762910555。
- 岩倉規夫 著、川瀬一馬 編『読書清興 続』汲古書院、1991年。ISBN 9784762911309。
- 川瀬一馬 編著『お茶の水図書館蔵新修成簣堂文庫善本書目』石川文化事業財団お茶の水図書館、1992年。
- 吉田篁墩『活版経籍考』日本書誌学会〈狩谷棭斎自筆本覆製附載〉、1933年 。
- 川瀬一馬『活版経籍考解説並補訂』日本書誌学会〈狩谷棭斎自筆本覆製附載〉、1933年、1頁 。
- 『平中物語解説』〈静嘉堂文庫稀覯書之1 覆製本附冊〉1936年。
- 宮内素玄『鑑定暗の明り』(川瀬一馬 校)安田文庫〈安田文庫叢刊 ; 第2編〉、1938年 。
- 徳富猪一郎『蘇翁夢物語 わが交遊録』(川瀬一馬 解説)中公文庫、1990年 。
- 十返舎一九 画『的中地本問屋 : 2巻』村田屋次郎兵衛、享和2(1802年) 。
- 小池正胤、宇田敏彦、中山右尚、棚橋正博 編『江戸の戯作絵本 続 巻2』社会思想社〈現代教養文庫 1108〉、1985年7月 。
- 『作者胎内十月図 付 腹之内戯作種本 的中地本問屋』河出書房新社〈江戸戯作文庫〉、1987年3月 。
- 田中敬『図書学概論』富山房、1924年 。
- 廣庭基介、長友千代治『日本書誌学を学ぶ人のために』世界思想社、1998年5月。ISBN 4-7907-0710-5。
- 藤井隆『日本古典書誌学総説』和泉書院、1991年4月。ISBN 4-87088-472-0。
- 堀川貴司『書誌学入門:古典籍を見る・知る・読む』勉誠出版、2010年3月。ISBN 978-4-585-20001-7。
- 山本信吉『古典籍が語る:書物の文化史』八木書店、2004年11月。ISBN 4-8406-0044-9。
- 山岸徳平『書誌学序説』岩波書店〈岩波全書セレクション〉、2008年2月(原著1977年12月)。ISBN 978-4-00-021893-1。
雑誌
[編集]- 川瀬一馬 (1966-05). 日本書誌学会. ed. “日本書誌学の立場”. 書誌学 (日本書誌学会) 4: 1 - 16 .
- 川瀬一馬 (1985-05). 日本書誌学会. ed. “明治維新以来の和漢書集散について (その一)明治時代前半まで”. 書誌学 (日本書誌学会) 35/36: 1 - 17 .
- 川瀬一馬 (1969-02). 大東急記念文庫. ed. “藤原貞幹の国学備忘と閲史大疑”. かがみ (大東急記念文庫) 13: 35 - 50 .
記念論集
[編集]川瀬博士古稀記念出版委員会 編『国語国文学論文集 : 川瀬博士古稀記念』雄松堂書店、1979年 。